このタップ、私にはまるで駄目。
結論として、積層のタップで、
これならば使えると思った製品
はこれまで2社製品しか存在し
ない。
このタップは喰いついてスピン
が乗りすぎる。トビではなく手
玉カーブとスロウが出すぎ。
そして、打球音は最悪だ。
これまで試した積層豚革タップ
の中でも最悪レベルに濁った音
しかしない。
これだけで、やはりもう論外。
結論は出た。
ジャパニーズ・ブロケイド・ティ
ップ、個人的には完全にアウト。
私はこれは使わない。
3,000円近い出費だったが、5分
撞いて判別できたので、駄目な物
は切り落とす。
タップの正当な評価とはそういつ
ものだ。
駄目タップを着けていると、撞
球者として存分な働きができな
いからだ。
使えないタップは、キュースポ
ーツの世界で、この世で一番意
味がない。
判別できたら即切断して捨てる
べし。
そして、二度と買わないのが正解
で、それが明るい道を拓く。これ
確実。
結局、本日自分はどうしたか。
TADシャフトと牛革一枚タップ
を選んだ。
それで思うような玉筋の軌跡を
描けた。
何でも字は書ける。
だが、「この筆でなくば」「こ
の万年筆でなくば」というよう
なものは確実に存在する。
「弘法筆を選ばす」というのは
嘘だ。
武士は切れ物の刀を求め、撞球
者は己にとっての最良のキュー
とタップを求める。