たまおのページ

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ことしさいごのりんぎょ

2024年12月29日 | Weblog
 12月 29日

 今年最後の林業ボランティア。

 まずは朝、みんなが控室に集合するところから。
 「今日、たまおさんお待ちかねの駄菓子は長野県伊那地方の会社が作った
ドーナツです」と、毎回お菓子を配ってくれるリンさん。
 「この時期、伊那地方といえば干し柿じゃないんですか?」と、アタイ。
 「そんな高いものじゃない。配るのはあくまでも駄菓子だよ。でも、オレが
育ったのは市田柿の産地だから、子どものころは柿の皮むきを手伝ったりして
た」
 「市田柿、白い粉が吹くでしょ。あれはどうやるんですか?」
 「人が手を加えたわけじゃないんだよ。川のほとりというか、河岸段丘の
上だから川霧が出る。そうすると白くなるんだ」
 「そうなんですねぇ」
 「オレの田舎は川の霧がかかるところなんだけど、もう少し離れたところ
だと霧がかからないから普通の干し柿にしかならない」
 「なるほどぉ。朝晩の温度差とか霧の具合とか、自然の条件が揃うと白く
なるんですねぇ」

 てな話をしていると、1ヶ月ぶりにコンさんがやってきました。
 「あれぇ、コンさん生きてたぁ。3回休んだから、この世からいなくなったと
おもったよ」と、アタイ。
 「入院していたんだよ」

 そんなやりとりを聞いていたさゆりさんが「正直に言いなさいよ。電車で
痴漢をして留置所に入っていたんでしょ?」
 「そうだよ。そのとおり。でも冤罪だったのが分かったから釈放されたので
出てきたんだ」
 「ホントは痴漢していた?」と、アタイ。
 「それ、私が言おうと思っていたのにぃ」と、さゆりさん。(笑)

 朝のミーティングがおわり、車で現場へ。現場到着してラジオ体操のあとで
指導員が諸注意。
 「地面が乾いているので、滑りやすくなっています。転落しないように注意
してください」そして「ベテランであっても、使用する道具類は正しく使う
ようにしてください」
 そしたら「私には理解できません」とタイミングよくコンさんのスマホが
しゃべりだしました。(スマホの電源が入っていて、翻訳ソフトかなにかが
反応したようでした) もうみんなで大笑い。今年一番のけっさくでしたね。

 この日は晴れていて風がなかったので、寒くはなかったですね。昼休憩も
林の中(でも稜線近くで日が当たる場所)で休みました。
 
 作業を終えて事務所に戻り、「お疲れ様」「また来年」「よいお年を」という
ことで解散となりました。(^^)/
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