西部劇はいい。
完全に娯楽作品揃いだからだ。
『続・夕陽のガンマン』は南北
戦争の悲哀も描いており、単な
るドンパチ物ではなく、シナリ
オも役者の演技も撮影セットも
秀逸で、名作だ。単純な娯楽作
ではなく、かなり深い。
このクリントマカロニ三部作の
ラスト作で、なぜブロンディが
その後ポンチョを着るように
なったかも描かれている。
そして、橋を巡っての北軍と南軍
の攻防のシーンは映画としても
素晴らしい表現になっている。
北軍隊長の規律違反の大尉は、
戦争を終わらせて何千人もの命
を救いたいと思っている。
戦争は愚かだ、と。
こうした設定表現は西部劇には
ほぼ当時はなかった。
北軍も南軍も同じ人として描い
ている。
主人公のブロンディ(クリント)も
激戦を見て「こんな無駄な殺し
合いは見た事がない」と呟く。
西部劇の中でも珠玉の名作が
『続・夕陽のガンマン』だ。
今回は手持ちDVDではなく、
ネット配信物を吹き替えで観て
いる。山田康雄さんのクリント
が最高だ。
ピースメーカー。
重すぎて量れない(笑
1055グラムある。
西部劇映画の鑑賞の時はピース
メーカーをテーブルに置いて(笑
1974年製マルシンモデル。
ただ、「続・夕陽」を観るなら、
こちらのほうがいいかも。
キャップ火薬誕生以前の黒色
火薬モデル。
銃本体は世の中にまだ存在して
も、この金属のモデル雷管は今
はもうほぼ無いのではと思える。
ここに紙火薬の粒のみ摘むよう
にして剥がして詰め込んで撃発
した。今では、紙火薬自体がま
ず無い(笑
これはMGC1972年製モデル。
SAAが人気あり過ぎて、持って
いる人は少なかった。
1973年に御徒町MGCサービス
部にて購入。