裏山ブッシュクラフト-#14スプーンナイフ
(#14 Spoon knife)
豆腐半丁よりも小さな簡易ホド。
それで小物ナイフを焼き入れしている。
創意工夫の賜物。
しかも、ナナカマドを柄に使う。
古流試斬の秘伝を何故知っている。
やはり、刀術をやっていた人か。

裏山ブッシュクラフト-#14スプーンナイフ
(#14 Spoon knife)
豆腐半丁よりも小さな簡易ホド。
それで小物ナイフを焼き入れしている。
創意工夫の賜物。
しかも、ナナカマドを柄に使う。
古流試斬の秘伝を何故知っている。
やはり、刀術をやっていた人か。
Making a Knife: The Bushcraft Woodlore Clone
暗闇で光るハンドルのスペーサー。
こりゃカッコいい。
Walk in the Forest - 茸狩りランチ
在北欧日本人の大泉さんの動画。
日本へ本場のブッシュクラフトを紹介
した草分けの人だ。ナイフビルダー
でもある。
彼が作るナイフは人気ナイフで即完売だ。
価格は5万~7万円程。作るのは本場北欧
ナイフの伝統プーッコやプーッコ発展形
のオリジナル構造&デザインのフルタング
プーッコ風ナイフだ。
彼が鍛える鍛造打刃物の完成度は高い。
よく勉強しているんだろうなぁ。
鍛造のキモを一切外していない。
キャンプ素人ながらも頑張っている芸人の
キャンプ動画が大泉さんの10数倍の再生
回数なのだけどさ。ブッシュクラフトに
挑戦として、生木を擦って火を熾そうと
していたけど、そりゃ無理だってば。
チャークロスまで持ち出したけど、結局
点かなかった。それはそうだろう。
そして100円ライターで点火していた。
挑戦と体験は大切ですけどね。どんな
ことでも。でも、道理ってのがあるから
木片同士の摩擦による着火は、それなり
のセオリーを踏まないとダメなんじゃ
ないかなぁ。チャークロスを持っている
ならば、火打ち石やメタルスターター
でもいいと思うし、そもそも生木で
擦過摩擦熱で点火という発想の見直し
とか、そちらのほうが必要なのでは
ないかなぁ。
そして、絶対にブッシュクラフトに
ついてはこの大泉さんの動画でキマリ
なんだけどなぁ。
大泉さんはこの動画では躊躇なくマッチ
で点火してるでしょ?
それは「必要なことを適切にやる」という
ブッシュクラフトの本道を外していない
からなんだよね。
「ブッシュクラフト=メタルスターターで
点火&ナイフバトニング&フェザー作り」
ではないんだよ。それらが目的化しては
本末転倒なの。
趣味的な興味本位で毛色の変わったこと
をいきあたりばったりでやって、それで
結果が得られるということは野外活動
では存在しないのよね。そこなの。
ブッシュクラフトから学ぶ事って、そう
いう学習効果と人間の創意工夫の合体
なんだよね。
それの学習効果によって得たものの一番
傾注させるべき絞り込みは「安全の確保」
になってくる。そのノウハウとスキル、
それをあくまで楽しむために使う、という
ような。テクニカルな事を実行するのが
目的じゃないんだよ。ファン、ジョイ、
それを堪能するためのものなんだよね。
ミニマムの装備でマキシマムの楽しみを
得る。それがブッシュクラフト。
ブッシュクラフト=バトニング+メタル
ファイア+フェザースティック⇒火熾し
ではないのですよ。
どんな形であってもいいけど、森林野営
活動そのものがブッシュクラフトで、
巻き割りやナイフでの木削りが目的化
したら、それは私は違うと思う。
で、すべては大泉さん以降だもの。日本
人のいわゆる「ブッシュクラフト」という
のは。
準サバイバルキャンプというのは、それ
以前も、野外でのいろんなことの経験者
等の一部の間では行なわれて来ていたけ
どさ。
「ブッシュクラフト」というジャンル
カテゴリーが確立されて以降は、日本人
での先行者は間違いなく大泉さんだ。
大泉さんの動画は、本格ブッシュクラフト
マニアしか見ないみたい?(笑)
この人がいいなぁと思えるのは、本格派
の本物の森に生きる生活の本職であると
同時に、非常に研究家であることだ。
北欧ナイフについてもきっかりと勉強
している。
そして、できる。腕が立つね。剣術指南
番みたいに。野営活動において本当の事
ができる実力を備えている。
大泉さんのことを紹介している日本サイト
では以下のように解説している。
「プーッコ発祥の地フィンランド。2016年、
フィンランドプーッコ協会主催のコンペ
ティションにて、Bush'n Blade(大泉氏)が
モダンプーッコの部で最優秀賞を獲得し
ました。
これは、日本刀のコンペで外国人が
優勝するようなもので、衝撃的な
ニュースとなりました」
本物の人のその活動の一端を動画で
観ることができるのは、本当にラッキー
だと私は思っているのです。
シープドッグのワンコたちもかわいいね。
別動画からなんだけど、大泉聖史さんは
向こう育ちで向こうの学校卒業して、
英語、スペイン語、フィンランド語等
堪能な人だけど、絶対に日本剣術やって
た人だと思う。
「手の内」「刃筋」「刃引」なんて言葉は
やったことない人からは出てこないもの(笑)。
そして、手の内も決まっているし、この
構え(笑)。こりゃあガチだと思うよ(笑)。
「広島って東京より寒いんだよ」
北海道の友人に言ったら「え〜?」
となった。