とうとう送られてきました。
『安全地帯 “完全復活” コンサートツアー2010 Special at 日本武道館 ~Start & Hits~「またね…。」』
とーっても、よいです。超楽しかったー。
勿論、映像付きも素晴らしいですが、こうして音だけっての、やっぱりとってもいいですね。
僕たちは、リハーサルから、勿論ツアー中も、毎日、その日の自分たちが演奏した録音を聴いていました。
演奏をしていても周りの音は聴いていますが、やっぱり客観的に、言ってみれば、お客さんの立場に立って聴く、という作業が必要なんですよね。
それによって、「ああ、ここの音色はもう少し明るくした方がいいな」とか、「あ、このフレーズの時は、どうもリズムが突っ込みがちだなー、気をつけなきゃなー」とか、「なるほどー、ギターはここでこう行ってるのか。なら、僕はちょっとアプローチを変えてみよう」とか。
でも、映像は、僕たちには見れません。これはよくミュージシャン同士で話になる永遠のジレンマなのですが、自分が演奏してる姿は、絶対に生では見れないんですよ。
「一度でいいから、見てみたいねぇ」って、みんな必ず言いますよ。特にいいコンサート内容になってる時なんか、照明さんや、音響さんなどのスタッフさんに「いいなぁ・・・正面から観れて」なんて言ってみたりね(笑)。
なので、ほんと、実は、お客さんのこと、とっても羨ましいんです。
僕たちが絶対に見れないものを、見れるんですものね。
ちょっと話が横道にそれましたが、そんなこんなで、やっぱり、リハーサルでも、本番でも、僕たちが拠り所にするのは、音なんです。
なので、こういったライブCDは、まさに、僕たちがずっとツアー中に追い求めていたものの、一つの集大成なんですよね。
これ以外の、見た目の部分は、照明などもありますし、自分たちではコントロールできませんから。
これこそ、僕たちと皆さんの感覚が、一番近くで共有できるものなんじゃないかなー。
なんて、言ってみたり(笑)。
でも、まあ、個人的には反省もありますねー。なんでこの日に限って、こういうことになっちゃったんだろう、って(笑)。
ネタばらしになっちゃうんですが・・・何度聴いても悔しいのが、「じれったい」の間奏の頭、ね。
ここ、僕がミニモーグっていう楽器で、ソロを取る事になってて、いつもその入りはね、「ピューン!」ってグリッサンドで入ってたんです。もう、3月の国際フォーラムの時から、ずっと。
で、ツアー40余本、リハーサルも含めたら100回以上、ただの一度だって、そのグリッサンドを失敗したことなんて、無かったのに。
この日に限って、コケてるんですよね。
「ピッ・・・」って。鍵盤から、途中で、指が落ちちゃってるんです。その後一瞬、音が途切れちゃってますでしょう・・・。
海月の投入に伴って、ミニモーグの位置が180度変って、振り向きざまに弾かなければならなかった、というのはあります。
でも、これも言い訳でね・・・。
だって、その前の、新潟、富山、武道館初日は、100%バッチリ出来ましたもの。
この音源に残っている6日に限って、「ピッ・・・」って、、
・・・くっそー。
悔しいなー。あのミニモグのグリス、気持ちいいのになー。あれを残したかったなー。
皆さんに、何度でも、聴いていただきたかったなー。
なのに、何度聴いても、「ピッ・・・」。
うう。
もうね、これはいつか、かならずリベンジします。絶対にします。この悔しさをバネに、もっとがんがります。
・・・あ、それ以外はね、僕はともかく、もう、皆さん、本当に素晴らしくて。
玉置さん、矢萩さん、武沢さん、六土さん、田中さん、松田さん、皆さん、最高。スタッフさんも、みーんな、最高。
そして、お客さんの皆さんも、最高。
超気持ちいいです。
そんな気持ちよさをVサインに込めて、
今日は特別に、
最後に。
はい、どん。
こちら、撮影はドラムス田中さんです。
先日、玉置さんのお宅でお会いした時に、
「ケンちゃん!何で僕が撮ってあげた写真、ブログに載せてくんないのさー(笑)。」
って仰られてたのでした。
はい、載せましたよー(笑)。
ほんとね、・・・この一枚もね、僕には絶対に撮れない写真なんですよ。
田中さん、ナイスショットをありがとうございました。
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あ、海月は無事ですよー。ってか、トラブルなどではないですからー(笑)。元気一杯です。ご心配、ありがとうございます。
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そして今日、また緑ちゃん、アマゾンさんのこちらのランキングで一位にさせて頂きました。ありがとうございますー。(毎日、夜には更新されて順位が変ります)
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ではー。