ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




陰陽道のならわしに、厄年というのがありますね。

 

まだまだ、そんなの遠い先のこと・・・

と思っていたのに(笑)。

 

もう、数え歳で、僕は今年がコンニャクだということ

 

・・・コンニャクではないけれど、まぁ良しとして下さい(笑)。

 

年が明けて、誕生日前なら今の実年齢に2つ、もう誕生日が来たあとなら、年齢に1つ歳を足したものが、いわゆる「数え年」で、これによって、ニャク年なのかが決まるんですね。

 

男性は、25歳、42歳、61歳。

女性は19歳、33歳、37歳。

そして、それぞれの前後が前ニャク、後ニャク、ということなんですね。

 

僕ね、昨年が前ニャクだなんて、全然知りませんでした。「え?、ニャク年?いつそれ?え?よんじゅう幾つ?そんなの、遠い先のことじゃん」

って本当に思っていたのです。知らぬ間に過ぎてました(笑)。でも、普通に良いことも良くないこともありました。いたって、普通、だと思います。つまり知らなければ、ニャク年だからと言ってどうということもない、とも言えそうですが・・・どうなんでしょうね。

 

でも、知ってしまったからには、小心者の僕としましては

 

今日、関東の三大師さんのひとつであります、川崎大師さんにお参りに行きまして、災厄消除(いわゆるお祓いですね)をしてもらってきました。気は心、と申しますか、こういうのは気の持ちようですが、一応、ね。

しかも一応ちゃんとした格好で、と思いまして、スーツを着て行ってまいりました。もうほんと、一張羅の(笑)。

 

お護摩を頂いて、帰りにおみくじを引いてみました。

 

ほう。

 

吉とでましたか。

 

おみくじも、つまるところ、くじですからね、くじ運なぞ全然良くない僕にしては上出来です。箱から棒がちゃんと出てきただけでも凄い(←それは言いすぎか(笑))。

 

本堂に上がって、お坊さんのお説法を聞き、お経と火と太鼓の音の中で正座をして、手を合わせながらお祓いをしていただくというね、これ、とてもスーッと気持ち良いものでした。敬虔な気持ちを体験できました。周りにいらっしゃる沢山の方々を見回しながら、あー、僕たちは日本人だなー、とも。

 

・・・と思っていたら、

「厄年のような考え方は、陰陽道や神道、仏教が伝わった国だけのものではなく、イギリスやスペインといったキリスト教国、エジプトやトルコといったイスラム教国にも同じような風習がある。」とウィキペディアに。ほほー。興味深いですね

 

それにしても、スーツは着慣れないので、少々肩が張りましたよ。

あと、正座で、足がちょっと。おいおい、それは日本人として、どうなんだ(笑)

 

ところで、今日川崎大師さんで聞いたんですが、こちらではニャク年が一年ずれてるんですよ。こちらの数え方では、僕は今年、前ニャク。でも、一般的には本ニャク。

・・・どーんなのん?

って思って、お尋ねしましたところ、

 

「どちらでおいでになりました?」

 

と訊かれました。つまりね、そこは本人が決めていい、ってことなんだそうです(笑)。

今年が本ニャクだと思えば、そうで、前ニャクなら、それでもいいんだそうです。

 

「でも、早く終わる方がいいので」といいますと、

「そうですよね、じゃあ、今回が本ニャクということでどうぞ。そしたら、来年でおわりますものね。」

と言われました。

 

・・・気の持ちよう、ってことでしょうかね(笑)。

 

ではー。



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