川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

韓国大統領の談話に驚く

2010-05-25 07:18:58 | 韓国・北朝鮮
5月24日(月)雨

 午前中に韓国の李明博大統領の天安艦爆沈に関わる演説がありました。『統一日報』のHPに日本語訳が出ています。読んでびっくり。

 「私たちは天安艦事態を通じて、今一度痛恨な教訓を得ました。
  世界で一番好戦的な集団と対峙しているという現実を忘れていました。
  わが軍にも過ちがあったことを認めざるをえません。」


  李明博大統領 対国民談話全文 http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=54339&thread=01

 
 僕は韓国のことをほとんど何も知りません。今回の事態についても何が真相なのか、十分に探求したわけではありません。しかし、合同調査団の発表はたぶん真実に近いだろうと推測しています。「北」やそれに追随する勢力の言い分に正しいことは一度もなかったからです。朝鮮戦争(1950年)、アウン・サン廟爆破事件(83年)、大韓航空機爆破事件(87年)…。

 僕がびっくりしたのは韓国の大統領が

 「世界で一番好戦的な集団と対峙しているという現実を忘れていました。」

と述べたことです。

 
 日本に住むいち老人にすぎない僕のようなものでも北朝鮮の独裁者たちの圧政と民衆の苦難はただごとではなくどうしたらよいかと思い悩む日々があります。

 北朝鮮のミサイルや核の脅威にどう対処すべきかと多くの日本人が頭を悩ましています。

北朝鮮の独裁政権とどう対峙するかは今や東アジアに生きる私たちの最大の課題なのです。

 
 金大中・盧武鉉と親北政権が続き、韓国にノーテンキな空気が蔓延していたことは事実です。日本でも選挙によって民団執行部が親北勢力に占拠されるという時期もありました。

 しかし、今、新しい大統領からこんな言葉を聞くとは…。

 この国(韓国)はよほどの危機にあると言わなければなりません。北の民衆の苦難もそれと裏表の核武装・軍国主義も人々の意識から忘れ去られているのでしょうか。

 そういえば鳩山さんからにわかに「朝鮮半島情勢」や日米安保による抑止力の重要性が語られるようになりました。海兵隊の基地は沖縄になければならないとも言い始めました。

 勉強の結果だそうです。鳩山さんも

 「世界で一番好戦的な集団と対峙しているという現実を忘れていました。」といっているかのようです。

 今回のことでこんなノーテンキな大統領や首相の下で生きているのだということをあらためて思い知らされました。

 ならばどうしたらいいのか?それを私たちはいっそうしっかり考えなければなりません。

 普天間基地は一刻も早く閉鎖しなければなりません。その代わりを沖縄に押しつけることはもはや出来ません。これは最低限押さえておかねばならないことです。