渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ペール缶

2023年03月31日 | open


今、スーパーでコロナ6本買うと
ペール缶が付いて来る。


コロナビールにはコロナ缶(笑




ハット

2023年03月31日 | open



二輪に乗る人は下車時に帽子を
被る事が多い。
いろいろな理由があるが、殆ど
の人たちが被る。
この流れは1980年代のレーシング
キャップからの流れだろう。
1980年代前半の峠族は革ツナギ
や革ジャンの中の腹にキャップ
を平にして入れていて
、峠で二
輪から下りたた時
にはキャップ
を被った。

ほぼレース関連メーカーのロゴ
入りレーシングキャップやアポ
ロキャップやメンクラキャップ
だった。

峠にて。昔の乗り屋は真夏でも
革を着て
いた。(1982年8月)

その後、峠族ではなくとも二輪

乗りは帽子を着用する事が今世
紀に入ってから一般化した。
だが、ハットの人はほぼ見かけ
ない。

キャンプを兼ねたツーリング旅
などではハットは便利か
と思え
る。

ツーリングにキャンプに色んなシーン
で活用したいバイク乗りのための
ハット! -
【公式】BikeJIN(培倶人|バイクジン)


私などはキャンプツーリングで
あってもキャップなのだけどさ。




キャップはお手軽で便利。

キャンプだけならハットが何か
といいぜ。

ただ、二輪での道行きはハット
かさばるのが難点。


こういうのだといいかも。折り
畳める。

これ、白布からミシンで自作。
迷彩染めも自分でやった。


いろいろな試み

2023年03月31日 | open


私のキュー

キューの先角を短くして不正振動
を早期に収束させる改造は、ポケ
ットビリヤードではメーカーは
今世紀に入ってからやり始めた。
だが、キャロムの世界ではその
理論は70年代には確立されてい
て、重い先角を短くして軽量化
する事で手玉の直進性を得る事
が常識だった。プールの世界は
遅れていた。

しかし、日本のプールのプロの
うち上位者たちはキューを改造
していた。
それは、象牙先角を短くしてヒ
ネリ時の横払いのキュー先の逃
げと動収束を早めて手玉のトビ
を抑える事をやっていたのであ
る。
それが進むと、象牙でさえ、耐
久性を落としてでもチクワ構造
の短い先角に改造したりしてい
た。

私も早期から先角は自己改造し
てディフレクションを抑える事
をやっていた。まだトビの少な
いハイテクシャフトがこの世に
出る前から。東京ではトッププロ
はじめ、上級者では常識的な
技カスタムだった。

そのキューを持って、90年代に
四国と中国地方に行ったら、と
ても珍しがられた。先角が短い
からだ。
何だろうこれはと人が玉屋で
集まって来た。
なぜこうなのかと質問攻めに合
ったが、理由は説明しなかった。

その後、短い先角にする事を
Mezzが始めた。ハイテクシャ
フトが売りの海外メーカーも
短い先角にしていた。
ポケットの世界のキューは、キ
ャロムに比べて、圧倒的に遅れ
ていた。
あまり、理論的かつ論理的な検
証が為されては来なかったのだ
ろう。
一部のプレーヤーを除いては。

今、あまり注目されていない事
がある。
それはキューのサウンドは、単
なる感性的な面に影響を与える
のではなく、キューの特性や性
能と直結している、という事が
さして着目されていない事だ。
現にプロを含む多くのプレーヤー
が音に関しては無頓着だ。
だが、音質こそはキューが如何
なるものかを示す一つの指標な
のだが、さして重視されていな
い。
むしろタップメーカーが音質に
ついて何か気づいたようで、ご
く最近、製品の音質についても
言及するようになった。

かつて世界チャンピオンにもな
った奥村健プロは、キュー選び
の第一要件は何かとのインタビ
ューに対して、言下に即「サウ
ンド」と迷いなく答えていた。
正鵠を射る答えである。
キューの音は撞き手にもたらす
精神的なものがどうだとかとは
無関係であり、ある事の状態を
現出させている物理的な現象で
ある。
それゆえ、それの如何はキュー
の如何をダイレクトに示す。
その物理的な事柄をどう捉える
かは人間側の意識性の問題領域
となる。
サウンド。
それはキューのバロメーター。

脇差=小刀(しょうとう)の大事

2023年03月31日 | open



二刀を差した時代の心得。
大刀(だいとう)はとても大切だ
が、大小の二刀を差す者への
教えとして、脇差こそ選べ、と
いうものがあった。
それは、屋内では大刀は脱刀す
る。あるいは預ける。
しかし、脇差こそは常に身に帯
びる。腰間から外すのは就寝、
入浴、撃剣稽古の時のみだ。
それ以外は、例え自宅屋内であ
ろうと殿中であろうと、職場だ
ろうが野外だろうが脇差は常に
帯びていた。
つまり、頼りはそれ一刀のみと
なる。
それゆえ、古伝においては、も
ののふの心掛けとして、脇差こ
そ選べと云われてきたのである。

幕府の令により、時代と共に刀
剣の流さ規制があった。今の銃
刀法のような規制が。
それゆえ、武士はその時代に適法
の長さの刀を帯びた。
脇差も最幕末には一尺少し超えあ
たりの長さが標準化された。
それでも、長さにかかわらず、刀
身は吟味して利刀を持つのが武士
の心得としてあった。

脇差こそ選べ。
これは二刀を帯びた武士の教え。




柑橘類

2023年03月31日 | open



新築の庭に柑橘類。
これはいい計画だ。

時代性

2023年03月31日 | open


TADのブランズウィック・タイト
リスト・コンバージョン。
1960年代作品。


TADに限らず、バラブシュカや
パーマーなどのキューに多く見ら
れたシンセマティックな素材と
いうのは、1960年代の時代の中
で一つの流行だったのかもしれ

ない。米ソの宇宙開発が激戦時代
においては。
透明人口樹脂チューブなども多く
キューの素材に使われた。
デルリンが好んで使われたのも、
当時最新最先端の工業樹脂素材
だったからだろう。


その後のTAD。シンセティックな
材はデルリンとシルバーリングのみ
で、木工細工でエンブロイダリーの
リングを表現するようになる。
1960年代末期~1970年代初期のTAD
にはこの輪っかステッチのリングが
多い。


そして、21世紀の現代にまで続く
TADスタイルのオリジナルデザイン
のベースは、1978年にTADロゴを
刻印するようになってから定着し
て行く。初期の刻印ロゴは大きな
文字で刃物で彫刻したようなもの
だったが、ごく初期から以降は刻
印スタンプでのロゴになっている。
この個体は1980年代初期かと思わ
れる。刻印押印と共にシリアル
ナンバーがバットエンドの木部
に打刻されるようになった。


あぁ、これはとてもオールドの
あの作者の作品だな、と思われる
個体のキューが破格値で今ネット
競売に出されているが、誰も製作
者が誰かは気づいていないようだ。
無銘なので判らないのかも知れ
ない。
下世話な言い方をすれば、今お宝
が埋もれている。

この上掲のTADにしても、TADで
あると紹介されなければ、ただの
古いキューとしか思われないのか
も知れない。無銘であるし。
ただ、銘を買うのか作を買うのか

というところでの無意識の線引き
がなされている人たちには、無銘
の日本刀やキューは興味が薄いの
かもしれない。
それらの層の共通項は、金銭交換

価値を価値判断の基準としている
点で、根底には銭金勘定での価値
判断しかない。お宝鑑定団の金額
に一喜一憂したり、世の中のあら
ゆる芸術作品を金額でしか見よう
としない、というような。
しかし、そうした層は目が曇って
いるので、作品の本質は永遠に見
えない。
極端な例が、「投資として」美術
品を扱う者たちで、その作品の
芸術的価値などには一切興味が
ない。どれくらいの金額で転売
できるか、あるいは資産価値が
あるかにしか興味がない。

日本刀もビリヤードのキューも、
無銘に偽物無し。

しかし、真実は、作を視れば無銘
だろうと作者は判る。
作を見ず肩書だけを買い求めよう
とする人たちにはずっと見えない。
見えるものが見えてこない。
日本刀とキューは全く同じ位相
として存在している。


コロナビール

2023年03月31日 | open



コロナビールがおいしい。
よくライムやレモンをカットして
中に落とし込んで飲むのが多いが、
そのままでもかなりいける。
なんというか清涼飲料水のような
ライトな感覚。

学生時代に横浜の元町あたりでよく
飲んだが、本格的ビールという感覚
が薄いのも面白い。
こういうのもアリだね、というよう
な。