渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『ゴールデン・リバー』(2018年)

2021年02月22日 | open

『ゴールデン・リバー』(2018年)

アメリカ、フランス、スペイン、ルーマ
ニア合作映画。

1851年の西武開拓時代のアメリカ。
富豪である提督の傭兵のシスター兄弟は、
提督の依頼を受けて刺客として反対勢力
を暗殺する旅を続けていた。
そして、提督の権益確保の障害となる一人
の理想主義的民主主義を掲げる化学者を
ターゲットとして追うことを命じられる。
だが、そのターゲットを捕捉した提督の
連絡係は化学者に感化され、その思想性
に深く感銘を受けて寝返ってしまう。
連絡係は化学者と真の民主主義的な理想郷
を作ろうと土地まで購入して活動し始め
る。
一方、殺戮を繰り返しながら化学者を追っ
ていたシスター兄弟は、野営中に逆に化学
者と連絡係の待ち伏せにより捕縛されてし
まう。
そこにさらなる反対勢力が襲撃して来た。
四人の運命はどうなるのか。

ただのドンパチ西部劇ではないシリアス
な作品なのに、銃撃シーンは超リアルだ。
シスター兄弟は全てヘッドショットで敵を
倒す。トドメの時は必ず頭を吹っ飛ばす。
それはCGではなく、FSXの作り物を実弾
で吹っ飛ばしているのでは、という程に
リアルなのだ。
そして、撃ち合いのシーンも演劇風では
なく、ひるみながも撃ち合うあたり、
臨場感がある。
また、人の心を問うかなり深い物語となっ
ており、これは仏アカデミー賞を受賞した
のも頷ける。やはり、フランスだ。
米国では、この手の難しい作品での受賞
は困難なのではなかろうか。

この作品、おすすめ。
原題は「ザ・シスターズ・ブラザーズ」。



関門海峡

2021年02月22日 | open
 
昨日の関門海峡。




巌流島見えず。






僕の名前はフクマネキン、だそうです。
かわいくない(笑)



広い!


口ふさがれてる。
 
フグのうまいとこ!
普通にそこらでフグ食える。市場食堂
でも勿論食べられる。
最高!とのこと。
昨日は暑くて、今年初めて夏装備での
走り
だったそうです。


 
昨日の乗り屋の往復430km位。
ただし、全て下道だった模様。

18才の青春

2021年02月22日 | open
 

1996年、18才のあんちゃん。

結構上手い。
でも、フツーにこういう乗り
手が峠には
ワンサカいた。
18才でこうだ。
1970年代中期〜90年代末期の
25年間は、
の中こんなもん。
一つの社会現象なのかな。
 
GPZ400R 峠を走る

 

キャンプ用薪ストーブ

2021年02月22日 | open
 
過日、キャンプで友人と合流した。
彼は長距離をサッと二輪走りするロング
ディスタンスライダーなのだが、本格アウ
トドアラーでもある。
ポールテント内で燃やすキャンプ用の薪
ストーブを導入していた。
あったかそうだった。
角形薪ストーブがあれば調理もできるし、
ポールテント内も暖が取れるし、なにかと
便利だろうね。
やると真冬野泊には欠かせなくなるので
は。
雪中野泊は私は2回しか経験ないが、雪が
なくとも高原は5月まで寒い。信州のビー
ナスラインにしても開通は5月からだが、
山頂には降雪が残る。
登山以外の真冬キャンプには野泊用の薪
ストーブなんてあったら最高だろうね。
 
やはりポールテントは拡張性高いなあ。
やっぱ三角テントだよなあ。
最近特にここ一年程で流行ってるみたい
だけど。
使えば判る。1ポールや2ポール家形テント
の使い易さ。
私は7年位前から昔ながらの三角テント、
三角テントと言っていた。
今やキャンプ場に行くとドームテント
よりもポールテントのほうが圧倒的に多
い。バイク乗りはドームもまだ多いが、
四輪車キャンパーはほぼポールテントだ。
 
もう一人の乗り屋はレインボーストーブ
で暖を取り、視覚的にも楽しんでいるよ
うだ。やはり三角テントだ。

コルト・パーカッション・リボルバー雑感

2021年02月22日 | open


映画『ゴールデン・リバー』(2018年)

この1851年を舞台とした西部劇
を観て
いると、パーカッション
式リボルバー
が金属薬莢リボル
バー登場以降もかなり
長く使わ
れていた理由が分かるような

がする。

シリンダーを交換するだけで即
座に
まるで自動拳銃のように次
の6発の
弾倉交換が素早くできる
からだ。

実銃射撃においても、空シリン
ダーを
外して次の装填済みシリ
ンダーを装着
して初弾を発射す
るまでほんの数秒だ。









弾丸装填の後、発射時の銃身汚
れと
延焼暴発(チェーンファイ
ア)を防ぐ
ために、シリンダー
先端にグリス=ワックス
をたっ
ぷり縫って栓をする。





こうした実用的な描写を観察し
ていると、
パーカッションリボ
ルバーはペッパー
ボックスの発
展形なのだなぁという事が
理解
できる。





サミュエル・コルトが考案した
回転式
パーカッション拳銃は、
回転輪胴に
薬室を設け、そこに
発射薬の黒色火薬
と球状弾丸を
込めて後部に雷管を被せ
たもの
だ。

それはペッパーボックスに長銃
身を
外部装着させたような機構
である。

厳密にいうならば、既存の単発
雷管式
拳銃に1930年代初期のペッ
パーボックス
の構造を合体させ
て完成させたのが、
1836年のパ
ターソンモデルだったと
いうこ
とが大雑把にはいえる。

その後、1847年にウォーカーが
登場し、
さらに改良版として
1848年にドラグーン
が登場する。
さらに、歴史的名銃であるM1851
ネー
ビーが1851年に登場した。
ネービーといっても、メモリア
ル的
に海軍に敬意を表しただけ
で、採用
したのは陸軍であり、
愛用したのは
開拓者たちだった。
M1851は.36口径ながら威力は
現代の
ACP.38口径弾に匹敵する。
安全性も高く、延焼暴発もしな
いので
実に多くの数が作られた。
ペリー来航の際に、最新式1851
が数丁
幕府に進呈され、水戸藩
でフルコピー
が作られて桜田門
外の変で使用された。

私も、合法的に日本国内で所持
できる
古式銃のコルトM1851ネ
ービーを観た
ことがあるが、実
に精悍で美しい銃だった。シル
エットはSAAよりも美し
いと私
は思う。

ただ、1900年頃まで北米では愛
されたが、ソリッドフレーム
の金属
薬莢回転式拳銃がやはり
押して来て、
やがてほぼ金属薬
莢の時代となった。

だが、現在と同じような無煙火
薬を
使用したコルトSAAは1896
年まで
待たなければならなかっ
た。

このあたり、多くの西部劇では
黒色火薬

のその時代に存在しないピース
メーカー
のタイプ(2nd)使用して
いたりする。
コルトSAAは1stジェネレーショ
ンも
2ndも外見はほぼ似たよう
なものだが、それは日本の時代
にあって、戦国時代の武将が
江戸時代初期の虎徹を愛用
して
いるようなものなので、現実と
してはあり得ない。

名銃コルトM1851ネービーは、
巨大で重たかった
ドラグーンに
比べたら携帯性を重視して
極め
てスリムかつ小さく作られた。

手の大きなアメリカ人が握ると、
小指が
グリップには収まらない
ほどの細身で
小型の拳銃だ。
しかし、大人気となり、SAAが
登場した後も多くの開拓民やガ
ンスリンガーたち
に愛用された。
バット・マスターソンや
ワイル
ド・ビル・ヒコックも使用した
伝えられる。
コルトSAAは「西部を征服した
銃」と
俗に呼ばれるが、M1851
ネービーは、
「歴史を支えた銃」
であるといえる。



(コルトM1851ネービー)




映画『トップガン』(1986年)の革ジャン

2021年02月22日 | open


特徴から見て、この革ジャンはショット
だろうか。ない。
これはG-1か。
ならばアヴィレックスか。ない。
モノホンの官給品もしくは、映画用の
超精巧なレプリカでしょうね。

但し、パッチはバラバラ。
部隊章集めマニアのジャンパーみたいな
ことになってる。これはない。
多分、撮影上の大人の事情かな。
各軍部隊への製作者の忖度てやつ。
知らんけど。

革ジャンの下にジャケット重ね着。
真冬でもTシャツ一枚と行きたいとこだ
が、カブいてみても背に腹はかえられな
い。ブルゾンの重ね着はする。


女優さん、めちゃくちゃいい女だったけ
ど、今は肝っ玉かあさんみたいになって
る。これはまあ仕方ない。経年変化だ。
誰だって歳は取る。
火の鳥の生き血をすすってるわけじゃない
んだから。



しかし、このトップガンの角川汚れた英雄
的な広報スチールの陳腐な女の腕回しポー
ズはなんとかならなかったのだろうか。
絵柄的にクソダサい。