あんぜんきがーん

　１０月　１０日

　ある地方の町で安全祈願でした。
　
　チョイと大きな工事が始まるので、神社で祈願
したんです。
　アタイは　だからなんなの　って思うんですが、
現場は信心ですからねぇ。（やらないで事故が発生
すると、なにかといわれるんでしょうね）

　てなわけで、ちいさな町の由緒ある神社でお祓い
だったんです。
　たしかに歴史はある神社のようでしたが、参拝客も
少ないし、氏子もあまりいないんでしょうねぇ。
　あちこち傷んでいましたが、修理されていません
でした。
（地元では有名な神社だそうで、初詣には善男善女が
たくさんお参りだそうです）

　鳥居をくぐって本殿の前へ、チョイと頭を下げて
通り抜け、社務所のとなりにある控えの部屋でお茶を
よばれてから本殿で祈願でした。

　祈願、まずは太鼓がドン、ドン、ドン・・・・・ドン！
　次は「むにゃむにゃ。○○株式会社の工事安全を
ムニャ。」というような神主の祝詞。それが何度か
繰り返されて、そいからみんなで礼をして、代表者が
玉串（榊）を捧げました。

　開始から終了まで３０分ぐらいでしたねぇ。
　アタイは信心は殆ど無いので、そのあいだは目玉
だけ動かしてキョロキョロ。
　天井は雨漏りなんでしょか、シミがたくさんできて
いましたね。

　だいたいからして、神社には用が無いもの。
　年に何度か観光でどかの神社（社）寄って、お賽銭を
あげるぐらいですよ。

　お祓いしてもらったお札を持ち帰り、現場事務所の
神棚に供えました。
　神棚がレンタルで借りられるとは知りませんでした
ねぇ。月決めだそうですが、需要があるんだそうで
すよ。（選挙事務所とかね）

　宗教（宗派）、日本にもたくさんありますが、
中には＜他の宗教を認めない＞っていう戒律の
厳しいイスラム教のような教えもあるんですが、
こういうふうに神社で安全祈願のときは参加でき
ないよね。（キリスト教系や仏教の中にも同じ
ような会派があるしね）

　でもまぁ日本（日本人）のように、あれもこれも
なんでもかんでもすぐに受け入れる。初詣は神社仏閣の
どちらも。結婚式は神前や教会（仏式もあるね）、
葬式は寺がおおいけれど、これまた他のでも可だもの。
　そういう人種のほうが少ないんでしょ。世界では。
アタイは　こういうことについては曖昧な日本人が
好きですねぇ。(^O^)／