
落ち着かない、というか、ちょっとドキドキする、というか
。
毎日繰り返されている風景を切り取っただけなんですが、このバス、ちょっと「気持ち悪く」ないでしょうか。
写真ですから、こういうこともありえるわけですが、どうも線路にバスが止まって見える。なんとなく、怖い。写真が一人歩きしてしまって、頭が勝手に「悪い予測」をしてしまう。「怖い予感」を感じてしまう。
撮った僕は、その前後を知っています。勿論、そんなことはないんですよ。この後、バスがどうなったかも、知っているのです。
でも、この写真を見てると、何となく、「は、早く動けー
」って思ってしまいます。
・・・って、本当にペーンって動いたら、それはそれでもっと怖いんですけどね
(笑)。
さて、苦手シリーズというわけでもないんですが(笑)。ずいぶん前にも書きましたが、僕はジェットコースターが苦手です。
そして、もっと苦手なのが、落ちもの、です。フリーフォー○とか、なんかそんな類の名前のアレたちです。あの真上に上がって、ピュー、って落ちてくる乗り物ね。ほんと、存在意義を問いたくなるくらい、苦手・・・というか、怖いんです。
お、ち、も、の、フ、リ、イ、フォ・・・あー、書いてても、怖い
(笑)。
まぁね、実際にあんなに高いところまで引っ張り揚げられて、落とされたら、そりゃ、ね。
でもじゃあ、映像なら?
だって、映画とかで、スパイダーマソでも、バットマシでも、ビューンなシーンてあるじゃないですか。
えぇ、あれなら僕も、大丈夫。だって、映像だもの。落ちものが苦手な皆さんも、あれなら大丈夫でしょ
?だって、自分が落ちるわけじゃなし。
・・・と思っていたら、こんなものが
。
映像だけで、オーマイガッ(((( ;゜д゜)))アワワワワ!
座って見ているだけで、本当に手に汗をかきます。
お腹の辺りが、続々します。ゾクゾクだっつの。
でもこれは、ホラーでも何でもありません。お化けやモンスターが出てくるわけでもありませんし、そういう意味では少しもショッキングな映像ではないし、言ってみれば、
「天気の良い日に、ただ人が散歩をしている映像
」
です。
はい?・・なーんだそれ?ですよね
。
百聞は一見にしかず。僕が何か言うよりもね。
さぁ、ご覧になってみて下さい。約6分間の、超スリル体験。ある意味、遊園地どころではありません(音楽が出ます。フルスクリーンにもなります)。
エル・カミニート・デル・レイを歩く。
(携帯からだけ方、すみませんです。)
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さぁ、いかがでしたか。
エル・カミニート・デル・レイ・・・「王の小道」(ウィキペディアによる説明はこちら)。
スペインの峡谷にある、この断崖絶壁に作られた道は、広いところでも幅1m以下。長さは約3km。柵などもほとんどありません。
片側はそそり立つ断崖絶壁、そして片側は・・・。その道は、部分的には老朽化で崩落してしまっていて、場所によっては穴だらけ。あるいは、むき出しの鉄骨だけ。残ったコンクリートだって、いつ崩れ落ちるか・・・。
映像をご覧になった方はお分かりかと思いますが、人とすれ違うのも、恐ろしい。そしてこんなところに人がいるのも、恐ろしい。なんでそんなところに立ってるんだ!って感じ(笑)。
もし、一歩足を踏み外したら、もし、風がビュンって吹いたら。もし、くしゃみなんかしちゃって、身体がバランスを崩したら。
まっさかさま、です。
その高さは、地上230メートル。60階建てのビルくらい。
そこをこの撮影者は、なんとカメラを持って歩いている。しかも、スタスタと
。
ありえませんよね。どんな心臓を持っているのだ
(笑)。
ってかそもそも、どうやってこんなもの造ったんでしょう。
「ここに道を作ろう」って思うのが、凄い。そして本当に造っちゃう人間が、もの凄い
。
あぁ怖い。書いてても、怖い(笑)。手の汗を拭きましょう。
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スキリ。
そして、怖い思いをしたあとはお腹が減りますので(笑)、ご飯を食べましょう
。
・・・何食べよう
。
下に落ちるのが怖かったから、上げ(揚げ)ものでも、いっときましょうか。
・・・まあたこんな夜遅くですが
(笑)。
ではー。