誘われてフ〜ラフ〜ラのヒロ
ミGO!でそのまま着の身着の
ままキャンツーの図。これは
ホ充電器を買い出しに2ケツ
で往復30キロ走りに出る時)
ツーリングキャンプなのか。
それが問題だ。
なのかみたいなもんだと思う
んすけどね。
思うけど。
映画『釣りバカ日誌』シリー
ズの中で「8」にはフライフ
ィッシングのシーンが出てく
る。
この回のみは面白いもので、
釣り名人ハマちゃんの師匠は
すーさんなのだ。
すーさんあたりだと英国仕込
みとかの隠し設定なのだろう
なぁ。
この画像を見る人が見れば即
判るように西田敏行さんはフ
ライフィッシングがまったく
できない。
このテンション無しのライン
の状態を見ても一目瞭然だ。
手繰り寄せたライン部分も、
ロッド内のライン部分も、こ
うなることはフライでは存在
しない。
さらに作品中での西田ハマち
ゃんのフライキャスティング
が目を覆うようなしどいもの
だった。
あそこは吹替えできないのだ
ろうなぁ。
同じ体型のフライマン探すの
手間だろうし。
フライキャスティングは「ル
ープ」というU字型のライン
操作ができないと全く一切
釣りが成立しません。
このループ作りは、フライ入
門書などでよく嘘が書かれて
いるために最初できない人が
多くいます。曰く「時計盤で
10時から2時の間を往復する
ような腕の動きにする」とい
うもの。
メトロノームを考えてみてく
ださい。
そんな動きをすると竿先は円
運動になってしまい、どんな
ことしてもループなどは作れ
ません。
本当は竿を立てたまま押し出
して引き寄せるようなそうい
う動きをするんです。大げさ
に表現するなら。肩を使って。
肘を軸にして二の腕だけで振
ったら円運動になってしまし
ます。
さらに、シングルホールや
ダブルホールは早いうちに
覚えるほうがいい。
シングルホールなどは勘所
が良い人は教えずとも自分
で自然発生的にやります。
これは、竿を下げてライン
を投げる瞬間に、竿持ち手
とは逆の手でラインを引く
のね。
これにより竿先をしならせ
て返りの速度とパワーを増
す。シュート直前にそれを
竿手と逆手を同調させて実行
する。
ダブルホールはさらに竿を
引く際にもやる。つまり、
竿手が竿先を上げる行程で
逆の手でラインをシュッと
引きながら竿を上げる。ダ
ブルホールは竿を引く時と
シュートの時に2回ラインを
強く引く。
これにより返りの速度とロ
ッドテンションが格段に増
す。
右手と左手が別々な動きを
するので慣れないと難しい
のですが、慣れたらダブル
ホール無しではフライロッ
ドが振れないくらい便利な
テクニックです。
ダブルホールができないと
ラインの下のバッキングま
でリーッと出すフルライン
キャストは絶対にできない。
つまり遠投ができない。
遠投できないと目の前にし
かフライを落とせない。
そうなると、水中のマスか
ら見て水面ミラー効果の中
に釣り人が入ってしまい、
こちらの位置がマスに現認
されてしまう。
結果、全く釣れない。釣り
堀以外では。
フライキャスティングは、
いかにタイトなループを自
在に思うように作るロッド
操作ができるかどうかにか
かっています。
こういうのはですね。正し
いことを言ってやっている
人の言と動きをきちんと正
しく理解していればできる
んです。
バイクの操縦&快速走行と
一緒。
嘘ものと駄目ものはそれと
見抜かないと。正確に。
見抜けないのに限って、で
きる人を揶揄中傷すること
で自分の実力の無さを封印
しようとしてるけど。
素直な心と本物を見抜く姿
勢がないとフライフィッシ
ングの場合は絶対に上達し
ない。
ナンチャッテではない世の
中の本物のフライマンたち
は、見て見て見つくして見
抜いて見極めて来た人たち
しかいません。
だからみんなプロみたいな
テクニシャンばかりなので
しょうね、フライマンとい
う種族は。
公園での芝生の上での練習
では、フックの曲がり部分
を全部切断した棒状の鉤に
フライを巻いた物で練習し
ます。危険防止のため。
芝生の上でないとラインが
傷むので注意。
ワイド、ミドル、タイトと
自在にループができるよう
になったら、空き缶とかを
25ヤード先に置いて、そこ
にフライをシュートで入れ
られるように練習します。
それも真っすぐシュートだ
けではなく、左右からカー
ブさせた軌跡でシュートイ
ンさせたり、ロールキャス
トで空き缶にフライをイン
させたりする練習をします。
本物フライマンたちは誰で
も難なくそういうキャスト
を渓流の現場で繰り出して
来ます。
目的は一つ。魚種の中で一
番学習能力の高いマス族を
毛鉤で釣るため。
これくらいのタイトループ
を作るのはフライでは必須
事項。基本的な技術です。
通常のキャストのレッスン
は#4~#5で。フルラインキャ
ストの練習は#7~#9のロッド
でやると上達も早くなります。
キャンプは世界的に教育の一環として
位置づけられてはいるが、ゆるゆるの
外メシのレジャーキャンプも楽しいし、
サバイバル訓練よりちょいゆる程度の
ガチキャンプも楽しい。
要するに、家の中から外に出て、外で
何か活動するということは楽しいのだ。
そのうちまた世間のコロナ感染拡大と
収束の情勢をみて、二輪仲間やテッポ
仲間でゆるキャンできる時が来ることを
楽しみにしている。またやるよ~と誘い
を受けた。誘ってくれてありがとん。
グリルがうめえだよな。
こちらガチキャンプ。
こういうのも実に楽しい。
ガチキャンでもゆるキャン要素はある。
それは林間学校や軍事行動のように
時間や任務分担をきっかり決めたりせずに、
ゆるゆるの集合時間(実質無い)にしたり、
「あのあたりでやってるからおいで~」
みたいなゆるい決め事にしておくのだ。
これは結構楽しい。
マスツーリングや相釣りでは集合時間厳守
は大原則だが、交通事情もあるだろうし、
待ち合わせ等はゆるく二段三段構えの臨機
応変にしていたほうが気が楽だ。
キャンプでも、やることはガチでも、待ち
合わせや場所等は「あのあたり」「だいたい
その頃」という程度の設定がゆるくて面白い。
登山だとこうはいかない。きちんとした
計画とそれの開示が必要になる。
でも、ゆったりしたい時間を求める設定の
時にあまりキリキリするのはねえ。
ゆるゆるキャンプは楽しい。
まあ、なんにせよ、野営ってのは面白い
もんです。
今キャンプがブームなの?
百均ショップなどまでキャンプ用品を販売
しはじめているけど。
「ソロキャン女子」なんて言葉も出てきた
みたいだし。
文房具のオフファまでが「ブッシュクラフト
ナイフ」というのを発売し始めた。
キャンプでもブッシュクラフトでもピク
ニックでもトレッキングでもハイキング
(本当のハイキングの意味は軽登山の結構
ハードな野外活動のことを指す)でも、
野外活動は楽しいよ。
外で過ごすことが楽しいし、何よりも道具
を道具として使えるし。ナンチャッテ
ではなく、本当の本来の目的で。ナイフ
とかさ。ペグ打ちやタープ張りだって、
楽しいよ。
あと、ソロでない時のマスキャンでも、
自分で動く。人頼りではなく。複数の時
は協力し合う。これがいいね、キャンプは。
単独でも複数でも、そうした人の営みが
良い。アクションが交差するんだよね。
ソロキャンもマスキャンも、結構根っこは
同じなんだと思うよ。