怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

夏場所近し大相撲

2015-06-30 22:46:30 | Weblog
もうすぐ7月。
大相撲名古屋場所が近づいてきました。
今朝の新聞にも力士たちが名古屋入りとの記事があります。
我が家の近くの「労働会館」は北の湖部屋の宿舎になります。
通りかかるとのぼり旗が出ていました。

駐車場には土俵が作られています。

イオンに行くと鬢付け油の臭いがするので見回し見れば、若い衆がちゃんこの買い出しにきていました。
それにてもどうして「労働会館」に大相撲?
伝統技能でそれこそ神代の時代から続く日本のがちがちの守旧派では…
どう考えても革新派ではないと思うのですが、もうここ10年くらいは毎年宿舎として使われています。
まあ、大相撲名古屋場所が始まると、これからいよいよ暑い夏本番になっていきます。
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やっと外壁が

2015-06-28 07:27:15 | Weblog
このところマンションの大規模修繕で外壁に足場が組まれて防音シートで囲まれていました。
窓から外を見ると見えるのですがシートを通してなので絶えず薄曇りみたい
細かい雨だと降っているかどうか外を見てもよくわからない状態がもう2か月くらい続いていました。前を通る人が傘をさしているかどうかで判断するのですが、前の道を歩く人は通学時間以外はあまりいないので困ってしまいました。
それが先日ついに工事がほぼ終わりシートが外されました。
おお!外はこんなに明るいのか。
そして今日はいよいよ足場も外されます。

大きなクレーン車が来てどんどん外していきます。
ちなみにこのクレーン車が通ったために前の歩道に大きな窪みができてしまって慌ててアスファルトで補修という羽目になりました。

足場をはずすのは結構音がうるさくて、おかげで録画で見ていた今日の「あまちゃん」の声がよく聞こえない。あまちゃん、いよいよ東京に行くんだな。秋元を目いっぱいいやらしくしたいかがわしさ満点の古田新太に負けるよな…
まあ工事は1日のことなので我慢、我慢。
やっと工事現場の中のような生活から解放されます。
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GIVE UP「ミクロ経済学の力」

2015-06-27 07:51:49 | 
週刊ダイアモンドの2014年経済書ベストテンで確か4位か5位だったと思いますが、たまにはちゃんとした経済学の本でも読もうと図書館で予約して借りました。ベストテンに入っていたからか結構こんな本に予約が入っていて待たされました。
やっと借りることができたのですが、一般の読者にも読めるようになっているとのこと。
ミクロ経済学の理論モデルをがっつり学べるように、徹底的にわかりやすく解説したもの。現実の事例をたくさん詳しく紹介してあるので、時事問題や社会思想の問題に経済理論が鋭い洞察を与えるものです。

ミクロ経済学については通り一遍ですが大学の教養で学んだだけなので、ここはちょっと腰を落ち着けて勉強してみるか。
一応張り切ってページを開いていったのですが、読むにしたがって数式や図表が出てくる。
高校時代はこれでも文系数学では学年(学級ではありません)トップクラスの成績を残してきたので、数式など出てきても大丈夫と信じていたのですが、甘かった。
もう40年以上脳細胞を壊れるままにぐうたら生活を送り、最近では超特急で忘却の彼方に飛んで行っている数式などというものは、見ているだけでギブアップ。微分積分という言葉は覚えていてもその式と出し方はもういけません。微分の式はどうだったんだっけ。積分はシグマを使うんだったみたいだけどどうやればいいんでしょうか。
巻末に最小限必要な数学の解説が載っているのですが呆然とするばかり。とっても最小限にもついていけないみたいです。あっさりここもパス。
結局ほぼ半分の第1部価格理論を読んだというか眺めただけで第2部のゲーム理論に入るとギブアップして終了。なんだかな~
それでも終章は「最後に、社会思想(イデオロギー)の話をしよう」というので、さすがにここは数式は読み飛ばしても理解できました。
今思えば無謀というしかないというか自分の現在の状態が分かっていないというかなんですけど、まあ5百ページ余りあるミクロ経済学の教科書を読もうとした意欲だけでもほめてください。
この本で勉強したい人は、図書館で借りるのではなくて机の横に置いてメモでも取りながらじっくり読んでください。
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岩波科学ライブラリー151「ハダカデバネズミ」

2015-06-25 07:21:37 | 
ハチとかアリは、二世代以上が同居して、繁殖個体が限定されて(女王蜂なり女王アリがひたすら卵を産んでいる)いて、その他の個体(働きアリとか兵隊アリ)は繁殖個体の繁殖を手伝うだけで自分では繁殖しない個体をたくさん含む社会集団を持つので真社会性動物と言われている。
人間も役割分担のある社会を築いているが、子供を産むのは女王に限定されていないし役割もしばしば転換するので真社会性には当てはまらない。
脊椎動物、哺乳類では真社会性を持つ動物はいないかと思いきや、いました。「ハダカデバネズミ」です。

そもそもこのハダカデバネズミが発見されたのは19世紀。東アフリカの乾燥地帯エチオピアとソマリア近辺の地下に住んでいます。名前の通りというかそのまんまですが、ほとんど無毛で唇を突き抜けている出っ歯。地下暮らしのためか目は小さくほとんど明るさを感知できるぐらいに退化している。鼻はよく効くみたいです。胴長短足でアンテナのような役割を果たすひげのような感覚毛を持っている。1年中地下で暮らすのですが、トンネルの中はほぼ摂氏30度前後に保たれた安定した環境なので無毛の方が好都合なのでしょう。そのためか哺乳類なのに自分で体温調節できない変温動物!なのです。でも体温調節能力を手放すことによってエネルギー消費量を低く抑えることに成功。そのためか30年以上生きるという体長10センチぐらいの体のサイズに比べて異様に長寿なのです。そういえば「ゾウの時間、ネズミの時間」という本があったともいますが、サイズや寿命は違っても動物の一生の心拍数はほぼ同じとかだったと記憶しています。哺乳類にあるまじき変温動物という特性が寿命に関係しているのか?心拍数はやっぱり少ないのかな…
ところで、このデバネズミが真社会性を持つと公表されたのは1981年。つい最近です。
一つの群れで平均約80匹、繁殖にかかわるのはたった1匹のメス=女王と1~3匹のオス=王様?のみ。女王は群れに君臨するのだが生まれながらの女王ではなく厳しい戦いを勝ち抜いてつかんだ地位。ストレスも高くライバルたちを威嚇し続けなくてはならず睡眠時間も一番短いとか。じゃあ、王様はどうかというと女王と比べて在任期間も短く要求されるままに交尾を強いられる。挙句は女王が交代する時には殉死というか真っ先に殺されるというとちょっとつらい。
群れの大多数は兵隊デバと働きデバとして女王に仕えている。兵隊は普段はあまり働かずにごろごろしているのだが捕食者の蛇などが侵入してきたときは一応攻撃するのだがかなうはずもなく食べられてしまうのが仕事とか。働きデバの一部は女王に子供が生まれると床に寝そべって布団と化し子供の体温を保温することもある。肉布団階級!体温調整機能を持っていないからこういうことが必要になるのです。でも兵隊デバと働きデバ、肉布団階級は固定されているものではなくて体の大きさとか群れの仲間との関係で変化していくものみたいです。
地下の巣穴の全長は3キロ余りに達するそうで、その中で居室、トイレ、方向転換する小部屋を設けている。住んでいる場所はもともとが乾燥地帯なのでまばらにしか植物が生えていない。地下で餌となる植物の根に行き当たるまでひたすら掘りまくる。餌場の場所を伝えるのは匂いだそうですが、仲間とのコミュニケーションには鳴き声も使っていて、17種類の音声を使い分けている。職業階級に特有な鳴き声もあるとか。これは光の入らない地下での生息環境でコミュニケーションをとるための方法でしょう。
この本では最初にこのハダカデバネズミを日本に持ち込み飼育する奮闘記も書かれている。裸で寒さに弱いので温度管理をしっかりしなくてはいけないとか、騒音振動に弱い(地下ではそんな時は地震などの天変地異しかない)のでパニックをおこして子供を食べてしまったりとかの苦労続き。そんなこんなで何とか飼育を軌道に乗せたのです。
今日本ではこの「ハダカデバネズミ」を見られるのは3か所。東京、千葉、埼玉といずれも首都圏ですが、機会があれば見たいものです。東京は上野動物園なのでパンダと一緒に見てみましょうか。
100ページほどの写真もたくさんある本なのですぐに読めますが、世界にはまだまだ知らなかったことが多いのです。
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6月20日瑞穂公園テニスコートの後は無理やりの

2015-06-22 07:38:25 | テニス
終わってしげすしまで歩いて行きましたが、事前に話していた15時にはまだまだ早くて14時40分過ぎ。
店の暖簾は引っ込んでいて戸に手をかけると鍵がかかっている。店の灯りも消えている。

ということは15時なるまで店の前で待っているということ?
裏に回ったりしても人気がない。仕方ないので電話をするか。
電話をかけると道に面した部屋で鳴っている。電話でなくて窓から大将の肉声が聞こえる。「大将!」と声をかけるとやっと表にいるということに気が付いたみたい。休憩中で昼寝していたかも。どうもすいません。
当然ながら誰もいない店にどかどかと5人で入りテーブルに椅子を足して5人で座る。
まずはビール2本。少し飲めば二日酔いの薬になる…
先回食べて美味しかったカツオの刺身をお願いします。

今日も美味しい。
ビール2本はすぐになくなりもう2本お願いします。
つまみにシラスおろしと烏賊焼き。

その間にビールはなくなりキープしてある「神の河」を出してもらいます。水割りでお願いします。

森の熊さんがネタのケースを見ていて、何かの頭があるので目ざとく見つけて大将に聞くとカンパチというので甲焼きにしてもらいます。
ほじくると美味しい身がたくさん出てきます。どうも食後の残骸は美しくないですけどね。

森の熊さんは甲焼きが好きなのです。長い病気休養が明けていよいよ復帰したみたいです。おめでとうございます。
それでは軟体動物好きの森の熊さんにタコブツも。

すぐに出てくるのでアナゴの骨せんべいも出してもらいます。

ポリポリポリ。
そうこうしていると焼酎がなくなったので「神の河」をもう1本。
もう一つすぐ出るものをとツブ貝を。
最近写真が食べ散らかした後の残骸が多いという声があるのですが、このツブ貝も食べた後に気が付いたので貝殻だけです。

わかめとトリガイの酢味噌和えもお願いします。
前から不思議に思っていたのですが、トリガイのあのビラビラのところじゃない身の本体は食べられないのでしょうか。大将に聞いてみると小さいのはともかく本体は生臭いのか食べれないとか。

わかめの上に載っているつまは大根の茎だそうです。
ちょっとしゃれていますが、これはあくまでつまで美味しくなかった。
サービスで大将がキュウリの梅酢付けを出してくれましたが、ヤッターマンは漬物は食べないのでパス。そうです還暦過ぎて嫌なものを食べることはないのです。
最後のしめは バッテラと鉄火巻き。

バッテラは気が付いた時にはほとんど食べてしまっていました。

いつの間にやら4時過ぎているのですがのれんはしまったままの貸し切り状態。
スイカが出てきて終了。ちなみにその間OBさんは3回トイレに行きました。いくらなんでもちょっと間隔短いのでは…思わず夜中にトイレに何回行っているか聞いてしまいました。
お勘定は1万3500円でしたが一人3千円でおつりは基金へ入れておきました。
休憩時間中に無理やり開けさせてどうもすいません。
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6月20日瑞穂公園テニスコート

2015-06-21 12:32:48 | テニス
前日の金曜日に妙齢のお嬢さんだった(過去形です)人に勧められ調子にのっていつもながら飲みすぎてしまったので、朝起きると頭が痛くて気持ち悪くて食欲なし
この日は12時30分からの中途半端な時間なのですが、当然ながらというかお昼は抜きで11時40分ごろに家を出て瑞穂公園テニスコートへ。
この日のコートは8番コート。5分遅れで到着でしたが、すでに1059さん、ヤッターマン、はげ親父、森の熊さんが乱打をやっていました。
入れ替わって乱打をやりますが、二日酔いで何となく脱力感があって乗りが悪い。
曇っているので気温はそんなに高くない(28度)のですが、湿度が高いのか蒸し暑い。

一休みしてから5人でじゃんけんして試合に。
最初は1059さんと組んではげ親父、ヤッターマン組と対戦。最初のヤッターマンのゲームからデュースが続いて長い試合になったのですが結局落とし、2ゲーム連取されたのですが、ここから何とか盛り返して2:2の引き分け。二日酔いで余分な力が抜けていたからかえって良かった?
ここでOBさんが遅れて登場。続いての試合は、また1059さんと組んでOBさん、森の熊さん組と対戦。ここは二日酔いコンビが粘れずに1:3の負け。まあ、こんなもんでしょう。
はげ親父とヤッターマンは二人はビールを飲んでいますが、さすがにこちとらはパス。情けない…

今度は組み替えてOBさんと組んではげ親父、1059組と対戦。ここは一進一退で結局2:2の引き分け。
休憩の時に柿の種を砕いてあげるとスズメが寄ってきます。

本来は警戒心が強くて近づかないのでしょうが、いつも何かもらっているのか慣れているのか結構近くまで来て柿の種をつまんでいきます。
「我ときて遊べや親のないスズメ」
3試合こなすと結構ヘロヘロとなってきて最後の試合はバネが切れた状態で森の熊さん、ヤッターマン組に0:4の完敗。疲れた~
コート整備して帰るのですが、1059さんは夜があるので直帰とか。
先週しげすしで話したら3時に開けますというのでそれならばと頼んであるので残った5人でしげすしへ。3時には少し早かったかな。
続きます。
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井上ひさし「この人から受け継ぐもの」

2015-06-20 09:01:44 | 

現下の安倍政治を見ていると、強引に突き進んでいる姿にある種の恐怖心を覚えるとともに、そこに立ちはだかる論陣に今一つ勢いがないように思われる。
こんな状況に井上ひさしが生きていたら何を書くのだろうか。
「難しいことをやさしく
 やさしいことを深く
 深いことを愉快に
 愉快な事を真面目に」書く
きっとユーモアにくるんで深くまじめにかつ真摯に批判するんでしょう…
この本は吉野作造、丸山真男、宮沢賢治、チューホフなどの人物評論です。

特に吉野作造の憲法観・国家観、丸山真男の戦争責任論については今こそ読まれるべきものでしょう。
大正デモクラシーとともに華々しく活躍した吉野作造の憲法論は時の政府なり為政者と憲法の関係を国民の側から問うものでした。立憲君主制の立憲こそ大切なんだと。
安倍政権は時代が変わったのだからと憲法を都合のいいように解釈していこうとしていますが、普通にどう解釈してもできないことをできるというのならば、成文法としての憲法の意味がありません。まさに為政者側の憲法無視行為では。時代が変わったというのなら堂々と憲法の規定に従って改憲を提案するべきではないでしょうか。正しい提案にも耳を傾けないバカな国民ばかりなので、解釈を変えたというのはいかにもエリートくさい上から目線の気がします。
吉野作造論は2003年の公演をもとにしていますが、いまこそ読まれるものでしょう。
丸山真男は「日本の思想」ぐらいしか読んでいなくて、こんな戦争責任論を展開していたのには目を開かされました。それにしても戦争末期の広田弘毅による対ソ連活動を見ると対外情勢を冷静に判断することなく情報過疎の状態での日本の外交の稚拙さには唖然としてしまいます。その間に何人の命が無駄に失われていたのか…
宮沢賢治について言えば、戯曲を書いていることもあってよく調べてあるのですが井上ひさし流の見方に引き込まれます。西洋の文化と科学に親しみ、ユートピアにあこがれ何としても実現しようと日蓮宗にのめりこみ、農民運動に飛び込み、挫折するのですが、ひょっとして宮沢賢治は躁と鬱が繰り返す双極性障害だった?そう思うと紆余曲折のある彼の人生が理解しやすいところがあります。
チューホフについては、若かりし頃その芝居を何回か見てその場はフーンと感心したくらいで、ほとんど基礎知識がないので感心するばかりでした。
笑いについての論考も同様なのですが、残念ながらこれは未完です。
もっと、もっと、井上ひさしの考えから受け継がなくてはいけないものがあると思いますが、残念なことにその不在を感じるばかりです。
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中野雅至「肚が据わった公務員になる!」

2015-06-18 07:21:12 | 
著者は大和郡山市役所職員から国家公務員上級試験を受かりキャリア官僚として労働省に入り、その後ミシガン大学大学院留学後に新潟県の課長を務め、厚生労働省課長補佐を務めたのち退職。兵庫県立大学大学院教授を経て神戸学院大学教授となるという経歴です。
この履歴でわかるように、市の職員、県の職員、国家公務員、さらには県立大学教員といろいろなパターンの公務員の世界を経験しています。
当然ながら、公務員けしからん論による一方的な攻撃ではありません。現下の厳しい公務員バッシングの中で、いかにキャリア形成をして肝の据わった公務員になるか、キャリア国家公務員、ノンキャリア国家公務員、都道府県職員、市町村職員、それぞれの立場に即して提言しています。

読んでみて実態に即した納得できるものでした。しかし、さすがに指定都市は経験していないので取り上げていないのですが、権限においても待遇においても県職員と市職員の中間というかいいとこどり(でもないか)という点でどう考えればいいのか、これは読んだ人の考えることでしょうね。
実はこの本を読む前に著者の「天下りとは何か」も読んでいるのですが、自らの現在の立場上コメントをする気分にはなれませんでした。これも一方的なバッシングではなく天下りができてきた経過と理由もきちんと述べてあり、キャリア国家公務員の早期退職勧奨と裏表であること、それによってうまくいっていることもきちんと書いてあります。もちろん天下りの弊害もですけどね。興味のある人は読んでみてください。
この本に書いてあるのは、建前としての「全体の奉仕者」というだけでは生活者としての公務員が仕事にどう取り組むのかの心構えが具体的に浮かんでこないから、きちんとした仕事の哲学というと大げさで建前に流されそうですので実際に仕事をする時のリアリズムに基づく「指針」を持ちましょうということです。
ここ数年公務員バッシングは激しさを増している。政治主導の名のもとに官僚機構と対決し、既得権益の巣窟と攻撃している。いわゆる改革派の首長は守旧勢力として部下である公務員を攻撃して、民間原理を導入し、色々な部門を民営化することで人気を博してきた。
昔は国を動かしているとプライドを持ち、それこそ無制限に働いてきたキャリア官僚もそんな中、挫折感を味わい疲弊して来ている。
キャリア官僚は国家行政を担う専門家として専門知識を磨くことが必要です。自己啓発を怠ることなければ、優秀なキャリア官僚は民間企業だろうと大学教授だろうと研究者だろうと転職の機会はいくらでもあるのではないでしょうか。
キャリア官僚以外の公務員にはそれなりに優秀で努力している人も多いのですが、とんでもないダメ公務員も中にはいます。規定上はあっても分限免職などは伝家の宝刀で抜かれたことがないのですが、こういった職員がマスコミに公務員の象徴として格好の話題になっています。公務員の甘さは何があっても首は切られないという点に象徴的に出いていますから、この点は心して対処する必要があるでしょう。
ノンキャリアの公務員は内部チェックしかなく議会もないことから創意工夫を忘れています。実務の専門知識は持っているのですからよりアカデミックな自己啓発をすることによって役所と中小企業とのインターフェースとなることができます。
都道府県職員は日本最も中途半端なエリートと書かれると、思わずよく言ったとなります。高学歴でプライドもそこそこあるのですが、今の都道府県の位置づけから国の仕事をこなすことが大事で都道府県としての独自性はあまりなく、市町村のように住民と直接接しているわけでもないので、あまり達成感もない。出世も遅くて50歳で課長になれば御の字、人事評価もあいまいです。本当に中途半端です。指定都市の職員から見れば威張っているだけでほとんど無用に見えます。著者のいうように広域行政のプロデューサーとして地域ブランドを確立したり医療、教育、雇用について専門性を持って住民の連帯感を作ることが仕事の指針になるのでしょうが、指定都市から見ると余計なお世話になります。
ところで最近は市町村職員もどんどん高学歴化してきています。住民と直接接しているだけにバッシングの対象となりやすく「やる気がない」だのと「働かない」とよく攻撃されます。それなりに身分は保証されているのだから出世するよりも趣味に生きたほうがいい。でもそれではポピュリスト首長やマスコミからの批判は続きます。「全体の奉仕者」という建前ではなくて今求められているのは住民と真摯に向き合い自己啓発を怠らずに地域の専門家として特定分野のヒーローになること。地域に真摯に向き合うというのは結構勇気もいるし覚悟もいるのですが、その分やりがいもあるのでしょう…まずは「10年後に出版するぐらいの気持ちで街歩きを」
公務員バッシングは納税者から見た公務員、消費者から見た公務員という視点からされることが多い。現在の公務員はあまりにも世間にビビりすぎている。もっと自分の仕事に自信を持って物おじせずに仕事をさばいていく、そんな肚の据わった公務員になることです。
自らを省みて右往左往するだけでストレスをため居酒屋で愚痴を言っていた生活でしたが、これからの人たちには自己啓発を怠らず具体的な仕事の指針を見つけて、色々な場所で活躍していただきたいものです。
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6月13日瑞穂公園テニスコートの後はいつものしげすしへ

2015-06-16 07:14:10 | テニス
毎度おなじみのしげすしへ行くパターンですが、この日は5人なのでしげすしのテーブルに椅子を一つ足して5人で座ります。
まずは座ってビールで乾杯。
お勧めのサンマの刺身(早いですが北海道物で冷凍ではありません)を。サービスでなのか付いているのかはらわたの炒めたものもつけてくれました。

脂の乗りはまだ早い感じでしたがその分あっさり食べられます。写真を撮らなくてはと気が付いた時にはもう食べた後でしたけど。
さらにお勧めのズワイガニ。

これももっと身が残っている時に写真を撮れって。右上の小さな小皿がさんまのワタ煮です。
ビール2本はすぐなくなるので焼酎を水割りで。
つまみに骨せんべいとオニオンスライス。

焼酎はすぐに飲んでしまったのでもう1本「神の河」を。ところがなかなか出てこなかったのですが、どうやら店に在庫がなくて女将さんが買いに行ったみたい。それならば店に在庫のある違う銘柄でもよかったのに余計なことを言いました。

大旦那が今日のカツオは美味しいというのでそれほど言うならとカツオの刺身。

確かにねっとりして美味しいカツオでした。
ここらで焼き物をと烏賊焼きをお願い。

併せて浅利の酒蒸しも。

浅利は今が旬で大きくておいしい。
〆はこの日はタケちゃんマンがいないので遠慮なくバッテラ。
最後にスイカが出てきました。
御勘定は11120円。1120円は基金から出して一人2000円です。
ところで来週は瑞穂公園テニスコートで12時30分から14時30分なのですが、お店は14時から16時は昼休憩。だから来れませんねと言ったら15時には店を開けときますとのことで、こうなると絶対に行かなくては。雨だったらごめんなさい。でもだとするとお昼は抜くのかな。
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6月13日瑞穂公園テニスコート

2015-06-15 07:13:56 | テニス
この日は予報では晴れて暑くなるということでしたが、雲が多い朝でした。
前日は家まであと100メートルというところで夕立にあってビショビショで帰宅。そのせいか明け方足がつってしまい(関係ないか)、痛みが残った寝起きでした。
ところでテニスボールの在庫がなくなったので1箱30缶を通販で購入しました。楽天ポイントを200ポイント使って13000円。また適宜皆さんへお配りします。でも基金はまだ残額が2万円以上あるのでご心配なく。
16時30分からなのでお昼を食べてうとうとしてから15時30分におもむろに家を出ます
神宮東公園を行くとくちなしの花が満開。香りが強いですね。

今では指輪が入らないほどむくんで太い…
曇って日差しはないのですが歩いていると暑い。
途中サークルKによってビールでもお試クーポンでポイント交換しようとしたのですが、お試クーポンはすべて予定終了。お得なことが分かってきたのかすぐに予定終了になるみたいです。
衛生研究所の南向かいの財務省職員住宅の跡地はいよいよ名女大の体育館が建ってきました。

名女大この近辺でこのほかにもあちこち工事していて、施設を集めていくみたいですが女子大って儲かるんですかね。
5分前にコートに着くとはげ親父、1059さん、OBさんがちょうど4番コートへ移動するところ。すぐに追いついて乱打を始めます。
しばらくやっているとヤッターマンも登場。この日は5人でした。森の熊さんはどうしたのでしょうか。合宿疲れかな…
気温は29度。動いていると暑いのですが、曇っていて風もあるので耐えられないほどではない。

蚊が飛んでくるので蚊取り線香もつけます。
乱打をやって一休みしたら、じゃんけんして試合に。
最初はOBさんと組んでヤッターマン、1059組と対戦でしたが何故か1059さんがチャンスボールをいつものようにホームランという得意のパターンがなくクールな試合運び。結局こちとらは粘ったのですがいつもながらの決定力不足で0:4の完敗。最近こういう記述が多いな~
一休みしてビールを飲みつつ合宿の反省会。タケちゃんマンはもっと早くから薬を飲んでいなさいというのが結論でした。飲みながらではあんまり説得力はないかな。

写真の後にも缶ビールを1本空けてこの日は350缶3本の500缶2本でした。
続いての試合はヤッターマンと組んで1059、はげ親父組と対戦。この試合は順番で行くと4連勝になるはずでしたが何故か一進一退で2:2の引き分け。いいところではちゃんとお約束の1059ショットが出ないと苦しいか。
この後その1059さんと組んではげ親父、OBさん組と対戦したのですが、これは1:2で最後のゲームが大接戦。デュースを繰り返して何度かチャンスがあったのですが、そのころには1059さんがバネキレで動きが悪くなってきて結局落として1:3
競った分ゲーム時間も長くなってこの試合で時間切れ終了。
コート整備して5人でしげすしへ。


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