3月 7日
三種の何々。
ボランティアでの休憩時間。
「私、北海道出身なのよ」
「どこ?」
「恵庭市」
「あそこは札幌オリンピックの会場になったわよね」
「そうそう。スキーの滑降だったねぇ」
「札幌オリンピックっていつだったの?」
「1972年。北海道は大騒ぎだったわよ。私はまだ小さかったけど」
「オリンピック招致できたら、どこでも騒ぐわよ」
「北海道に行きたいわぁ」
「アタイはいつでもいいよ。行く?」(笑)
「オリンピックとか万博とかがきっかけで家電が売れたりするわよね」
「そうね。【家電の三種の神器】とか」
「それってなぁに?」
「なんだっけ、えぇ~と白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫だと思うけど、
合ってる?」
「じゃぁ、元の三種の神器ってどんなもの?」
「 鏡と剣と玉 だよ。ホントはもっと難しい言い方するけど。これが
神話時代からの宝物」
「だから昔は白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫をそう言ったわけね」
「それからずいぶん経つと【3C】っていうのがでてきた」
「それはなんの意味?」
「えーっとね。カー・クーラー・カラーテレビだったかな?」
「平成になったころには【新三種の神器】だった」
「それは?」
「デジタルカメラ・DVDレコーダー・液晶大型テレビ 」
「よく覚えてるのねぇ。じゃぁ三高は?」
「高身長、高学歴、高収入よね」
「高身長なんてどうでもいいわよ。大事なのは高収入よ」
「そうよねぇ」(笑)
「アタイ、三高には程遠い」
「3Kは?」
「キッチンが3つ?」
「それはゼンゼン違うわよ。労働環境のことよね」
「きつい、汚い、危険だよね」
「仕事を選ぶときに3Kを避けたりする」
「日本はなんでも3つにするのが好きなのね」
時代は変わる。ですよね。
自動車は売れなくなっています。クーラーはエアコンになりました。
小型のデジカメはスマホに取って代わられました。
3は奇数で割り切れないのが日本人に合うんでしょうね。(^^)/