大晦日です。
猛烈な寒波が来るとかで、年末年始は引き籠りの日を過ごすだけになるのか。
コロナ禍で不要不急の外出は避けて静かに過ごしてください言われているので丁度いいかも、というか今年一年を象徴してる姿ですね。
初詣は事前に済ませてしまおうと30日に母を連れて熱田神宮に行ってきました。
それではどうも気が済まないのなら正月に地元の富士八幡へでも行けばいいでしょう。
大晦日の午前中はかみさんは仕事で、おせちが届く予定なので外出もままならず、テレビを見て過ごすことに。それにしてもまともな番組はやっていないのか。仕方ないのでBSで「新日本風土記」の再放送「東京紅白歌合戦」を見ていたのですが、思いもよらず岡林信康とか友部正人の曲が出てきて思わず2時間見入ってしまいました。改めて東京には歌があって名古屋には歌がないと感じ入るのですが、懐かしの歌を聞くと高校、大学時代がフラッシュバック、一人で見ているので頭の中に当時の記憶が止めどもなく渦まき、目頭が熱くなってきました。これはかみさんとは一緒に見られないかな。
まあ、これは一年の振り返りではなく老い先短い私の人生の振り返り…
閑話休題。
コロナで開け、さらに猖獗を極めている一年でしたが、振り返ると屋外で危険性はないと思われるテニスコートまで閉鎖されてしまい、飲みに行くこともできずに、例年の年一回の各種団体総会なども全部中止。手帳を見返すとお金を使う機会もなく小遣いが余ってしまい、家計から支出するべき固定資産税とか市民税まで私の小遣いから支出しています。
引き籠ってばかりもいられないので、公園の散歩は可能な限りして、結構頻繁に壁打ちもしています。テニスの腕前はまったく上がりませんでしたけど。
コートが使えるようになってからはテニスも再開して、今年は年39回。でも誰も参加者がなくて一人の時もありましたけど。終わってからはほとんどの時は反省会と言うか飲み会は行っているので、それなりに気を使いながら年間30回は飲みに行っていたことになります。
因みに年間パスを購入した白鳥庭園は45回の入場。高齢者は400円なので一回当たり10円を切りました。年が明けたらまた年間パスを購入して今度は年間50回を目標にしたいと思います。
ところでこのブログでも本のレビューを書いていますが、今年は35回アップ。まあ、引き籠りだったので暇つぶしに本は読みました。図書館も閉館の時期もあって仕方ないので太宰治とか筒井康隆とか井上ひさしなどの本も再読したのですが、昔の本は活字が小さくて改めて目の衰えを実感した次第。
その中で今年の本を5冊選んで見ると、レビューの日付順に
「日本を殺すのは誰よ」新井紀子・ぐっちーさん
「年収は住むところで決まるー雇用とイノベーションの都市経済学」
「FACTHULNESS」
「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド
「2020年6月30日にまたここで会おう」瀧本哲史
詳しくはレビューを読んでいただくとして、コロナ禍でソーシャルディスタンスが言われ、実際に会わなくても在宅勤務でいいとか言われているのですが、「年収は住むところで決まるー雇用とイノベーションの都市経済学」を読むとイノベーションはいろいろな多彩な才能を持った人たちが実際に会って刺激しあうことで生まれて来ていたということが分かる。画面を通してだけでは新たな発想は生まれてこないではと考えさせられる。「銃・病原菌・鉄」はまさに人類が病原菌との戦いの下でこうやって繁栄してきたということが分かります。分厚い本ですけど今こそ読んでみるべき本では。「FACTHULNESS」を読むと世界はそんなに悲惨な方に向かっているわけではないことが分かります。それにしてもマスコミは映像になるような、より耳目を引くようなことばかりを取り上げている。ともすればエキセントリックな情報に流されることなく、きちんとした統計で事実を冷静に見ることが大切なことよ。
ぐっちーさんも瀧本哲史も今はもう新刊を読むことができないのが残念ですが、取り上げた本は地方創生と言いつつ国の補助金頼りで分不相応な箱モノを整備して後で維持管理に苦しむとか、期限付きの補助金が切れた途端に雲散霧消してしまう事業とかの問題に鋭く切り込んでいます。しっかりしたマーケットリサーチをして自分で考え自分で試行錯誤しつつ輪を広げていくこと。それは瀧本哲史が繰り返して書いていることでもあります。瀧本さんの本で言えば「2020年6月30日にまたここで会おう」は講義録でもあり、著者の入門編として最適だと思います。ここから武器シリーズを読んでください。
とこれを書いている時におせちが届きました。
予報よりも早く雪がちらつき始め、それでも最後の1マイルは実際に人間が届けるしかなくて、年末年始は静かにと言われても宅配業者の方はこうやって働いている。若干後ろめたい気分もありますが、御苦労さまです。
それでは皆さんよいお年を。
新しい年は起死回生、復活の年にしたいものです。
猛烈な寒波が来るとかで、年末年始は引き籠りの日を過ごすだけになるのか。
コロナ禍で不要不急の外出は避けて静かに過ごしてください言われているので丁度いいかも、というか今年一年を象徴してる姿ですね。
初詣は事前に済ませてしまおうと30日に母を連れて熱田神宮に行ってきました。
それではどうも気が済まないのなら正月に地元の富士八幡へでも行けばいいでしょう。
大晦日の午前中はかみさんは仕事で、おせちが届く予定なので外出もままならず、テレビを見て過ごすことに。それにしてもまともな番組はやっていないのか。仕方ないのでBSで「新日本風土記」の再放送「東京紅白歌合戦」を見ていたのですが、思いもよらず岡林信康とか友部正人の曲が出てきて思わず2時間見入ってしまいました。改めて東京には歌があって名古屋には歌がないと感じ入るのですが、懐かしの歌を聞くと高校、大学時代がフラッシュバック、一人で見ているので頭の中に当時の記憶が止めどもなく渦まき、目頭が熱くなってきました。これはかみさんとは一緒に見られないかな。
まあ、これは一年の振り返りではなく老い先短い私の人生の振り返り…
閑話休題。
コロナで開け、さらに猖獗を極めている一年でしたが、振り返ると屋外で危険性はないと思われるテニスコートまで閉鎖されてしまい、飲みに行くこともできずに、例年の年一回の各種団体総会なども全部中止。手帳を見返すとお金を使う機会もなく小遣いが余ってしまい、家計から支出するべき固定資産税とか市民税まで私の小遣いから支出しています。
引き籠ってばかりもいられないので、公園の散歩は可能な限りして、結構頻繁に壁打ちもしています。テニスの腕前はまったく上がりませんでしたけど。
コートが使えるようになってからはテニスも再開して、今年は年39回。でも誰も参加者がなくて一人の時もありましたけど。終わってからはほとんどの時は反省会と言うか飲み会は行っているので、それなりに気を使いながら年間30回は飲みに行っていたことになります。
因みに年間パスを購入した白鳥庭園は45回の入場。高齢者は400円なので一回当たり10円を切りました。年が明けたらまた年間パスを購入して今度は年間50回を目標にしたいと思います。
ところでこのブログでも本のレビューを書いていますが、今年は35回アップ。まあ、引き籠りだったので暇つぶしに本は読みました。図書館も閉館の時期もあって仕方ないので太宰治とか筒井康隆とか井上ひさしなどの本も再読したのですが、昔の本は活字が小さくて改めて目の衰えを実感した次第。
その中で今年の本を5冊選んで見ると、レビューの日付順に
「日本を殺すのは誰よ」新井紀子・ぐっちーさん
「年収は住むところで決まるー雇用とイノベーションの都市経済学」
「FACTHULNESS」
「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド
「2020年6月30日にまたここで会おう」瀧本哲史
詳しくはレビューを読んでいただくとして、コロナ禍でソーシャルディスタンスが言われ、実際に会わなくても在宅勤務でいいとか言われているのですが、「年収は住むところで決まるー雇用とイノベーションの都市経済学」を読むとイノベーションはいろいろな多彩な才能を持った人たちが実際に会って刺激しあうことで生まれて来ていたということが分かる。画面を通してだけでは新たな発想は生まれてこないではと考えさせられる。「銃・病原菌・鉄」はまさに人類が病原菌との戦いの下でこうやって繁栄してきたということが分かります。分厚い本ですけど今こそ読んでみるべき本では。「FACTHULNESS」を読むと世界はそんなに悲惨な方に向かっているわけではないことが分かります。それにしてもマスコミは映像になるような、より耳目を引くようなことばかりを取り上げている。ともすればエキセントリックな情報に流されることなく、きちんとした統計で事実を冷静に見ることが大切なことよ。
ぐっちーさんも瀧本哲史も今はもう新刊を読むことができないのが残念ですが、取り上げた本は地方創生と言いつつ国の補助金頼りで分不相応な箱モノを整備して後で維持管理に苦しむとか、期限付きの補助金が切れた途端に雲散霧消してしまう事業とかの問題に鋭く切り込んでいます。しっかりしたマーケットリサーチをして自分で考え自分で試行錯誤しつつ輪を広げていくこと。それは瀧本哲史が繰り返して書いていることでもあります。瀧本さんの本で言えば「2020年6月30日にまたここで会おう」は講義録でもあり、著者の入門編として最適だと思います。ここから武器シリーズを読んでください。
とこれを書いている時におせちが届きました。
予報よりも早く雪がちらつき始め、それでも最後の1マイルは実際に人間が届けるしかなくて、年末年始は静かにと言われても宅配業者の方はこうやって働いている。若干後ろめたい気分もありますが、御苦労さまです。
それでは皆さんよいお年を。
新しい年は起死回生、復活の年にしたいものです。