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さきどりみずのじこ

2015年07月11日 | Weblog
 7月 11日

 まもなく梅雨もあけて夏休み。水の事故注意です。

 子どもが溺れた場所、多いのはどこだと思いますか?
東京消防庁管内の件数ですが、救急搬送されたのは、
なんと浴槽が一番多いんですよ。
 お風呂には親など、大人といっしょのはずなんですが、
そいでも目を離したすきに溺れるんでしょうねぇ。

 そうそう、欧米では親子で風呂に入る(湯船に入る)
ことはないようです。親は服を着たままで子どもの体を
洗うんだそうです。(ふんとに、日本でいう「風呂に
入る」じゃないんだね)
 特に、男親が自分の娘といっしょに風呂に入ることも
「ありえない」、他人に見られた場合には訴えられます
からね。外国に行ったときなどは注意ですよ。

 で、2013年の浴槽で溺れた人数
 0歳児は 12人
 1歳児は 17人
 2歳児は  8人
 3~5歳児は3人

 年間30人ぐらいが溺れているんですねぇ。お風呂で。
その他には洗面台というのもありますよ。
 つまり、親があまり危険だと思っていない場所で溺れる
んですねぇ。
 子どもは身長に比べて頭が大きい(重い)ので、転んだ
時に起き上るのに体力が必要です。

 たとえば、子どもを風呂場に入れたまま、自分は着替え
たり、頭(髪)を洗っていたり、トイレに行ったりね。
 そうなんだよね。髪を洗っているときは、目を瞑って
いることも多いものね。こういうときに子どもから目が
離れると溺れるんですね。

 そうそう、首輪型の浮輪を付けさせているから安心。
なんて思っていませんか?
 浮輪が外れたり、締めつけて窒息したりする事故も
発生していますから、油断は禁物です。

 で、この年に乳幼児がプールで溺れたのは1人だけ
です。(プールは親も注意しているからでしょ)
 でもね。子ども用のビニールプール(小さい水浴び用)で
溺れる乳幼児もいますからね。水深が10cmもあれば
子どもは溺れますよ。(大人でも20cm程度の水深で
溺れた死亡事故が発生しています)

あと、幼児以外も含みますが、河川やプール(海は含まない)
での溺れる事故が年間20件弱発生しています。

 子どもだけじゃありません。高齢者も入浴中の溺れが
多いんです。
 年間500~600人が溺れて救急搬送されているん
ですから、乳幼児どころじゃないですねぇ。
 死亡者は年間200人ぐらいになっています。
(高齢者は冬場の事故が多いそうです)

 とにかく水の事故は 油断 が大敵ですね。
 んで、年齢には関係ありませんよぉ。
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