怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

5月1日瑞穂公園テニスコート

2021-05-03 08:48:03 | テニス
この日は朝は晴れていたのですが、だんだん雲が広がってきた。
予報では午後には雨。ちょっとやる気がそがれる天気です。
加えて、この日の出席予定はえみちゃん、はげ親父と私の3人にイマイチあてにならないタケちゃんマンという4人だけ。
早めに雨が降り出すのなら即中止にするのですが、午前中は雨は降りそうもない。
と言うことで、9時45分には家を出て、神宮東公園のバス停に。

公園は芝生にシロツメクサの花が咲いているのですが、天気がイマイチだからか土曜日でも遊んでいる家族連れは少ない。
定刻通りのバスに乗り瑞穂運動場西へ。
そこから歩いて行くのですが、季節柄こいのぼりが泳いでいます。この時点ではまだ風はあまり吹いていなくて泳ぐほどの元気はなかったですけど。

北陸上競技場では何やら高校生らしき人だかり。

後で調べたら北陸上競技場でインターハイの予選が行われていたみたい。
高校の名前が入ったユニフォーム姿の生徒たちで、屋外ですが、結構密。
10時25分にはコートに着いたのですが、この日は4番コート。既にえみちゃんとはげ親父がいます。
タケちゃんマンは早くて11時ごろに登場だろうととりあえず準備運動をして3人で乱打を始めます。
ボレー、ストロークと30分ほど一通りやって一休み。
そろそろタケちゃんマンも来るだろうと思っていると、「体調管理に失敗したので行けません」とのメール。どうも午前中は出口方面の体調管理はよほど注意していないと出かけられないみたいなのですが、最後のピースだったのでがっかり。
仕方ないので1対2で試合を一回りして、早めに終わることに。
最初は私が一人ではげ親父、えみちゃん組と対戦。最初の2ゲームは調子よく勝ったのですが、一人だと休める時がないので急激に疲れてきて、後半2ゲームは走れずに粘れ切れず落して、終わってみれば2:2。
一休みしてはげ親父持参のビールを頂きます。

この頃になると天気予報通りと言うか雲が厚くなってきて風が強くなってきます。予報では南西の風4~5メートル。結構強い風です。
風上と風下でかなり有利不利ができるのですが、一人の側が風上に固定します。

次の試合はえみちゃんが一人ではげ親父と組んだ試合。この試合は先ほどと逆に2ゲーム連取したのですが、えみちゃんは疲れ知らずに走り回り、こちらは逆に走れずに連敗して結果2:2の引き分け。
休んでいるとはげ親父はさらに1本缶ビールを出してきて2人で飲むので酔いがそこそこ回ってきます。
 
まあ、せっかく持ってきたのに飲まずに持ち帰るのは嫌だから飲まなければ仕方ないか。
最後ははげ親父が一人でえみちゃんと組んだ試合。一進一退の展開でしたが、最後のゲームをスタミナ切れでミスって落してしまい、結局2:2の引き分け。
結果から見れば3人ともブツカツの実力だったということか。
一応一回りしたので、ここでコート整備をして12時過ぎに終了。
終わってこの日はまっすぐ帰ることにしたのですが、お昼はいらないと言ってきたので、どこかで昼食を食べないと。
途中しげ寿司の家の前を通ったのですが、いまだ看板は出ているのですが、シャッターは折りていて壁の値段看板は撤去されていました。

思い返すと昼間から酒を飲めてつまみも色々出してくれ値段もそこそこなので貴重なお店でした。惜しいことです。
どこでお昼を食べようかと彷徨って結局桜山の八百玉に。
家にいるとお昼はたいてい麺類か冷凍のスパとかチャーハン。久しぶりにちゃんとした定食(お昼の刺身定食700円)を食べました。御馳走さま。
帰りにお土産に干しシイタケの小袋をいただいたので、早速夕飯のみそ汁に入れて食べました。

帰宅するとよく歩いたせいか足がだるいし、手首が痛い。疲れた~
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東海林さだおがいっぱい

2021-05-01 07:13:14 | 
学生時代から愛読している東海林さだおさん。
マンガだけでなくエッセイも面白く、「東海林君の青春記」はいまだに読み返すことがあり持っている文庫本はボロボロになっています。
そんな東海林さだおも齢80歳を超え、1937年生まれなので今年で84歳!それでも未だ週刊誌に連載を持ち質の高いエッセイを書き続けているのには驚嘆します。
もっともその顛末は本になっているのですが、肝臓がんを患い手術で入院したりしています。1年前でしたか、田原総一朗と対談しているのですが、その時の写真を見るとそれなりにお歳を召していたので、やっぱり歳は平等なのだと感心した思いがあります。
まあ、いまだジャーナリストとしてご活躍の田原さんは東海林さんよりも年上で、お二人とも生涯現役バリバリ、本当に元気です。東海林さんは自分の漫画なり文章が思う水準にできなくなるまでは書いていくと言ってましたが、その自覚と自己管理能力はすごい。
ところで今回は、東海林さだおさんの本が3冊。

長く週刊朝日連載「あれも食いたい、これも食いたい」をまとめた丸かじりシリーズの最新刊2巻。
もう1冊の「ひとり酒の時間」は、過去のエッセイの中で表題に即したものを選りすぐったアンソロジー。おまけと言うかボーナストラックとして飲み友達と言うか東海林さんと同じビール大好き人間の椎名誠との対談を載せている。
書かれた時代はかなりばらばらだと思うのですが、まったく古さを感じない。コロナ禍で大人数での宴会が自粛されている時なので、タイムリーな企画なのでしょう。多分昔読んでいたものもあると思うのですが、ほとんど覚えもなく新鮮な気持ちで楽しく読むことができました。
居酒屋でひとり酒というのは、身の置き所が難しくて、私の長い酒場放浪でも数えるほどしかありません。地下鉄が主な通勤生活だったので、JRの駅のホームの立ち飲み屋で時間調整で一杯と言うことがなかったので、一人旅で夕食を食べるのに行った事があるぐらい。やっぱりお酒はみんなでワイワイやるのが楽しいですね。一人だと話す相手もおらず身の置き所がなくて壁のメニューをひたすら読むとか、時間がかかりそうなものを選んでつまみをゆっくりゆっくり食べるというのは、激しく同意です。
丸かじりシリーズは40冊を超えるのですが、図書館で借りていると書架に順番通りに置いてある訳ではなく、間を借りられていたりして、読んだ本がどれか分からなくなってしまうのが玉に瑕。さすがにこれだけ長い連載となると同じような題材を手を変え品を変えてと言うことも多くあり、半分ぐらい読んでやっとこれは読んだことがあるかと気が付くこともしばしば。
それにしてもちゃんと読者を楽しませるこのレベルのエッセイを毎週毎週書き続けるというのはすごい才能。ボケ防止に書いている私のブログの無駄話とは大違い、当たり前か。
東海林さんは日常感覚を忘れぬようにサラリーマンのように決まった時間に執筆をし、サラリーマンのように昼食に悩みつつ夜に飲みに行く。好奇心旺盛で世の流行りものとか新しいものにはすかさずチャレンジ。でもその視点はあくまで庶民のサラリーマンレベル。
机には「広辞苑」が常備されていて、頻繁に見ているとか。そう言えば広辞苑によるとという記述も結構出てきます。
文章は平易で読みやすいのですが、その語彙は豊富。
例えば「パンダの丸かじり」に出てくるシャンシャンの描写。
「シャンシャンはとりあえず無心、無垢、純真、私利私欲なく、邪心、邪推なく、忖度なく、裏切りもない。」
多分広辞苑を何回もくくりながら熟語を引っ張り出しているんでしょう。
読むたびにこのブログでもこんな文章を書くことができたらと思うのですが、簡単にすいすい書いているように見えて、老いることない才能とすごい技術と推敲がされています。
私にとって東海林さんの文章は読む精神安定剤です。
難を言うともともと「あれも食べたい、これも食べたい」は週刊誌見開き2ページなので、テレビを見つつ、CМになると読んでも読めてしまう。と言うことですぐに読了してしまう。
ここで本を返す時にもう1冊借りてしまいました。

これはもう中毒ですね。
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