ゼッケン75綿貫舞空選手(ヤマハ伊藤
レーシング)はマイク・ワゾウスキー
メットで決勝に臨む。
転倒者11台という波乱のレースで、
1周目でマイクも転倒。コース復帰するも24位と結果は振るわなかった。
次回に期待する。
優勝は2018年全日本チャンピオン
のヤマハ岡本選手、2位は2019年
全日本チャンピオンの大ベテランの
ホンダ小山選手だった。小山選手の
マシンは2013年型。渋いことやって
のける。この選手は苦労人だ。
ティーンの頃から天才的に速いが、
WGPでは海外チームのチームオーダー
で型落ちマシンを与えられたり、いき
なり無理難題の契約変更(大金を
積まないと出場させない)等で苦労
した人だ。レース界の半沢直樹みたい
な理不尽な試練を経験してきた人だ。
しかし、魂の在りかは戦績結果で示し
ている。そんな選手だ。身長155センチ、
体重48キロという小柄ながら、リトル
ジャイアントと呼ばれたヤマハの故高井
選手のようにマシンコントロールが
人並みではない技術を持つ。非凡とは
彼の事。
37歳。まだ走る。
抽斗の多いコヤマックスと呼ばれている。
次は10月31日、最終戦鈴鹿だ。