川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

日本相撲協会を解散させよ

2010-05-24 07:23:48 | 政治・社会
5月23日(日)雨

 キンモクセイの葉が落ち続けています。アスファルトの道は公道ですからなるべく掃き清めるようにしています。それ以外は家に閉じこもった一日です。

 大相撲夏場所の千秋楽です。

 魁皇が琴欧州の右上手を取り入門以来の勝ち星を1000にのばしました。千代の富士の記録にあと45勝だと言います。得意の型になればかなうものは居ないのですから、まだまだやれます。

 白鵬が全勝で優勝、連勝記録も32となりました。大横綱の風格も出てきました。双葉山の連勝記録に迫ってくれることを期待しています。

 僕は小さいときからの大相撲ファンですがTVで見るのは結びの5番くらいです。NHKの放送にも緊張感がなくマンネリそのものです。

 日本の社会から相撲の土壌が潰えてしまったことが根本的な問題だと思います。相撲関係者にそれをなんとかしようという気迫はどこにもなく行き当たりばったりの興業が続いているのです。

 興業の主体の相撲協会に根本問題があります。時津風親方によるリンチ殺人という壊滅的な事件があったにもかかわらず、協会の体質には何の変化もありません。

 僕が理解できないのは協会理事の選出に関わる談合、村八分が公然と行われ、社会がそれを黙認していることです。

 立浪親方・破門http://www.sanspo.com/sports/news/100420/spf1004200503000-n1.htm

 公益性があるとして認められた財団法人の理事の選挙です。白昼公然と行われている談合、村八分を監督官庁である文部科学省が知らん顔をしていていいのでしょうか。このような協会の体質がリンチ殺人事件を生んだのではありませんか。

 こんな閉鎖的で陰湿な世界に誰が喜んで飛び込んでいくでしょうか。事情を知らない外国の若者をターゲットにするしかないのです。

 文部科学大臣は日本相撲協会の理事選挙に関わる談合、村八分を調査し、協会が非を認めなければ財団法人の認可を取り消すべきです。

 旧態依然の特権にしがみついている親方たちを擁護しているのはNHKです。悪事を暴く放送もせず、協会に莫大な放送権料を払い続けています。

 協会の体質が変わるまで放送から手を引くべきです。

白鵬や魁皇の活躍を喜び、相撲に親しみを感じる一人のファンとして切実に思うことです。