8月19日(日)はれ
自転車で坂戸に行ってまずは大阪屋で冷麺昼食、ふるさとの湯でのんびり。
4時近くから街に出て「よさこい」。元町の通りで最初に出会ったのが「本庁筋踊り子隊」。名前から高知から来たのかと思いきや、関東各地の人々で構成され高知の「本庁筋」の支部のようなものですとの説明を受けた。道路端に腰を下ろして次々と流してゆく踊りを見た。
「よさこい」が入間野に響く。故郷の思い出につながる響き。
ステージ会場の上総組のテントに寄ってみた。案の定、高知県出身者のたまり場。土佐市蓮池出身の青年が故郷の話をしてくれた。
この祭りの仕掛け人・菊池さんの元気な姿も見えた。いまや、坂戸市最大の年中行事になった。ハチキンの面目躍如。

高麗郡建郡1300年を祝う旗をふりまわすグループがあった。高句麗の遺民がこのあたりに集められ高麗郡が作られたのは716年、2016年で1300年になる。高句麗は中国東北部・北朝鮮にあった古代国家だ。
このあたりを流れる高麗川はアイヌ語由来だという越辺(おっぺ)川に合流する。縄文文化の先住民の時代から人々の営みがあった豊かな地であったということだろう。今この地によさこいが根付いた。
落日が近づいたころ高麗川の土手を川越に向かった。涼風が吹いてまことにさわやか。よさこいの余韻が心地よい。
坂戸よさこい・2010「川越だより」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/8ba004acef647c2dd51c860573b7efb0