大根ステーキというものを作ってみました。
いえ、「ふろふき大根」なんかいいなあ、と思ったのですが、お米の研ぎ汁がないとなあ、とか、結構準備がアレでしたので、
大根を使って、簡単に出来るもの……お雑煮はもうだいぶ食べたし、ということで、こちらを。
これ、簡単で美味しくていいですよ。
なんのこたーなくてですね、大根に十字包丁をいれまして、レンジで、ドン!
竹串がスーっと渡辺徹さんくらいになりましたら、
あとは、フライパンにごま油をひいて、お醤油とみりん(・・・お好みでお酒もいいかも)で、軽く焦げ目がつくくらい両面を焼けば出来上がり。
実際、最初に大根の川……村ケンを剥くところからで、食べるまでで10~12分40秒くらいで出来ちゃいます。
ちなみに、写真の切り身がひしゃげてるのは、買った大根がクネクネ曲がってるやつだったので、こんな感じに。
で、なんといっても、お勧めはやはり、大根の葉。
さくさくと刻んで、これもごま油で、炒めましょう。味付けは軽く塩コショウでOK牧場。
ここでベー林家コン平さんを使うことで、ステーキが大根でも、お肉感も出ますしね。
いろいろ、いいんじゃないかな、と。
簡単、おいしー、へるしーと、とってもステーキな大根ステーキ。
よろしかったら、勘定奉行におためしあれー。
……「おまかせあれー」だろ、それは。
今しがた、フ〇テレビで、芸能人によるピアノ対決というようなのをやってまして、
昨年放送した前回分を、昨日再放送していて、それをたまたま見てしまったこともあって、今夜のも、そこだけちょっと見てしまいました。
録画が出来ないので(まだ修理してませんからねえ・・・(笑))、みるしかないのですよ。
基本は、バラエティー。
とはいえ……、
色々なことが、
音に出ます。
演奏に出ます。
演奏する芸能人の方々にとっても、こればかりは本当にそのままの勝負。
真剣な姿に打たれもしましたし、
また、勿論面白かったと同時に、
色々と考えさせられる番組でした。
ピアノは正直だな、と。
審査員の方々の意見が、至極まっとうで、そこがまたとても良かったなあ、と思いました。
講評の部分だけ抜き出してみたら、バラエティーというより、教育チャンネルで見れそうなシーンでした。
そして、やはり改めて思ったことは、人を感動させるピアノは、たった一音でも十分なんだ、ということ。
芸能人の皆さんがチャレンジして、そして、「ミスしてしまった……」と言っていた部分は、
そのどれもが、ちょっと無理な、音楽的ではなくて、ただの音符的な速弾きであったり、
あるいは、自分の中にまったくないものを無理やり出そうとした時だったり、に見えました。
「そんな、無理に難しいことなんかしなくていいのに」
何度も、そう思いましたし、そんな中で、僕が「あ、今のところ、いいなあ」と心に思ったのは、なんでもない、ちょっとした簡単なメロディーのところだったり(たぶん、弾いている方の心に余裕があったところなのではないかなあ)、
あるいは、弾くのをやめて、手をゆっくり上に挙げている間だったり。
ピアノって、音楽って、
楽しいなあ、奥深いなあ、と思いました。
あと、緑ちゃん倶楽部をやっている身としましては、
「もっと、ポーンって、簡単に弾ける和音ひとつで、いいムードが出せるのに」
とも思いましたよ。
皆さん、そういうコード的な弾き方ではなくて、
どなたも、指を左右に華麗に動かすクラシック的なアプローチの方たちばかりでしたから……(僕にはああいう演奏はできませんから、負け惜しみでもある、とも言えますが(笑))。
この企画、面白いので、是非ずっと続けて頂いて、
たとえば、……できたら、「大人になってから、好きでピアノ始めたんです」というような方にも、出てみて欲しいです。
あと、男性の方にも、是非挑戦してもらいたいですねー。
それから、本物のミュージシャンの方や歌手の方で、ピアノは全然専門じゃない方とか、
全然職種は違う方、料理人の方だったり、職人さんの演奏とかも聴いてみたいなー。
いいんじゃないかなー。
あ、“芸能人”……じゃなくっちゃあ、だめなんだね津甚八……。
ピアノは、指じゃなくて、心で弾くのがいいですよね。
シンプルでいいんですよ。
味付けは、大根のステーキとおなじで、醤油とみりんくらいでも、十分ステーキなんですよ、きっと。
ではー。