川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

国籍取得特例法制定を求める緊急集会

2008-02-06 13:34:15 | 在日コリアン
      国籍取得特例法の制定を求める緊急集会

 08年3月9日(日)2時~4時
 会場 在日韓国YMCA
  JR「水道橋駅」徒歩6分、「御茶ノ水駅」徒歩9分、地下鉄「神保町駅」徒歩7  分

  〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5
  TEL:03-3233-0611 FAX:03-3233-0633
  E-MAIL:ayc at ymcajapan.org
  http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/

  
 会費 無料
 内容 ①主催者・経過報告 李敬宰(確立協会長)
    ②リレートーク「なぜ、この法律の制定をもとめるのか」
     全国各地で法制定を求めてきた方々(10分程度ずつ数人)
     会場参加者(5分程度ずつ、なるべく多く)
    
    ③集会決議
 主催 在日コリアンの日本国籍取得権確立協議会
    電話・049-224-4646
       03ー3802ー2220
   自民党の国籍問題プロジェクトティーム(河野太郎座長)が「特別永住者等の国籍取得特例法案」を国会に提出する方針を決めました。この法案の柱は在日コリアンなどの特別永住者(40余万人・植民地支配を受けていた時代から日本に住み続けてきたコリアン等およびその子孫)に限って、届け出だけで国籍取得が出来るようにすることです。
 こんな画期的なことをするのには歴史的な反省があります。推進者の一人・太田誠一議員は次のように述べています。
 「戦後、本人の意思を聞かれずに韓国朝鮮籍になった特別永住者に『申し訳ない』ということで簡単に国籍を取得出来るようにするもの」(『朝日新聞』1月25日)

 1952年4月28日、日本の連合国からの独立に際し、日本政府はたった一片の通達で在日コリアンの日本国籍を剥奪し、外国人にしてしまいました。彼等はこの日から主権者の地位を失い、選挙権・被選挙権を行使できなくなったばかりか、社会保障の権利も奪われました。のちに国民年金制度が作られたときにも外国人であるとして排除され、在日コリアン一世の大半は今日、無年金生活を余儀なくされています。
 朝鮮半島が日本の植民地であった時代から日本に住み、日本国民として生きてきた方々の一人一人の国籍選択権を認めなかったことは国際法に悖(もと)ることでもあります。太田議員が『申し訳ない』と言っているのはこのことをさし、遅まきながら、実質的に国籍選択権を認めるということです。
 
 私たちは2001年に与党案として成案を得たにもかかわらず、店(たな)ざらしにされてきた法案がようやく国会に提出されると聞き、今回こそなんとしても成立させたいと強く願うものです。在日コリアンの国籍選択権を認めることは日本の民主主義の基盤を強化することでもあります。国籍、民族を問わず、市民の皆さんの参加を呼びかけます。