先日の若宮大通りテニスコートですが、昼間は雨も止んで結局タケちゃんマン、oh五十肩、飲めない飲むらの3人は登場。もう一人というところだったのですがこれで打ち止めでしっかりやったそうです。3人なのでコート代は基金から出しておきます。私は名古屋へ帰ってきたのが4時前だったのでご無礼しました。
この日はそのままごろごろして過ごしましたが、暇つぶしに上野千鶴子「老いる準備」を読み出しました。上野千鶴子といえば知る人ぞ知るフェミニスト。喧嘩上手で恐ろしげな姉ちゃんという印象でしたが、あとがきで自身言っているようにように上野千鶴子も老いたのだ。自分を「福祉業界の新参者」といっているそうだが、その論は意外?にバランスが取れている。介護保険の評価などはわが意を得たりという部分が多い。とかく問題が多く評判がいまいちの介護保険だが、介護保険ができる前の老人福祉の状況を思い出して欲しい。介護保険による介護の社会化があってこそ供給がこれだけ増えたのではないのか。このパラダイムの変換は評価し過ぎることはないのでは。
しかし市民事業の可能性について言えば、そこが中核になるにしても、今後一人暮らし高齢者が増え、その中で一定部分自己決定できない(認知症などですが)高齢者が増えたとき、複雑な問題を抱えた困難ケースもでてくる。そういう困難ケースを市民事業がカバーしきれるのかということには不安を覚えます。どんなに非効率的だといってもそこの部分を行政なり社協が支えていかないといけないのではないでしょうか。市民事業にも大きな可能性はもちろんあるのですが、それは自己決定ができる介護のエリート?に当てはまるのではないでしょうか。
いろいろ考えさせられますが、読みやすいので気楽に読んでみたらいかがでしょうか。と思うのも私もまた老いたと言う事でしょう。
この日はそのままごろごろして過ごしましたが、暇つぶしに上野千鶴子「老いる準備」を読み出しました。上野千鶴子といえば知る人ぞ知るフェミニスト。喧嘩上手で恐ろしげな姉ちゃんという印象でしたが、あとがきで自身言っているようにように上野千鶴子も老いたのだ。自分を「福祉業界の新参者」といっているそうだが、その論は意外?にバランスが取れている。介護保険の評価などはわが意を得たりという部分が多い。とかく問題が多く評判がいまいちの介護保険だが、介護保険ができる前の老人福祉の状況を思い出して欲しい。介護保険による介護の社会化があってこそ供給がこれだけ増えたのではないのか。このパラダイムの変換は評価し過ぎることはないのでは。
しかし市民事業の可能性について言えば、そこが中核になるにしても、今後一人暮らし高齢者が増え、その中で一定部分自己決定できない(認知症などですが)高齢者が増えたとき、複雑な問題を抱えた困難ケースもでてくる。そういう困難ケースを市民事業がカバーしきれるのかということには不安を覚えます。どんなに非効率的だといってもそこの部分を行政なり社協が支えていかないといけないのではないでしょうか。市民事業にも大きな可能性はもちろんあるのですが、それは自己決定ができる介護のエリート?に当てはまるのではないでしょうか。
いろいろ考えさせられますが、読みやすいので気楽に読んでみたらいかがでしょうか。と思うのも私もまた老いたと言う事でしょう。