2月 4日
食品ぎそー。
こないだNHKの番組で、海外の食品偽造についてやっていました。
肉に水を注入して量を増やす。同じようにマグロの身が赤くなるように
薬品を注入する。オリーブオイルに菜種油などを混ぜて安売りする。国際的な
シンジケートというか、大規模な組織が関与している。そんな内容でした。
肉やオリーブ、マグロはあまり日本で問題になっていませんが、食品偽装の
手口としては同じようなことが行われているようです。
生肉や肉の加工製品に水を注射して、それこそ水増ししている。(業者の
言い分としては、単なる水ではなく、味を良くしたり品質を保持するために
加えている。とか、言うんでしょうがね)
けっこーな割合で水増しが行われているという調査結果もあります。肉だけ
ではなく魚にも注射。魚の開きなどに何本もの針で注射するので、そんな魚は
背骨がすぐ折れるそうです。(「まぁ、骨が取りやすいようにしてあるのね」
なんて感心してはいけませんね)
食品加工機械の販売会社、違法ではないんでしょうが、肉に水分を注射して
いる動画を堂々と公開していますよ。
今までにいくつもの偽装行為が表に出てきています。
・お菓子などの製造偽装(消費期限)
・ホテルやレストランでメニューとは違う食材を使っていた。
・加工肉(肉の切れ端や内臓などを固めた肉など)をステーキと表示していた
などなど。とにかく表に出ただけでもたくさんある。
そいでこないだはアサリの産地偽装。貝は稚貝を海外から買ってきて、それ
を数週間か半年ぐらい養殖して「〇〇産」と国内の産地表示をして出荷する。
もう数十年前から偽装だとわかっていて続けていたんだそうです。輸入して
いてもしかたがないけれど、その貝にはチャンとした産地表示をしなきゃね。
消費者が見分けるのは難しい食品偽装ですが、少しでも安全・安心な食べ
物を選びたいものですね。(^^)/