川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

全国民の宿題

2012-08-13 10:27:49 | 父・家族・自分

8月12日(日)

Facebookで陽子さんや孫さんがエネルーギー政策について提言しているのを知りました。政府が意見を公募していると言うのです。締め切り間際ですが僕もあわてて書いて提出しました。

政府は8月12日18時までに自分の意見を書いて提出するように全国民に宿題を出したのです。どのような意見があったか、きちんと報告し、エネルギー政策の確立に生かさなければなりません。

僕は試験をやらない教師でしたが年に数回、みんなの意見をテーマ別に整理して印刷配布しました。さまざまな意見に目を通して自分なりの考えを確立することが民主主義の社会に生きるものの生活態度だと考えたためです。

 

提言 2030年を待たず全原発を直ちに廃止すべきです。

理由 ◎福島第一原発の事故を体験して、原発と人類は共存できないことがわかったからです。

 ①原発を100%安全に運転することは不可能なことであり、ひとたび事故が起こればその災厄は子孫まで及ぶことがわかりました。

 ②使用済み核燃料の再利用などは夢物語であり、原発ごみの処理の方法がないことがわかりました。ここまま原発の運転を続ければ遠い未来の人類にまで災厄が及びます。

     ◎節電に協力することで、今でも原発なしでやっていけることがわかりました。

 自然エネルギーの開発、発送電の分離、地域独占の廃止などの施策を推進することで化石燃料に過度に頼る現状も克服できます。

 日本人は古来自然とともに生きる知恵を身に付けてきた伝統があります。原発事故を画期として過度の科学技術信仰と決別し、自然の

 恵みに感謝しながらつつましく生きる生活態度を確立して世界の見本になったらどうでしょう。

 世界中に災厄をもたらした責任をしっかり自覚することが何よりも重要だと思います。