主人公は死なない(笑
マンガ作品。
マンガ作品。
この映画も、その後の作品も
特徴がある。
やたら、人を車で跳ね飛ばす。
だが、身体は何ともない。
膝に自動車が正面衝突しても。
あり得ない。
2作目ではバイクを車の横腹に
激突させて止めるが、車は何も
傷ついていない。
マンガ。
でも、マンガは面白い。けどね。
2作目が凄いですよ。
1作目もコンチネンタル・ホテル
は裏社会の仕切り屋の根城だが、
2作目は銀行から交換手から全て
「組織」の人間なのよね。
地下鉄駅構内の空き缶置いた物乞
いまで。
ありとあらゆる所に組織の殺し屋
だらけ。
この作品の基軸はそれ。主席連合
という組織が全世界を統制してい
る。現実社会は闇の力に支配され
ている。
ジョン・ウィックはジョナサンと
も呼ばれるが、本名はジャルダー
ニ・ジョヴォノヴィッチだ。ベラ
ルーシの血統で孤児。
2作目3作目からは新展開となる。
3作目には謎の日本人殺し屋(マー
ク・ダカスコス)が出て来る。
渡辺裕之さんに似てる俳優さん。
それの弟子とする日本人役の二
人はどう見ても東南アジア人。
しどすぎる。
アメリカ映画の日本人感は相変
わらずだ。出鱈目。識別不能の
知的判断能力の低さを露呈させ
ている。白人優位主義が根にあ
るから、日本人と東南アジア人
の区別がつけられない。いつま
で経っても、スシ、ゲイシャ、
フジヤマ、ニンジャだ。
そして、日本刀の形をしていな
い謎の刀を使う。馬鹿馬鹿しい。
所詮、アメリカ人たちの日本人
感などはこんなもんだ。日本人
を舐めてる。
ヘイ!カウボーイ!お前らは
馬に乗って野宿かい?てな感
じ。
馬に乗って野宿かい?てな感
じ。
ビリヤードテーブルをテーブルと
して使っている例。キャロム台。
この映画、発砲音はやたらリアル。
この2作目の幻惑されるミラール
ームでの戦いは、ジェームズ・コ
バーンの『新・ハスラー』(1981)
からの丸パクリ。
他にも、『続・夕陽のガンマン』
のトゥーコが銃を選ぶシーンの
丸パクリもある。
開拓時代の銃を使おうとするのだ
が、他の銃とコンバージョンして
一丁を組み立てる。その時の
シリンダーの回転音確認の仕草
も丸パクリだ。
シリンダーの回転音確認の仕草
も丸パクリだ。
製作者の享楽的な自慰的演出だ。
完全なる「作り物」として観る分
には時間潰しにはなる作品シリー
ズだ。
カメラワークはかなり良い。
観るべきはそれだけ。