映画「釣りバカ日誌」の全22
作品を観た。
全編を通して観て、一つ分か
った事があった。
それは、これまでは「釣り
バカ」シリーズでは、浜ちゃ
んの奥さんのみち子さんは
絶対に石田えりさんに限る、
と思っていたのだ。
その見方が変わった。
変わったというか、分かった。
これは別キャラなのだ、と。
石田えりさんのみち子さんは、
まるで恋人にしたい、奥さん
になってほしいような女性を
石田えりさんは演じ切ってい
るのだ。映画の中でのみち子
さんが物凄く魅力的だ。女神
のように。
一方、浅田美代子さんのみち
子さんもかなり可愛らしいし、
魅力ある。
ところが、浅田みち子さんは、
恋人やお嫁さんになってほし
い感じではなく、良いお母さ
んになって欲しいような、
そんなみち子さんを演じてい
るのだ。
これはハマちゃんとの掛け合
いでも色濃く出ている。「女」
を感じさせないそういう優しさ。
石田みち子さんのようなドキッ
とさせたり、ハッとさせるナチ
ュラルな色気は無い。
しかし、素晴らしかった石田えり
さんのみち子さんは、あることに
より降板となった。
それは、すーさん役の三國連太郎
さんが石田えりさんに惚れてしま
ったのだ。
役ではなく個人的にプライベート
に。
で、かなりアタックしたのだが、
石田えりさんは振り向かない。
どうなったかというと、三國さん
は強権発動で石田さんを降板させ
てしまったのだ。
三國さんのその変化は演技にも
出ていた。
1994年夏公開のスペシャル版で
は三國連太郎のすーさんは全編
でその作品のみ髪を黒く染めて
若作りしているのだ。
これは役柄の演出ではなく、プ
ライベートでの何かの心境の変
化だったと今になると推察でき
る。
だが、同年1994年12月公開の95
年正月映画の『釣りバカ日誌 7』
では、石田さんはいなくなり、
浅田美代子さんがみち子さんに
なっていた。
スーさん三國はまた髪が白く戻っ
ていた。
人気ほのぼの映画作品に、現実
世界ではドロドロした恋愛裏話
があったのは多少作品世界を壊
すのだが、映画に限らず、ドラ
マでも殆ど共演者同士が恋仲に
なるのはこれは人の常だ。社内
恋愛のようなもの。一番近場に
いる人間に一番目が行くという
のは人のサガだ。
特に俳優は男優も女優も表現者
であるので、その演技での仕事
ぶりや、スタッフへの気遣いや
素の人柄にほだされて相手を好
きになってしまうケースがゴマ
ンとある。
ある女優は言った。
共演者のことは必ず大好きにな
る。
本気の恋愛をしないと本気の演
技などできない、と。
そして、撮影が終わったらその
恋もピタリと終わるのだという。
そういうものかな、とも思う。
今回、全編を通して『釣りバカ
日誌』を鑑賞して、石田みち子
と浅田みち子は別な魅力がある
のだと気づいた。
では、君が結婚したいとしたら
どちら?
と問われると・・・
う~ん・・・両方(笑)。
あ、うちにはもうみち子さんが
いたのだった(笑)。
炭はこれで切るそうです。
良い話なのよー。小倉の話ばい。
てな具合でおいらは気分爽快。
日本で発見された始祖鳥に近いトリ
の化石の復元想像図。
もし恐竜の末裔が鳥類だとしたら、
進化論を信じるならば、逆説的に
恐竜は相当知能が低かったと思う。
トリ頭よりもさらに原始的なのだ
から。
進化論を信じるならば。
だが、人類を見ても、千年前の人間
よりも現代人のほうが脳が発達して
いるということは無い。
源氏物語、あーた今書けまっか?お嬢
さん、てなもんで。
「環境適応変化」はあっても、「進化」
というのは生物はしないのではなか
ろうか。
ウィルス等が変化するのも進化では
なく変異と呼ぶ。
生物は「進化」はせず、この世に
生まれた時からそのままなのでは
なかろうか。
類人猿と現生人類とのつながりの
化石等は一切発見されていない。全く。
人間は最初から人間だったのであり、
先祖をたどればサルだということでは
ないのではなかろうか。
サルはこの先もずっとサルだろう。
サルからはヒトは生まれないだろう。
進化論でいくならば、何かのサルから
また人が生まれる可能性もあること
になる。
では人が進化して、この先別生物に
でもなるのか。
ならないだろう。
ありとあらゆる生物は固定されている
と私は思う。
原生生物から分岐して進化したとする
のであるならば、さらに分岐が起きず、
なぜ現在時点で固定的だとするのか。
生物は最初から固定的だったのではない
か。本当のところは。
すべて「創られたもの」として。
よくあるこれは私は嘘だと思う。
タープにもなります。2枚繋ぐとテント形
ゴロ寝稼業はやめにして、テントを久し
東西冷戦終結直前にベルリンで友人が
栓抜き付きは挿し替えるとナイフとなる。
5時25分。夜明けの海。
街に日が照るのはもう暫くあとだ。
広島藩邸と黒田藩邸を貫く霞ヶ関の坂。