怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

6月29日若宮大通り公園テニスコート

2014-06-30 07:45:31 | テニス
梅雨の晴れ間でいい天気
朝8時30分に家を出て、新堀川沿いを歩いて若宮へ。
9時15分にはコートに着いたのですが、既に1059さん、ヤッターマン、OBさん、森の熊さん、はげ親父、タケちゃんマンといて、試合をやっていました。暑くなる前にと8時30分からやっていたとか。みんな結構気合が入っています。
私も練習抜きで、すぐに試合に入れてもらいました。
いきなりですが、森の熊さんと組んで1059、ヤッターマン組と対戦。
練習抜きだったせいかサーブが全く入らず、それでも森の熊さんの頑張りもあって何とかジュースまで行くのですが、そこまでがやっと。最後の詰めが甘くて1ゲーム取るのが精一杯でした。
遅れてきた私はその後、連続して試合に。今度ははげ親父と組んでOBさん、タケちゃんマン組と対戦。ここは一進一退で譲らず2:2の引き分け。
天気はいいのですが風もあり気温は30度。湿度も50%を切るぐらいで快適です。

みんなビールをぐびぐび飲んでいます。
続いてOBさんと組んではげ親父、ヤッターマン組と対戦。ここでは何とはげ親父にラブゲームでサーブをキープされるなどいいところなし。結局1:3でした。
この後ヤッターマンと組んでOBさん、森の熊さん組と対戦。ここらあたりになるとビールの酔いもあって最初に決めたはずの順番の記憶も定かでなく、適当に組み合わせて行きます。この試合も一進一退で結局2:2の引き分け。まあこんなもんでしょう。
若宮は高架下なのでコートの大部分が日陰。おかげで晴れていても快適にテニスを楽しむことができます。これでほかのコートのように日向だと汗まみれだったでしょう。

右端の明るく色が変わっている部分だけ日が当たっています。
みんな朝早くからやっているのでそろそろ厭戦気分が漂い、11時過ぎると紫禁城も空いているはずだから最後の試合にしよう…
最後の試合は1059さんと組んで森の熊さん、ヤッターマン組と対戦。ここはそろそろ発条が切れてきたのか気分はもう生ビールぐびぐびに行っていて厭戦気分でギブアップなのか0:4の完敗。なんだかな~
だいぶ早いけれど11時15分で終了。コート整備をして、途中でごみを捨てつつ鶴舞へ


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「下町ロケット」池井戸潤

2014-06-28 08:46:59 | 
今や原作として作品がどんどんテレビドラマ化されている池井戸潤。
これは直木賞受賞作でいわば出世作。今更なのですが一気に読んでしまいました。

宇宙科学開発機構の研究員だった主人公の佃はロケット打ち上げ失敗の責任を取る形で退職し、父の後をついで佃製作所の社長となる。以来、技術開発に力を注ぎ順調に業績を伸ばしていく。
そうした中、大口取引先から取引を停止され、資金繰りに苦しんでいるその時に大手企業のナカシマ工業から特許侵害で訴えられる。中小企業では知的財産権に対してガードが甘くまともな訴訟対応もできないことを見越して、優秀な弁護士を雇い言いがかりに近い訴訟を起こして、資金繰りに苦しんでいることを利用して最後には会社を乗っ取ろうという魂胆。足元を見て裁判を長引かせ資金ショートになるのを待っている。
理不尽な訴えに呻吟しながら、有能な弁護士に出会い対抗訴訟を起こして逆に和解金を勝ち取っていく。ここまでで十分感情移入でき胸のすく展開で一遍の小説になっているのだが、ここまではどちらかというと本論のいくための前段。
佃製作所が持っているバルブに関する特許が国産ロケットを開発している帝国重工に先んじており、新しいロケットのためには絶対に必要な特許になっていた。
最初はその特許を20億円で買う交渉をするのだが社長の佃は拒否。特許利用の提案も拒否して、製品を収めたいという。自分の夢として国産ロケットに会社の製品を組み込みたいと。自社開発を方針として何とか特許利用で収めたい重工のからめ手も含めたなりふり構わないやり方。
佃の社内でも特許利用契約のほうが資金繰りも楽になるしリスクも小さいので製品納入にこだわることに異論が多い。
正直言うと私もこの社長の方針には疑問を持つ。特許で得た資金で新たな技術開発を進めることができる。製品を作ることにこだわらず技術開発を会社の方針とするというのは、岡野製作所の例を出すまでもなく十分ありでしょう。でもそれでは夢を追う小説にはなりませんね。ホンダでも一介の町工場から自分のところで優れた製品を開発して作っていくという夢があってここまで来たんですよね。
それでも大企業の帝国重工には理解できないのだが、まじめにモノづくりに取り組んでいる中小企業には確たる技術があり力がある。大企業の上から目線でではわからない現場力がある。
製品納入のための検査の場面では、日本のモノづくりの強さの秘密が何か所か出てくる。
職人の手作業で正確に穴をあけ削り出す。機械のほうが正確だと思われがちだが熟練した職人のほうが正確に仕事をこなす。ミクロン単位の非常に細かい作業では鉄でも微妙な温度や湿度で膨張したり縮んだりしてしまう。その時の条件を感覚で読み込んで微調整できるのは人間の熟練です。
試作品はすべて手作業で作る。手作業だと機械でやるのと比べて考えるヒントが生まれる。くみ上げる前に設計のまずいところがわかったりする。結果的に手作業のほうが試作工程の効率を上げることになる。
小池和夫先生の著書にあるように日本のモノづくりの強さは製造現場の声が設計者に反映され、現場で設計の手直しさえすることにある。設計したマニュアル通りに作るだけでなく現場の意見を取り得ながら絶えず改善されていくことが日本の製造業の強さです。帝国重工が見下していた中小企業の佃製作所の現場には優れた品質とプライドがあったのです。
作者の池井戸潤は銀行員からコンサルになっているのですが、中小企業の現場のことをよく知っています。そして日本の中小企業の力を高く評価していると思います。それにしても「空飛ぶタイヤ」では三菱自動車、この本では三菱重工がモデルと思いますが、財閥系の大企業の硬直した姿にはなんか敵意を感じます。銀行員時代によほど嫌な記憶があったのでは。
最後はハッピーエンドと分かっていても、これでもかと何回も妨害や試練が待っていて、まさにこれはルーズベルトゲーム。ハラハラドキドキして途中でやめることができませんでした。読後感はさわやかですけどね。
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株主総会へ行ってきました。

2014-06-25 14:10:53 | Weblog
一応手持ちの小銭を株式投資に回してもう10年以上になる。
その間山あり谷ありで現在はアベノミクスの成果でプラスになっている。それでも未だ大きく株価が割り込んでいる銘柄もたくさんあり、15000円から16000円の間をさまよう展開では今後どうなるのかやきもきしている。
それはそうとして、株主総会なるものには1回も出席したこともないのですが、暇な今なら出れるので名古屋本社で株主総会をヒルトンでやる「日本空調サービス」の総会に出てみました。

ヒルトン名古屋の5階なのであんまりふだんのティシャツ姿ではいけないかと久しぶりに普通の格好をして9時30分には会場へ。
受付では議決権行使書を渡して出席票をもらいます。
席は自由なのですがこの時点でほぼ半分ほど埋まっていました。10時には満席となり300名以上の人が出席しているみたい。
背広を着たいかにも企業の人という人もいるのですが、全体に年齢層は高い。一番前に座るのは総会屋?とも思ったのですが、そんな雰囲気もありませんでした。
一応私は真ん中あたりに座ったのですが、私の隣に座った人は本当にまともに歩けないような背の曲がった方でした。女性の方も結構多く、投資もお金を持った女性が主導権を握ってきている…
議事は社長さんが議長になり報告事項から進めていきます。報告事項は前のプロジェクターと(プロのアナウンサーだと思いますが)女性のナレーションで説明。約30分で説明が終わりました。
そこから質疑応答ですが、回答は時たま後ろから紙が回ってくることもありましたが社長さんがほとんど答えていました。
主な質問は
・名古屋市から子会社が指名手視された事件の内容は?
・株主優待を取り入れてほしい。
・海外の売り上げと利益は
・太陽光発電への取り組みと採算は
・配当性向の今後は
・役員賞与の根拠は
・ROEをどう意識しているか
などでした。
やたらと株主優待を求める人がいるのですが、消費者向けのサービスを展開してない会社はサービスを株主に体感してもらう必要もないので、優待ではなく配当なりで配慮するのが筋。その点優待は考えていないとの答えは正解と思います。
太陽光発電は結構儲かっていて毎年2500万の利益が出ているとか。
海外へは積極的には出ていないけど国内の取引先から頼まれた場合は出て行っているとかで、売り上げの1~2%だが利益では3~4%であり、今後もチャンスがあれば考えて行きたい。
配当性向は50%を目標にしている。ROEは問題意識はあり有価証券報告書には数字を出しているが中期計画に入れていない。
といったことを一つ一つ丁寧に答えていました。質問がありませんかと会場を見まわして手を挙げた人全員にこたえ、手を挙げる人がなくなるまで約30分ですが時間をとっていました。
業績は非常に好調、株価も大きく上がっていますので、社長さんも自信満々ですし、文句のつけようなく、ヤジもなく和やかな雰囲気で終了しました。
終わって役員との懇談会が隣の部屋であるというのですが、遅れて入ったらみんな我先に料理の並んだテーブルに取り付いていて、付け入る隙もない。テーブルにはビールも並んでいて早くも飲み始めている人もいる。どうやら開会のあいさつもそこそこに始まったみたいです。結局昼間からビールを飲む気もなくコーヒーとケーキを一切れ食べて早々に退散しました。みんな懇談会がどんなもんかよく知っていて、料理を確保するのに必死みたいでした。寿司桶がすぐになくなり、新しいのが到着した途端に二重三重に取り囲んで奪い合っていました。どうりで女性の方が多いはずです。
でも配当もそこそこですし、総会の記念品の代わりに懇談会があり、コーヒーとケーキだけでもヒルトンなら結構します。今度懇談会に出る時は遅れずに先制攻撃をするつもりなら、十分元が取れます。まあこのまま持ち続けることにしましょう。
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6月21日若宮の後の紫禁城

2014-06-24 07:21:07 | テニス
テニスを終えて、途中で空き缶をコンビニのごみ箱に入れつつ紫禁城まで歩いて行ったのですが、猫背気味のウッチーは丸田町からバスに乗っていきました。ちょうどバスが来たので信号を走って渡っていきましたが、それぐらいなら鶴舞まで歩いて行きなさい。
当然ながら猫背気味のウッチーが一番で、我々が到着すると既に餃子とトマトの卵炒めを頼んでありました。
とりあえず生ビールに猫背気味のウッチーはウーロン茶、タケちゃんマンは焼酎をロックで乾杯。
おすすめのメニューから桜エビともやし炒めを注文。

ちょっと塩辛い。
不思議なことに焼酎を一緒に流し込むとあまり辛さを感じないんですが、これはもう高血圧まっしぐら。
烏賊団子も注文。
出てきたらこれはたこ焼きか?という感じ。

でも食べてみると烏賊が練りこんであって美味しい。
ここで最初に頼んであった餃子がやっと到着。

この時点では森田、OBさんは生ビールをおかわりし、私たちは芋焼酎(今回一升瓶をキープ)のロックになっていました。
ロックの器が結構大きくて1杯飲むとかなり効きます。
それではと牛肉の黒コショウ炒めを追加。

胡椒がよく効いて焼酎にあいます。
ここで森の熊さんもビールから日本酒へ。「八海山」を冷で。
負けじとOBさんも「千寿」に。

ところで1059さんはめでたく放射線治療を終了。全快?とはいかず12週間に一度注射をして、pSA検査の数値を確認するとか。それでもひと段落なのでしょう。まずは小吉ぐらいでしょうがおめでとうございます。ご本人的にはこれで80歳までは大丈夫のようでした。関連して病気とかの話になったのですが、加藤茶の恍惚ぶりが話題に。私は見ていなかったのですが、かなりあっちにいっているみたいです。70歳ちょいぐらいだと思いますが、歳の差婚の無理が来ているのでしょうか。人間分相応にしないと命を縮める?
もうかなり出来上がって〆に焼きそばとチャーハンをお願い。

焼酎は3分の1ぐらい残っていたのでしょうか。

8時ごろには終了してお勘定は一人2千5百円でした。
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6月21日若宮大通り公園テニスコート

2014-06-22 16:27:31 | テニス
曇っていますが、天気予報では雨が降るのは夜になってから。
テレビを見て3時45分に家を出ました。
この日はそれまで全く歩いていなかったので若宮大通り公園まで歩いていくことに。
新堀川沿いに歩いていきますが、堀留の下水処理場にはいつの間にか昔の写真の看板が設置されていました。

これも「河村市政」の成果です。でもこれを見に遠くから来る人はいないでしょう。
高架下まで来るとちょうどOBさんがトイレに入るところ。信号待ちをしてから私も入ったのですが、OBさんはまだ出ていないのか立っている。どうも出が悪くなって勢いもなくなった…これはもうタケちゃんマン現象。
この日コートはBコートだったのですが4時30分過ぎても午後のグループがまだやっている。メンバーは集まってきてCコートは空いていたので、空いているCコートでやることに。
乱打を順番にやっている間に来た人もいて、この日は総勢8人のオールキャストになりました。
人数も多いので早いとこじゃんけんして、試合を始めたのですが、その時になって本来のCコートの夫婦連れがきました。Bコートと代わってくれないかとお願いしたのですがCコートがいいというので撤収してBコートに移動
比べてみるとBコートは継接ぎがあって、Cコートのほうがいいのかな…

まあ、この日は曇っているので西日に悩まされることもなくテニスとしてはちょうどいい天気でした。
さて試合は、最初1059さんと組んでヤッターマン・森の熊さん組と対戦。強敵に何とか1ゲームは取れたのですが、それが精一杯。結局1:3でした。
合間には当然ながらビールを飲んで、この日は500缶が2本に350缶が5本の2.75リットルの消費でした。

次の試合は森の熊さんと組んで1059、ヤッターマン組と対戦。ここは一進一退で長い試合になりましたが最後のゲームを落としてしまい結局1:3の負け
6時過ぎると曇りと言うこともあってちょっと薄暗くなってきます。最後の試合はヤッターマンと組んで1059、森の熊さん組と対戦。ここは森の熊さんが酔っ払ってきたこともあるのかサーブの精度が悪くなったきたこともあるのか、4ゲーム連取。4:0で最後を飾ることができました
コート整備をして6時30分前には撤収。雨が降ることなくテニスができました。終わっていつものようにうちそろって「紫禁城」へ行きました。

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「Мポートレート 加山雄三・黒柳徹子」

2014-06-22 09:29:33 | Weblog
土曜日の午後に何気なくというか、たまたま教育テレビでこの番組をやっていたので見てみました。
加山雄三は77歳、黒柳徹子は80歳。どちらもとても歳に見えずに若々しいのですが、白髪も染めず化粧を落としたすっぴんで近くで見たらどうなんでしょう。
それにしても加山雄三は若大将の頃は本当にかっこよかったですね。
ところが中年に差し掛かろうとしたところで人生暗転。
ホテル経営に失敗して(当時で)20億円以上の負債を背負いすべてをなくしてしまう。債権者にこづかれ土下座したことも何度かあるとか。
そのころは若大将で興行を打つこともできず、キャバレー・ナイトクラブ回りをしていたとか。その時の1曲が北島三郎の「兄弟仁義」。北島三郎でなくて加山雄三が歌う歌声が流れたのですが、キャバレーではそもそもほとんどだれも歌を聞いてくれない。幸せだな~と言っても全く受けない。仕方なくというか演歌を歌うと多少は聞いてもらえるとか。当時の写真ではもみあげも伸ばして尾崎紀世彦風。若大将の面影はありません。自分の曲の作詞作曲もしていたのでそこまで追い込まれるようなこともなかったかもと思うのですがブームが過ぎたアイドルはドサ回りするしかないのか悲惨なものですね。今だとカラオケもあるので印税も入るし、もう少しエンターティメントの世界の奥行きもできているのでもう少し何とかなると思うのですが、今も一緒ですかね。
そうなると周りの取り巻きは誰もいなくなり、残ったのは学生時代の友人と海の仲間だけ。べたな表現ですが最後は金勘定抜きの友だけですね。
そんな加山雄三復活の転機は若大将シリーズの映画の再上演とNHKの「ビックショー」への出演。ここから借金も返し終えて全国ツアーも行いテレビにも再登場するようになったのですが、今の彼からはそんな苦労したことはみじんも感じません。
もう一人のゲストの黒柳徹子が選んだ「ザ・ベストテン」時代の1曲は近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」、思わず「へ~」となってしまいました。その後に坂本九の「上を向いてあるこう」も選んでいたのですが、これは海外でいろいろな活動した時にいろいろな国でお礼に日本の曲をと言うと演奏されたのはこの曲だったとか。これも「へ~」ですね。
ところで二人が選んだ最後の1曲は打ち合わせではなく同じシナトラの「マイウエィ」。加山雄三はなるほどですが、黒柳徹子もこの曲とはこれも「へ~」。
それにしてもこの時間帯の教育テレビでの放送でしたが、結構見ごたえがあるいい番組でした。何かの再放送?まったく宣伝なしではもったいない番組でした。
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「神去なあなあ日常」三浦しをん

2014-06-20 08:36:15 | 
最近封切りの映画「WOOD JOB」の原作本です。
映画化されるとかの話題なった本とかはなかなか図書館の書架にはないのですが、これは映画の題名とあまりにも違うので気が付かれなかったのか、書架に並んでいたので早速ゲット。

横浜の高校生が卒業後もやることなくフリーターでもしていようかと思っていたら、教師と母親の陰謀?でいきなり三重県の山奥に連れていかれて林業に携わる。林業就業者を養成する「緑の雇用制度」に勝手に申し込まれたみたいです。
ずぶの素人が林業に徐々に慣れてきて、村にも親しんでくるとともに村の人々にも受け入れられてくる1年を描いています。
個人的なことですが、職場の同僚の親族の葬式があって、三重県の飯高村まで行ったことがあります。今は編入されて松阪市になっていますが、当時久居からどんどん山の中に入って行って、峠を越せば奈良県と言うところ。国道も冬期は凍結のため通行止めで峠を越えることができないというような山の中でした。道がわからなくて葬式はどこでやっているのかと村の人に聞いたら「この道をまっすぐ2キロぐらい行くと三差路があるのでそこを右に行くとわかる」と答えられた時にはびっくり。私は20メートル先の家で葬式があっても知りません。
そんな辺鄙なところに都会人がいきなり行ったらカルチャーショックで茫然自失するしかありません。
それでも主人公の先輩にして指導者役の「ヨキ」のハチャメチャにしてスーパーマンのような姿はなんとかっこいいことか斧一本で伐採を行い木から木へ飛び移る。ターザンかですが、主人公の勇気を優しくではないのですが、ちゃんと見ています。親方の清一さんも思慮深く魅力的で、一緒のチームの人たちもやさしく接してくれます。そんなこんなでなれない山奥の暮らしにも徐々に馴染んでいくのですが、日本の現在の林業の厳しさもよく描写されています。
題名にもある「なあなあ」とは神去村の方言。「ゆっくり行こう」とか「まあ落ち着け」と言うような意味ですが、そこから派生していろいろな意味に使われるようになり、日常会話のあらゆる場面で、この「なあなあ」で済んでしまうような…
三重県側から奈良へ抜けるあたりの紀伊半島は山深く、諸戸産業とか速水林業とかの全国的にも知られている大山林地主もいます。参考資料を見ると尾鷲市周辺がモデルのようですが、山里はいくつもあって同じような文化があると思います。
春から夏、そして秋と季節の移り変わりとともに山仕事があり、夏祭りがあり、川で水遊びし、山火事の恐ろしさと命がけの消火作業、そして秋祭りがある。神去祭りは諏訪の御柱祭りを思わせるのですが、千年杉を切り出しそれに乗って山の斜面を滑り降りてくるというインディジョーズ真っ青のさらにありえないような展開で笑ってしまいます。
これも個人的なことですが、かみさんの実家は岡崎の山奥、今は亡き額田町ですが、携帯の電波は通じず、シカや猿が出るというところですので、山の生活の描写には妙に納得してしまいます。幸いなことに山道とを歩いていってもヒルとかダニに遭遇したことはないのですが、草いきれの中を歩いていると何が出てきてもおかしくありません。側溝に沢蟹がいて蛍が飛んでいるというと美しいのですが、そればかりではないのが現実です。
主人公のこれからはどうなっていくのか、淡い恋はどうなるのかと中途半端と言えば中途半端な終わり方ですので続編が期待できます。見ていないのですが映画の出来はどうなんでしょうか。小説は面白かったですね。
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今回の干物は「カレイ」

2014-06-19 08:27:14 | Weblog
夜にイオン熱田へ水をもらいに行くついでに鮮魚売り場を見てきました。
あらかた冷蔵ケースは空になっていたのですが、カレイが売れ残っていました。2匹で208円。さらに5%引きだったので1匹100円にもならない。これは買うしかないだろう。

輸入の冷凍カチカチのものではなくて、一応北海道産の「マカレイ」。
まずは塩を振って軽く洗います。よく見ると2匹のうち上にあったカレイは子持ちですが、下にあるもう1匹は子なしで大きさも小さい。やっぱりねと言うことでした。これなら少し高くなりますが1匹108円のもので、大きさとか子持ちかをよく吟味して4匹買えばよかったかな。でも4匹うまくそろわなかったかもしれないし、これでいいのだ。
洗ったらペーパータオルで水気をよく取ります。今回は処理済で頭とはらわたが取ってあるので、汚れも一緒にふき取って準備完了。

ボウルに塩を大匙1杯。水を約500㏄、お酒も大匙1杯、プラスして隠し味でだし醤油を少々。隠し味に入れてわかるかと言われるとよくわからないのですが気の問題で少し入れるとうまくなるかもしれないというこれはもう思い込みと言うか信仰かな。
よくかき混ぜて塩が解けたらカレイを漬け込みます。

カレイの身が結構厚くて、開いていないので今回は漬け込む時間は1時間以上取りました。皮目に包丁で切れ込みを入れたほうが良かったかもしれません。今回はテレビを見ていてつい忘れてしまい漬けこみ時間は1時間30分になってしまいましたが、結果的にはちょうどいい塩加減でした。
その後はベランダで干します。

西のベランダで干したので朝はまだ日が当たらないこともあって生乾きでした。もう少し干したほうがいいと結局午前中も場所を替えて干したのですが、今回はハエが1~2匹飛び回り、たかるほどではなかったのですが、生乾きのままで早めに冷蔵庫に入れました。
それでも夕飯時にすぐに焼いて食べたので美味しかったですね。包丁使うこともなく漬け込むだけですので料理とも言えないような簡単な干物つくりでした。
これならだれでもできるので一度お試しあれ。
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6月14日瑞穂公園テニスコートの後で

2014-06-16 20:44:59 | テニス
この日は7人そろっていつものしげすしへ。
テーブルに3人と4人に分かれてまずは各テーブル1本づつのビールで乾杯。
猫背気味のウッチーはいつものようにお任せコースで、後の人はつまみを頼みます。
まずは白身の刺身に、タイの冑焼き。
白身は身の色からいって鯛ですね。

夏らしい器で出てきました。
鯛の冑焼きは、少し小さかったのですが、ほじって食べます。後は骨が飛び散ってバラバラになった悲惨な事件現場となっています。

ビールはすぐになくなりますが、キープしてある焼酎は残り少なく2杯分くらい。
一緒に新しい焼酎をおろしました。
「神の河」を水割りでいただきますが、飲みやすいのでロックでも大丈夫。
げその七味焼きもお願いし、ガリも出してもらい、焼酎を飲んでいきます。

合間に猫背気味のウッチーのおまかせすしの一部も回ってきてありがたくいただきます。

焼酎をぐびぐび飲んでタコぶつにアナゴの白焼きを追加。


当然ながらおろした焼酎は全部なくなりました。

もう1本入れたらという声もなきにしはなかったのですが、きりがないのでここで〆の寿司を注文。
前回来た時に頼んだサバ寿司が美味しかったので、太巻きとサバ寿司にしようとしたら、鉄火もという声が上がり、結局太巻きにサバ寿司、鉄火と3種類を分け合って食べることに。

頼んでいないスイカが出てきて、食べ終わるとちょうど8時。
いろいろ食べたので高いかと思ったのですが、1万7876円。

どうも消費税増税後は1円単位の勘定になります。
一人2500円で376円は基金から出しておきました。
ここから家まで歩いていきましたが、汗をだいぶかいたからかトイレに立ち寄ることなく無事家に到着。
この日は2万9千歩も歩きました。
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6月14日瑞穂公園テニスコート

2014-06-15 20:59:57 | テニス
梅雨の晴れ間かこの日もいい天気。少し風が強いですけどね。
午前中は瑞穂区美術家展を博物館に見に行き、ついでに区役所講堂でやっている環境バザーに顔を出してきました。
午前中にほぼ1万歩歩いたのですが、どうせお酒を飲む(私は前日の残りの枝豆と缶ビールを持参)ので瑞穂公園テニスコートへも歩いていきます。
この日は4時30分からなので3時40分過ぎに家を出て歩いていき、ちょうど4時30分に到着。
コートは4番コートで猫背気味のウッチー、タケちゃんマン、森の熊さん、1059さん、OBさんがすでにいて乱打をやっていました。
すぐに入れてもらい暫く乱打を。
しばらくやってビールを飲みつつ休憩。晴れて気温も30度近くですので、グビグビ入っていきます。

一息ついてじゃんけん
最初の試合は猫背気味のウッチーと組んでOBさん、森の熊さん組と対戦。実は前日家の近くの公園で壁打ちの練習をして(と言っても30分ほどですが)それなりにつかんだ気持ちで挑んだのですが、コートの上で生きた球と対するとまったくダメ。風にも翻弄されて何とか1ゲームをとるのがやっと。1:3でした。
試合をやっている最中にはげ親父が登場。どうやらどっかで飲んできたみたい。
続いては、1059さんと組んで猫背気味のウッチー、森の熊さん組と対戦。一進一退の展開だったのですが、練習したはずのサーブが全然入らずダブルフォールトを繰り返して2:2の引き分け。どうやらビールを飲んだのが間違い?
暑いのでビールをついつい飲んでしまいます。この日は500缶が2本に350缶が5本でした。
続いてタケちゃんマンと組んで1059、猫背気味のウッチー組と対戦。またしてもミスを連ね勝てるはずのゲームを落として2:2の引き分け。こんなもんでしょうね。
6時過ぎると日も少し陰ってきたのですが、照明をつけるまでもなくまだ日も残っています。

陽は傾いて影が長くなっていますが、まだまだ大丈夫。照明がつくこともなく当然照明代も取られていません。
最後の試合ははげ親父と組んでタケちゃんマン、1059組と対戦。どうも酔っ払いのしょぼい組になり、予想通りというか何とか1ゲーム取ることがやっと。最後の試合はなんとか勝ちたかったのですが、結局1:3でした
終わっていつものようにみんなで「しげすし」へ行きます。
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