ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いやー何年ぶりでしょう、テレビで相撲を観戦しながら、思わず声を上げてしまったのは

思わずこぶしは握るは、鳥肌は立つは、正直、感動で涙腺も緩んじゃった、というね(笑)。でもほんと、こんなに相撲で興奮したのって、いつぶりだか忘れてしまった位、久しぶりのことでした。

15日づつ、一年6回、奇数月に行われる本場所のうち、平成20年の初場所が今日千秋楽を迎えました。勿論今日の注目は、ホワイト・フェニックスVSモーニング・ブルー・ドラゴン、いや、英語にするこたーないか(笑)。えー、ムンフバト・ダヴァジャルガル対ドルゴルスレン・ダグワドルジ、って、本名とは言え、余計難しいモンゴル語で言うこともないですね。はい、なんと言っても今日の大目玉は、間違いなく歴史に残る相撲を見せてくれました、白鵬と朝青龍の横綱同士の大一番でした。

相撲って、日本の国技とは言え、どうなんでしょう、人気の程は。例えばアメリカのアメリカン・フットボールや野球、イギリスやブラジルのサッカー、クウェートのハンドボール(←まぁこれはこの場合の例えとしてはどうかは分かりませんが、旬なので(笑))なんかに比べてしまうと、熱狂的な国民的スポーツってことはないですよね。子供が誰でも選手になりたがる、みたいのとはちょっと違う、というか。

でもね、今日の横綱対決みたいな相撲を見たら、大抵の人に「うわ、相撲ってすごい!」とか、「力士って、カッコイイ!」とか、「これは純粋に面白いぞ!」って思ってもらえると思いました。僕が、改めてそう思った、というのもありますが(笑)。ニュースなどで今日の取り組みは流されると思いますので、是非ご覧になってみて下さい。あの仕切りから徐々に高まっていく緊張感の全部は伝わらないかもしれませんが(僕にしたって所詮テレビ観戦ですけどね。近くでの生観戦だったら、凄かったろうな・・・。)、それでも、本当に見ていて力が入る一番でした。本当に良い相撲だった、見ごたえのある一番だった、と大声で言っても、どこからも異論は出ないと思います。

朝青龍(の復帰)は、前にもちらっと書きましたが、間違いなく相撲を面白くしてくれました(好き嫌いの問題じゃなくてね)。彼がいることで、最近は連日マスコミの相撲に対する扱いが違いましたし、彼以外の力士にもライトがどんどん当たることになりました。そして、あんなに素晴らしい一番で初場所を締めくくったからには、来場所も盛り上がることでしょう。白鵬の強さも、いよいよ本格化してきたと思いますしね。僕も、これからの二ヶ月が今からすでに待ち遠しいですもん(笑)。

さーまた相撲、盛り上がってきましたよー・・・僕の中で(笑)。なんたって、一時は部屋にポストカード飾ったり、ポスター貼ってたくらいすでから。休日にはお昼前から衛星放送で観戦してたくらいですから(笑)。家の留守電の待ち受けメッセージのBGMがテレビから録った力士の呼び出しだったくらいですから(笑)。・・・まー、もうあんなことにはならないと思いますが。あれは、若さゆえー♪ですよ。そんなに昔でもないんですけれど(笑)。

 

相撲って、四股名(しこな)って言って、独特の名前がありますよね。大体は海とか山とか、大自然にちなんだ名前なんかが多いんですけど、昔から、時々面白い名前の力士がいたんです。これは明治の頃ですが、「自転車 早丸」「文明 開化」「白猫」「山猫」「招き猫」(←!(笑))、はては「浦島 太郎」・・・なんてね。呼び出しさんも笑っちゃいそうですよね。

最近では、外国人力士の名前に面白いのがよくあります。

大想源(だいそうげん)」はモンゴルから、「大露羅(おおろら)」「阿夢露(あむろ・・・、ではくて、あむうる、だそうです)」はロシアから。「風斧山(かざふざん)」は、カザフスタンからいらしてますねって、そのまんまですなー(笑)。前に「戦闘竜(せんとうりゅう)」っていう力士がいましたね(今はK-1にいっちゃいましたけど)。そう、彼も名前の通りアメリカのセントルイス出身でした(笑)

そうそう、僕の好きな四股名で、「南ノ島(みなみのしま)」って力士がいるんですけど、彼はトンガから来た力士なんですが、じつは本名がすでに「ミナミノシマ」、なんです。ってのは、お父さんが昔「南ノ島」っていいう四股名で活躍した力士で、その後トンガに帰国、そして出来た息子にそのまま四股名の名前をつけちゃった。そしたら、その息子が大きくなって日本へやって来て、今またその名前で相撲をとっている、という良い話(笑)。

 

あ、来場所ね、注目して欲しい力士がいるんですよ。彼の四股名は凄いですよー。ご紹介しましょう。その名も、

「大魔王

凄くないですか?名前が大魔王(だいまおう)、ですよ。ハクションは付きませんよ。

本名、石川 暁志くん。最初はこの本名で相撲をとりはじめましたが、後に「大石川 暁志」に改名。やはり「大」きくなって欲しかったんでしょう。「大川村 ケン」みたいなものんです(昔、一度この名前使いましたね、ここで(笑))。しかし、彼は名前に「大」がついた時から、痩せ始めてしまいます。力士は特に若いときは体重を増やさなければいけません。というわけで(かどうかは知りませんが(笑))、

5年後に、「大魔王 暁志」に改名となったわけです。

えー、北海道札幌市西区出身、 昭和60年6月23日生まれの大魔王こと、石川くんは現在22歳。大魔王は「犬がちょっと苦手。ニワトリなら(苦笑)」で「煮物系なら自信があります」という、184cm、89㎏の、芝田山部屋の力士です。残念ながら、まだまだ序二段の力士なので、普通のテレビでは見れませんが・・・注目です。いつか、「大魔王」という、史上最強に恐ろしげな名前の横綱が誕生する日が来るかもしれません(大魔王の写真はこちら)。

 

というわけで、黒澤監督が脚本で参加してる「土俵祭」という映画を借りてきちゃいました(笑)。

今夜は、これではっけよーい・・・

 

・・・ぷ。です(笑)。

ではー。



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