ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




天気予報は、予報ですから、外れる時は勿論あると思いますが、

今日は雪が降るどころか、暖かいくらいだったですよ。

いえね、結果的にはとても助かったのです

 

実は今日は、T京音大での、いよいよ最終回、八回目となりました最後の講義があったのです。

そして、ハモンドとレスリー、それからミニモーグについて語り、弾く、という内容でしたので(←やりたがりそうでしょ(笑))、

どうしてもクルマで行く必要があったのですよ

レスリー積んで、雪で、僕がクルマごと、クルクル回転してもしかたないですからねー。

回転は、スピーカーだけで良いのです。

本当に、良かったですよー。

 

さてさて、今日はいつもの階段式の大教室ではなく、地下にありますレコーディングスタジオをお借りしての講義。

さすが、と申しましょうか、完全なプロ仕様のレコーディングスタジオがあるんですね。

 

広さや設備のよって違いますが、ここまでの立派なスタジオとなりますと、普通でしたら、……一時間ウン十万円、なんていう料金だったりすると思います。

ピアノも、スタインウェイのフルコン(コンサート仕様)のものが入っていますし、機材も最新のものが揃ってますしね。

これを普段から使えるのだから、学生さんはうらやましいですねえ

 

「好きなだけ、音を出して頂いてけっこうですので」ということで、

時間になりましたら、熱い、じゃない、厚い(厚さ数十センチの鋼鉄製)の扉をガシャンと閉め、

集まってくださった皆さんを前に、僕がひたすら、熱(くるし?)く、語ったわけです。

今日は、T京音大の付属高校からも若い学生さんが参加して下さっていました(どのみち、みなさん若いのですけれども。なんなら、僕の子どもでもおかしくない…という)。

 

そして、ハモンドオルガンの成り立ち~基本的な機能の説明を実際に音を出しながら、そして、レスリースピーカーの効果を体感して頂いて、

歴史的なオルガンを使った名盤を聴いてもらったり、僕が「こんな感じとかもありでー」「こんなんも面白いです。かっちょいいです」と弾いて、聴いて頂いたり。

機会があったら、本物のハモンド、できれば「海月」の音も聴いてもらいたいですなあ…。

 

そして、ミニモーグ。これも、成り立ち~機能の説明を、実際に演奏しながら、あーだーこーだーうーだらだったーほにゃらかぴーと。

コルグの最新シンセであります、クロノスXも用意して頂いて、ハモンド、ミニモーグを混ぜて、一人セッション大会とか。

 

その後で、参加して下さった学生さん全員にも、ハモンドとミニモーグに触れて頂いて。

皆さん、とても興味深そうに聞いて下さって、嬉しかったなあ。

講義が終わってからも沢山質問して下さって、それから結局一時間くらい、何人もスタジオに残って、ずーっと楽しそうに弾いてくれてました。

皆さん、やはり実際に本物に触れる機会は、今までなかった方が多かったようで、

ハモンド+レスリーの面白さやロック風の爆音、ミニモーグの音の圧倒的な太さや艶っぽさ、そして、ベンドやモジュレーションの楽しさには、とっても感心してくれていたようです。

 

ハモンドは1930年代に生まれました。

ミニモーグの発売も1970年。

どちらも古い楽器です。

でもでも、……やっぱり本物は、世代を超えて、伝わるんですよね。

もう、ずっーっと、未来永劫、残ってほしい楽器たちです。

残ってくれなかったら、困りますよ、本当に

 

勿論、”楽器そのもの”も。

そして、これが、好きで好きで、たまらないという“人”も。

どんどん、広がってほしいですー。

 

うーん、……楽しかったですねえ

 

少しは出来たかな、誘導(笑)。

 

そうそう、今、Googleの検索窓に『ミニモーグ』と入れると、最初にはWokipedia,そして、二つ目には、僕のオフィシャルサイトのミニモーグのページ『minimoog maniac』が出てくるんですよ。英語で「minimoog」でも四番目に(笑)。

 

というわけで、

で、

 

・・・じゃない、

 

これこれ。

 

イカ天の写真を忘れちゃイカんです

 

色が潰れちゃってて、なんか、あまりな写真ではありますが、載せないわけにも

……イカないのでくコ:彡。

 

ではー。



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