ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




この中には、今日リハをした、えらいものが録音されています。

僕個人にとっては、

・・・あまりにえらいもの。

(^_^)-c<^_^;)←ほっぺたをツネる絵文字のつもり(笑)。

 

----追記。----

僕の使った「えらい」が勿論「偉(えら)い」ではなくて、「豪(えら)い」だとはお分かりになったとは思います。そうですね、タイトルに使ったように、この場合は「えらいこっちゃ」、の方の「豪い」です。

「(あいつは)えらいやっちゃ!」「(こいつは)えらいこっちゃ!」アクセントも一緒ですが、意味も漢字も違うという。・・・日本語は、やっぱり難しいですね(笑)。はい、ここで僕たちも再確認しときましょう

 

「豪(えら)い」:物事の状態が普通ではないさま。思いもかけない。とんでもない。

 

・・・さて、固い話から入りましたが(笑)、ようするに、そういうことなんです。

「また前置きが長いなー。だからなんなんだよ、そのMDは。もったいぶりやがって。」って事ですよね。

はい、単刀直入にこのMDに何が入っているのかと言いますと、

 

・・・あ、えーと(笑)。

 

あのですね(笑)、実は、今ここで言ってしまっての良いのか悪いのかが、よく分からないんですよ。もしかしたら「じゃんじゃん宣伝していこうよ」ってことなのかもしれませんし、もしかしたら、極秘裏に進めて行こう、ってことなのかもしれません(なんとなく前者の匂いがしますが、まだ確認が取れてないので(笑))。でも、僕としては、ちょっとは書きたい、ってとこが悩ましい(笑)。

 

っつーわけで、中身については、・・・まだ言えません(笑)。ヒントは「古いロック」。

 

でも、とにかくこれが僕にとってどんなにえらいことなのかは、書いておきましょう(書きたいので(笑))。でも、まだストレートには書けないから、こんな例え話はどうでしょう。

 

えーっとね

 

「僕は子供の頃から、ずっとディズニーが大好きなんだ!部屋にポスターなんて当たり前さ!グッズだって沢山持ってるし、要するに大ファンってわけよ。」って人がいるとします。

その人が大人になってね、ある日『本物のミッキーとミニー』と知り合っちゃうんですよ。で、あろうことか一緒にご飯食べに行っちゃったり、朝までお酒飲んじゃったり、時々電話で話したり、メールとかするようになっちゃうんですけど、そのうち、

「ね、キミさー、今度グーフィーにならない?」

って言われるんです。

「えーっ!ミッキーとミニーと一緒に、ステージに立つんですか?・・・この、僕が?」

半信半疑で、準備をして、約束の日に約束の場所に行くと・・・、

本当にミッキーとミニー(と、ドナルドもいたんですが(笑))がいて、「じゃあ始めようか」、と、本当にグーフィーとして一緒に踊ったんですよ、というような。

えー、そんなMDなんです(笑)。

 

・・・あ、分かり辛いですか?でもほんとね、こんな感じ(笑)。

25年前には僕の部屋のポスターの中にいた、雲の上の人だと思っていた憧れ人達と今夜、同じスタジオで一つの音楽に向かい合うチャンスに恵まれました。別に商業的に表に出るものじゃないと思います。むしろ、趣味のもの、と言ってもいいでしょう。でもね。

ずっと憧れだった人達の音と、僕の弾いた音がね、一緒になって混じったものが、・・・今聴いているこのMDに入っている、というわけなんです。僕にとっては、25年後の邂逅、というわけなんです

今までここにも書いてきましたが、こういう嬉しい、信じられないような、えらいこと(笑)は、ラッキーなことに何度か、本当に僕の身に起きてくれました。どれも「そんなこと起きるわけない、実際には万に一つもあるわけないだろ。」なんて、どこかで思っていた事たちです。でもそんなことが、また今夜一つ、わが身に起きたわけです。ほんと、強烈でした。僕にとってはあまりに豪いことでしたので、・・・目も耳もパチクリしっぱなしで、変な汗もかきましたが(笑)。でも最高にエキサイティングで、しかも得たものの多い、そして楽しい楽しい夜となりました

 

今日は、こんな言葉を改めて書いてみて、いまだ少しドキドキしてる胸に手を当てつつ、眠りにつきたいと思います。

 

「人生って、何が起こるか、ホントわからない。」

 

・・・ね

 

ではー。



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