【gsx1300r】納車されて3か月、
動画初出しにして早速やらか
しました・・・【事故】
よい景色のロードを走っていて、
ピカピカのビッカビカの綺麗な
新車の隼で転んでいる。フロント
から。ドガシャと床に頭を押さ
えつけられたように。
砂利場を越えて退避エリアに
入ろうとして転倒してる。
操縦ミスだ。気落ちするのも
よく分かる。ピカピカの綺麗な
新車だから。しかも隼。
いい車が一瞬で疵だらけになっ
た。
だが、操作ミスだ。砂利場で
フロントかけすぎという。
道路のせいではない。自分の
せい。
最近、転倒事故のメカニズム
というか、カラクリを研究して
いる。
私自身は1985年以来公道では
無転倒だが、私はこの動画の
ような転倒は生まれてこのかた
やった事が無い。立ちゴケも
ゼロ。
峠ではよく転んだが、それは
前輪か後輪がスリップダウン
しての転倒だった。
パァーーンと来てパンパンと
シフトしてブレーキングしな
がらギューンと旋回して、立
ち上がりにパーンと開けてい
った時に転んでいた。
もしくは下り全開で前輪が
チャタリングを発生して即
前輪足払いとか。
一度だけ、低速寝かしゴケが
あった。タイヤのグリップ頼
りで倒したからだ。旋回フォ
ースによる面圧をかけずに。
こちらも新車を転倒させてい
る。
いきなり転んだので、転倒
原因がよく判らない。
たぶん、ブレーキ操作のミス。
【Z250】新車、林道に散る【転倒】
路面状況のせいにはできない。
そういうところを選んで走った
のは自分なのだから。
部分的なポイントであっても。
誰かのせいにしている限り、
今後もいくらでも転倒する。
私が欲しい情報は、こうした
操作ミスによるものではない。
通常の適正走行をしていて、
何らかの外的ファクターが到
来して、不可避的な転倒を喫
するケースだ。
避けられないような外因であ
っても、避けられる道はない
だろうか、というところを考
察したいのだ。
ただ、動画サイトにアップされ
ているのは、殆ど初歩的な素人
のようなミスで転倒している。
そして、多くはブレーキを適正
に使えずに転倒している。
立ちゴケやUターンごけは論外
なのであまり見ないが、見たと
しても、あまりにも免許持ちと
は思えないド素人ミスに起因
するものばかりなので研究の
参考にはならない。
もっと、まともに二輪に乗って
いて、さらに技術的な内容も
高度な事をやっていながら、
なぜか転倒してしまったという
ケースを探している。
だが、そうした高次元状態で
走行しながら転倒してしまうと
いうケースはほとんど見られな
い。
技術上級者である湘南の川沿い
さんが37年ぶりに転倒したのも、
余計なもうちょいバンクを出来
心でやってしまって、車体が路
面に接地してバンク中にタイヤ
が浮いて転倒している。
これは操縦というより、判断
ミスだ。バンク角以上に倒して
みたのだから。思い付きで(笑
高次元技術者による転倒だが、
これも判断行動選択ミスによる
ものなので参考にはならない。
上級者にしてはかなり珍しい
転倒で、そういう意味では参考
になるが。私が仮にVツイン
マグナあたりに乗ったらやらか
しそうだ。ハーレーとか。
私は自分のロードモデルでは
タイヤの両サイドまで使うが、
あまり寝かしてはいない。
面圧をかけてタイヤを潰して
いるだけだ。
これは自動二輪も原付スクー
ターも。原付もサイドまで使い
切っているが、さほど寝かして
はいない。
旋回速度が速い外力=フォース
によりタイヤを潰してグリップ
させているだけ。
転倒。
二輪にはついてまわる永遠の
回避すべき課題。
転倒のメカニズムを徹底的に
解析して理解すれば、転倒回
避の方策は必ずや見つかる。
あすは我が身なので、私は転
倒者たちの公開提供動画を多
く観る。
自分の転倒回避の為に、何か
得られるものがある筈だから
だ。
「ば~か。下手くそ」とかは
一切思わない。
「あ、ここでこうしたからこ
うなったのだな」と物理的な
事象を客観的かつ冷静に解析
する。
非常に為になる。
私自身は1985年から無転倒と
はいえ、いつ転倒が到来する
かもわからない。
転ばぬ先の杖として転倒の
原因を研究考察している。
数年前、真夏にコーナー抜け
たらヘビ踏みそうになって転
倒しそうになった事があった
がクイックにライン変更で回
避した。1983年にウンチーニ
をケニーがクイック回避した
ように。
あと、やはりコーナーを快速
全開で抜けた瞬間にウリ坊が
目の前を猛ダッシュで道路を
横切った事もあった。
あれは直撃だったら回避不能。
確実に転倒だっただろう。
目の前を横に猪突猛進だった
ので単なるラッキーだが、出
口が見えてから全開にする癖
を公道ではつけているので難
なく過ぎた。
鹿とかの直撃転倒事故もある
ので、それらは不可抗力だろう。
広島空港周辺ワインディング
でコーナー抜けたら大猿がいた、
というのもあった(笑
あの時は道の真ん中にいた猿
が動かないでいてくれたので
クイックステアで避けられた。
こういうのは避けようがない。
【詳報】「まさか自分がぶつ
かるなんて」シカとオートバイ
衝突の一部始終 10月はシカが
絡む事故最多で要注意
実際に1980年代前半、私の
走りの相方の弁護士は環七で
猫が飛び出して前輪に直撃
して転倒している。避けよう
がない。
また、その人は中央高速の
コーナー連続エリアで、オイ
ルが川のように流れていて、
高速道でスリップ転倒も経験
している。
遥か先に路肩停車してた四輪車
からオイル垂れ流しだったそう
だ。追い越し車線から路肩まで
斜めにずっとオイルがあった
という。
鹿直撃とかオイルの川とか、そ
ういう転倒要素が知りたいので
もなく、マシンの挙動上のミス
マッチ、機械的なアンバランス
状態による転倒やそれを回避で
きた事例について詳しく知りた
いのだ。
観念的や情念的なものではなく、
物理的な現出現象とその処理
の如何について。
サーキットでの二輪の転倒事例
などは具に即理解できるので
参考にはならない。
だが、公道では、極限に遅い
速度領域であるのに、不可解
な事が発生する。
そこを知りたい。
そのカラクリを解き明かしたい
のである。
あまりにレベルが低いのは参考
にならない。立ちゴケやUターン
ごけとかの素人載りによる転倒
とかは。
そうした求める複雑高度な次元
での公道転倒の事例は、ありそう
で、なかなか無い。
私が1985年以来無転倒である
理由は解っている。
それは「このままでは公道で
死ぬな」と思い、1984年から
徹底的に転倒の原因を探究し
たからだ。
そしてコースとは異なる「公道
用の走り方」を模索した。
凡そ推測と理解が及んだ頃、
ふと気を抜いて面圧をかけず
に寝かし込んでそのままパタン
ガシャンと転んだ。
それが1985年の道志みちだった。
それは特例的な初めての転び方。
私の場合、多く転倒を喫したが、
コースではなく公道では同じ要
因での転倒をした事は無い。
すべて別な事で転んでいる。
共通項は限界値をオーバーさせ
るミスをしての転倒だ。
寝かしゴケでは膝擦りからその
まま車体がさらに寝て転倒させ
てしまった事もあった。
私が必要以上に寝かせ過ぎる
癖があったのは、いつも共に
走る相方弁護士の二輪乗りか
らの指摘で知っていた。
過度な寝かし込み過ぎは、そ
れは過ぎたるは、なのだ。同
速度ならばバンク角が浅いほ
うが全方位的に安全だし速い。
だがまずそれに20代前半は気
づかなかった。
こうした事による私の転倒は
全て私のミスによるものだっ
た。
操作ミス以前に思考のミス。
なので、ミスはミスなので何が
どうミスなのかをとことん突き
詰めれば同じミスは犯さない。
結果としては、新たな未知の
ミスによる転倒はあったが、同
じ過ちによる転倒は一切無かっ
た。またか、というのは無い。
すべて別ケースの別要因による
転倒だった。
だが、まだまだ未知な事は必ず
ある筈なので、そこを予測研究
しようとしているのである。
自分が思わぬ事で死んでしまう
前に。思わぬ事を思える事に
転化させて、それを完璧に理知
と実行で回避する為に。
二輪で事故を起こさないやり
方は簡単な事だ。二輪に乗ら
なければよい。
だが、それは「競馬で負けな
いためには、馬券を買わない
事」と同じで、話にならない。
抜本的解決を追及する姿勢で
はない。それは回避ではなく
逃避だ。
私は二輪乗りなので、それは
しない。事故回避の為に二輪
に乗らない事を選択するという
のは無い。私は事故防止の対
処方法を探る。ありとあらゆ
る観点から。
「受験で落ちない為には受験
そのものをしなければよい」
などという発想も実行も私の
中には存在しない。
逆にそのような在り方によって
物事を回避する事がまっとう
な人間的な生産的行動とも思
えない。
非生産的なものは何も生まな
い。
危険は来なくとも、そこから
は何も生まれない。前にも進
まない。
向こうに行く意思があるなら
ば、例え目の前が火の海であっ
ても、そこを乗り越えて行く
必要が人はあるだろう。
たとえば、自分の子どもや人
の子だろうと火の向こうにい
て助けを求めている場合とか。
これは局地戦の修羅場におい
てさえも。
そうしたことは国内の社会運
動や外地の戦場では常にある。
自分はどちら側の人間なのか、
と問われる場面が。
行くのか殻に閉じこもって自分
の身の保身のみを求めるのか。
そして、「自分の事だけしか
考えない奴は自分をも滅ぼす
奴だ」(by 島田官兵衛 on 七人
の侍)なのだ。この島田氏の
言は真理である。
たかが二輪に関して、予定調
和の不乗車による事故回避=
逃避などして何の意味がある。
況や二輪乗りにおいてをや。
日和ってる暇あったら、その
時間を「どうやったら危険を
回避できるか。どうしたら安
全を確保できるか」に腐心し
たほうがましだ。
そして、その実現は走りの中
でこそ実現できる。
前にしか進まない二輪という
乗り物を走らせる事によって。