このところ毎年もう年賀状仕舞いでもいいのかなと思いつつ、年賀状くらい書く気力があるうちは出しておこうと数を減らしながら書いています。
今年は郵便料金が大幅に値上げになったこともあって数は大幅に絞って60枚に。今更新たに賀状を出すような人もいないので年年歳歳減る一方ですし、このところ賀状仕舞いしますと言う人も多い。今年は値上げもあって丁度いい機会と思ったのでしょう7人の人がこれで最後にしますと書き添えてありました。一応私はもう少し頑張ってみようかと思っていますけど年末になるともうやめとなるかも。
暫く前だと毎年何件か喪中はがきが来たのですが、もう私たちの親の世代はかなり高齢になるのでそれはほとんどなくなってきている。
代わりに最近は毎年賀状を出している本人の訃報をいただく。
今年も年末に1人の訃報をいただき、年明けにはまたもう一人の訃報が届いた。
年末に届いたSさんは若かりし頃よく飲みに連れて行っていただきお世話になりました。ある時はタクシーで送っていただきましたが、帰る時はSさんおなじみの運転手さんをご指名。乗ってすぐ酒屋の前で止めてビールを買い込み、車内で宴会。Sさんは運転手にも「あんたも飲め」と勧めていましたが、さすがに運転手さんは断っていました。
Nさんには係員・係長時代によくコーヒーに誘われ、いつも当たらない人事案を感心して拝聴していた記憶です。コーヒーだけでなく飲みにもよくいきましたけどね。
お二人とも一生懸命作っている私の人生のジグゾーパズルの中の大切なピースでしたが、もう無くしてしまったと思うと喪失感は大きいです。お二人ともまだ70代で平均寿命から言ってもまだまだ若い。あれこれ思い出していると心がざわつき眠れない夜となりました。
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