12月 13日
マエストロ怒る!その1
こないだ、アタイが今年参加している第九の本番でした。チケットは完売
ということで客席はそれなりの人でしたね。(本番のとき舞台の上から客席を
見たらところどころに空席が見えましたが、まぁこれなら満員といってもいい
かな?でしたね)
で、当日の朝からのことをカキコします。
まずは衣装(黒服)のズボンが履けるかどうか?顔は痩せたように見える
アタイですが、腹は出てきています。昨年はなんとかボタンをすることができ
たんだけど、さぁて今年は?? チョイとドキドキしながら履いてみたら、
なんとかチャックが閉まりました。(腹を引っ込めてギリギリね)(笑)
そういえば昨年は胸のチーフを忘れてしまい、トイレットペーパーで代用
したなぁ。なんて思い出して、今年はチャンと用意しました。
で、ホールに到着。衣装や荷物を控室に置いて、発声練習と最終チェック
のために小ホールに移動するはずでしたがぁ。事務局の方が「山手線で人身
事故が発生し、ソリストが遅れているために合唱団の最終確認も遅れます」
ということで、予定より10分遅れて小ホールへ入りました。
今年のソリストはプロなんです。(昨年までは音大生)プロだったら集合
時間の30分前ぐらいには会場に入るつもりでいなきゃ。そうすれば多少の
トラブルがあっても集合時間に間に合うんですがねぇ。
10分遅れて体操と発声練習。そのあとでオケ合わせ(この日の2日前)の
ときにマエストロから注意を受けた個所をお浚いしたんですが、全ての個所を
お浚いすることができなかったんですよ。これがマエストロを怒らせたことの
一因になってしまいました。
合唱団は大ホールに移動してゲネプロでした。オケが第三楽章を演奏しだし
たところで舞台袖で整列し、第三楽章が終わったところで舞台に上がりました
そして最後にソリスト登場。オケのメンバーはまだしも合唱団員の殆どが
拍手するんですよ。これがまだ練習なら許せるか?ですが、ゲネですからね。
タイミングをみてアタイが「合唱団はソリストに拍手しない」と一言。
(けげんな顔をしている団員がたくさんいましたよ。後からマエストロからも
「合唱団は動かない」と注意がありました)
ゲネの通し演奏が一旦終わってからマエストロが合唱団に「なんで2日前に
指示したことができないんだ。コッチもやる気が落ちるんだよ。そんなに
難しいことは言ってない。あそこの個所は繋げて歌わない。歌詞と歌詞の間を
切るそれだけだよ。それをチャンとやった人は手を挙げてみて」
手を挙げたのはアタイだけでした。(アタイがチャンと出来たわけではない
けれど、意識はしていた。それに、こういう質問をされたときには反応する
ことにしているからね)
んで、ソリストやマエストロのデハケをどうするか、歩く導線をどこに
するか、合唱指導の先生たちが舞台に出るタイミングはいつがいいか。
てなことを舞台監督とマエストロがやっているときに、合唱団員の1人が
ドタン!と倒れましたよ。
たまにあるんですよね。舞台の上は照明の灯りで熱いからね。(その人は
貧血のようでした。オケの中に看護師さんがいて、脈拍を測ったりしてから
具合が良くなったのを確認して舞台から下りていきましたね。本番には
チャンと参加できました)
というところで明日へつづく。(^^)/