「ええっ、世の中に、こんなに美味しいものがあったのか」
・・・と、本気で思ってしまったくらい、干し柿が美味しい。
子どもの頃、何度も、食べた記憶があります。
それ以降だって、何度かは食べたはずです(常備しているような家ではありませんでしたが、それでも)。
でも、ここへきて、「お兄さん、ちょっと食べてって」と、爪楊枝についた試食用のを一口食べた途端、
僕の中で、はじけたのです。
お、お、お腹がか?
いえ、そうではなく(笑)、
「干し柿って、こんな味だっただろう、的な概念」(つまり思い込み)がです。
いやあ、美味しいもんですねえ。
2袋買ってきて、一気に1袋は食べてしまいましたよ。
で、残りの一袋分を、こうして、今度はお酒のおつまみに。
この白い粉が甘くてねえ。
「特別な砂糖でもつけてるんかいな?」とも一瞬だけ思いましたが、勿論そんなことはなく。
これは、柿の実の糖分が結晶化したものだそうで、「主にマニトール、ブドウ糖、果糖、ショ糖からなる。中国ではこれを「柿霜」(しそう)と呼び生薬としている」ということなのです。
服にはパラパラ付きますけどね(笑)。
そんなこたー、ご愛嬌です。
さて、柿がお酒との相性が良いのは、ご存じかと思います。柿エキスを入れた二日酔い防止ドリンクなんかも売っています。
「他にも柿自体に悪酔い防止作用があり、二日酔いの時によく熟した甘柿を一つ食べると気分が良くなるとされている。」
ほらね、ほらね。
「食物繊維も豊富である。他にミネラルとして、マンガン、カリウムも多い。」
いいねいいね!ばっちりだ(何かが)。
「最も多い栄養成分は炭水化物である。」
ほうほう。まあ、ご飯と一緒に食べるわけじゃなし。
「水分が減っている分、高カロリーな食品となっている。」
高カロリーな食品となっている。
高カロリーな食品となっている。
高カロリーな食品となっている。
高カロリーな食品となっている。
高カロリーな食品となっている。
くっ。
なんで、美味しいものは、高カロリーなんでしょうね。
でも、ほかにもいいことあるし。
「柿はビタミンCが豊富で、生の大きい物ならば一個で一日に必要な量は補給できるが、ビタミンCは干し柿にすると無くなり、その代わりにβ-カロチンが増える。」
βカロテンは、強い抗酸化作用を持っているので、
身体全般の老化防止や、肌・髪・爪を健康に保つといった効果があるといわれています。
老化防止。
老化防止。
老化防止。
健康。
健康。
健康。
肌・髪・爪!
肌・髪・爪!
肌・髪・爪!
ほれほれ(なにやってる)。
いいことばっかり。
うっとり。
干し柿。
と思いきや、
「しかし、食べ過ぎるとタンニンの作用で鉄分の吸収が妨げられるという悪影響があるので、」
う。
「一日に食べる量は1、2個がよいとされる。」
もう8つ食べちゃったよ(笑)。
で、また今日、今度は三パック買ってきちゃったよ(笑)。
でも、常温でも2~3週間、冷凍しておけば、2~3か月持つそうです。
冷凍なんてしないけどね。絶対に食べちゃいますけどね(笑)。
「ころ柿(枯露柿、転柿、ころがき)とも呼ぶ。」
かわいいですな、コロ助みたいで。
でも、本当にめちゃくちゃ美味しいです。
僕、チョコレートとかは、「ひとつで十分」と自制できますが、これは「もう一個、もう一個だけー」と、自制、ぜーんぜん出来なかったです。
ではー。