怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

11月11日鶴舞公園テニスコート

2024-11-12 17:16:20 | テニス

この日の天気予報は明け方雨ですが、次第に上がって晴れるとのこと。

果たして朝起きてみると一面雲に覆われて薄暗い。

それでも8時前には雲が切れて来て晴れ間ものぞきます。

予想最高気温は25度と言うので服装に迷います。季節外れだけど短パンTシャツでいいのか?

9時前に家を出て金山まで歩いて行きます。金山9時20分の列車に乗って鶴舞へ。

この頃にはすっかり晴れて来て雲一つない空になっています。

それにしても紅葉にはまだまだです。

コートに着くと飲めない飲むが一人で待っています。少し遅れてえみちゃんが登場。いつもなら私と鶴舞到着がほぼ同時の列車のはずですが、2~3分遅れていたとか。さらにちょっと見小野ヤスシさんも来て、いつもは10時近くに登場の森の熊さんが何故か定刻に来ます。多分金山だと9時28分の列車でしょうけどヤッターマンも登場。この日は6人で、早々と全員集合です。

早速いつものようにボレーとストロークに分かれての乱打を一回り。

一休みしたらじゃんけんして試合にします。

最初はヤッターマンと組んで飲めない飲む、えみちゃん組と対戦。この日の飲めない飲むのサーブはフォールトが多く、たまに鋭いサーブが入るとヤッターマンに返され、そのリターンを返せない。いいサーブが入ると自分のサーブに見とれているのでは…えみちゃんの得意のボレー攻撃もイマイチ決まらずなんだかんだで4:0の圧勝。

休憩時間にはこの日ははげ親父が欠席と言うこともありビールはなしで、アーモンドチョコとマスカットゼリーで糖分補給。

次の試合は同じくヤッターマンと組んで森の熊さん、ちょっと見小野ヤスシさん組と対戦。最初の試合なのかエンジンがかかっていなくて森の熊さんにミスが目立って3:1で押し切りました。まあ、ほとんどヤッターマンの活躍なんですけど。

今度は組み替えて森の熊さんと組んでヤッターマン、えみちゃん組と対戦。一進一退だったのですが、最後のヤッターマンのサービスゲームでは、強烈なサーブであえなく終了。1:3でした。

続いてもう一度森の熊さんと組んで、飲めない飲む、ちょっと見小野ヤスシさん組と対戦。二人ともいいショットは出るのですが、継続性が足りない。2~3回ラリーを続けるとミスしてしまう。私もそうなのですが繰り返していると雑念が入るのか、継続は力ですね。ラリーが続くときはいつも辛抱辛抱と唱えているのですが、どうしても苛立ってしまいまうんです。と言うことでこの試合はあっさりと4:0の完封勝ち。

この時点で11時45分。丁度いい時間なのでコート整備をして終了とします。

少し風はあったのですが、暑くもなく寒くもなく、Tシャツ短パンでテニスしてもちょうどいい天気でした。

 

 

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本郷和人「歴史学者という病」

2024-11-08 15:43:40 | 
最近BSの歴史番組などに頻繁に出るようになった本郷さん。
新書などで専門の中世日本史についての本を何冊も書いているのですが、最初の本を出版する時にはあの岩波書店からの話が進んでいたのに「本郷には1冊の本を書きとおす力はない」との上層部の判断でポシャってしまい、いまだに岩波書店からは本を出していない。多分岩波新書から著書が出ることは今後もないかも。
この本はそんな本郷さんの歴史学者としての自分史ですが、そういう類の本も出版できるほど売れっ子になったということなんでしょう。
教育熱心な母親から物心つくと英才教育を受け将来は医者になることを嘱望されていたのだが、幼い頃は喘息持ちで『死』を極度に恐れる子どもで、医者になろうと思ったらフナの解剖が出来ずに断念。「無用者」にあこがれ高校の頃にはパニック障害にも苛まれている。東大入学直後には引き籠り状態にもなるのだが、桑山浩然先生の講義によって歴史の面白さを知り、中世史を専攻し、何とか東大の史料編纂所へ入って現在に至る。自虐ネタ満載の自分史なのですが、愚痴る割には有名進学校から東大へ行き、学友である小泉恵子(今では史料編纂所所の所長なので上司でもある)と結婚し、東大教授になっているので、世間一般から見ると間違いなく成功譚で、私は逆立ちしても東大などには入れない。これはステルス自慢話?
でも日本における歴史学の変遷は非常に面白かったですけどね。
戦前の日本の歴史学は皇国史観によって天皇の時代こそ最高とされてきた。研究や分析の対象は支配者・為政者であり庶民は対象外。平泉澄が代表的だが彼は「日本の神話の話をすると、そこにどんな証拠があるのかと問うてくる人間がいる。しかし我々は日本人なのだから、信じるところから始めなくてはいけない」と言ったとか。これはもう学問というよりも信仰ですね。
戦後は皇国史観は完全に否定されマルクス主義史観が席巻。おなじみ上部構造と下部構造の議論であり、国家の経済を実質的に担っている労働者(下部構造)こそが歴史の主役という見方。私の大学時代の経済史とか思想史の教授はほとんどがこの史的唯物史観だったですけどね。
その後イデオロギー中心の歴史学から実証に基づいた分析が主流になり、民衆を中心とした名もなき民の歴史を分析した社会史が注目され網野善彦が一躍スター研究者となる。本郷が直接間接に薫陶を得た時代を代表した先生方の考え方と姿は興味深い。
こうして見てくると歴史学とは非常に時代の空気や世の中の雰囲気に影響されやすい学問と言える。
歴史に対してはロマンや感情による解釈が世に溢れているけど、実証主義の歴史学は感情に起因する一切のロマンを否定するところからスタートする。歴史学のロマンはいらない!一級資料を精読して機能的に考えていくのが科学としての歴史学。人間の内面には立ち入れないし、軽々に立ち入ってはならないが鉄則なのだが、井沢元彦に言わせれば、だから日本の歴史学はだめなんだとなるのだろう。
ただ実証と言っても史料を右から左に移しながら現代語に置き換えていくことだけではなく史料から史実を復元し、その史実を元に俯瞰する史像を導き、そこから歴史の見方である「史観」を生み出していくのが本郷の考える実証史学という。もっともその史料がどれほど実態を現しているのかと言うことを考えないと如何に緻密な分析を行っても意味がないかもしれず難しいところです。
それでも今の歴史の教科書は皇国史観のしっぽが残りエリート主義歴史観が残っている。暗記主体の構成で生徒に考えさせようとしないものだが、そこは大学試験の問題のせいと言われるとなんだかな~です。
もう1冊は池田清彦の「「頭がいい」に騙されるな」
いつもながらの池田節ですが、今日の日本の「頭がいい人」が政治や経済を主導して世論を形成してきた現状はどうだろう。それはみんなが考える「頭がいい人」の定義が間違っているし、「頭がいい人」は国や社会をよくしようとしているのではなく自分の利益だけ考えていることから。
いわゆる偏差値が高く受験競争を勝ち抜いてきた人が頭がいいと言われるけど、それは人間の頭脳の能力の偏った一面への評価。自分の頭で考えようとしないでひたすら前例を踏襲して現状維持の中でうまく立ち回る能力はあっても独創的な発想は出てこない。それどころか同調圧力の強い日本では独創的な人材の頭を押さえつけようとしている。いろいろな人が警告しているけど今の日本の教育制度には危機感を覚えてしまいます。
床屋政談的ですけど面白いし、結構予約待ちでしたのでファンも多いのでしょう。
 
 
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11月4日熱田神宮公園テニスコート

2024-11-06 16:35:35 | テニス

昨日に続いていい天気。

昨日は天気はいいのにクレーコートの弱点でグランド状態不良と言うことで中止を余儀なくされました。

そこではげ親父が急遽コートの空き状態を検索してみるとたまたまですが4日の熱田神宮公園テニスコートの13時からが空いていた。昨日の今日ですが参加できる人を募ると5人集まったのでテニスをやることに。

お昼を食べて熱田神宮公園まで歩いて13時には到着したのですが、既にはげ親父、飲めない飲む、ちょっと見小野ヤスシさんがスタンバイ。

早速4人で乱打を行います。

心配したコートの状態はさすがに乾いていましたが、雨のせいかフカフカ。ローラーをかけて固めるべきでしょうがそこまでの元気はない。これはイレギュラーが多そうです。

一通り乱打をやるといつものように30分近く遅れてカバちゃんが登場。これで5人が揃いました。

早速じゃんけんして試合にします。私は5番だったので最初の1回は休み。

私の最初の試合ははげ親父と組んでかばちゃん、飲めない飲む組と対戦。この日は飲めない飲むのサーブは不調でファーストが入らない。そんなこんなで3:1で軽く?勝利。

続いては今度は飲めない飲むと組んでちょっと見小野ヤスシさん、はげ親父組と対戦。飲めない飲むだけでなくちょっと見小野ヤスシさんもサーブは不調でお互いにダブルフォールトが多い。一進一退だったのですが、最後のゲームを取り切れずに1:3の負け。まあ、こんなもんでしょう。

天気は雲はあるものの晴れていて、気温は25度近くまで上がっています。

動くと暑いのでTシャツに短パンで丁度いい。いまだに夏の格好です。紅葉もまだまだです。今年は12月が見ごろ?

続いてはちょっと見小野ヤスシさんと組んではげ親父、カバちゃん組と対戦。ここはミスが続いていいところなし。なすすべもなく0:4の完敗でした。

最後の試合はカバちゃんと組んでちょっと見小野ヤスシさん、飲めない飲む組との対戦。サーブ不調の二人にかばちゃんの強烈ショットが炸裂して4:0の勝利。なんとかこの日1日通しての帳尻はあったとしておきましょう。

ここで一回りしたので終了なのですが、まだ15分あったのでサーブ不調のちょっと見小野ヤスシさんは一人でサーブの特訓。カバちゃんが受けてつき合ってくれました。最初はなかなか入らなかったのですが、なぜかはげ親父のワンポイントレッスンで入るように。やっぱり練習と適切な指導です。

それを見て残り5分近くというところで疲れたのでもういいと言っていた飲めない飲むもサーブの練習に加わります。

どう考えても天賦の才能はないので、ここは努力あるのみ!

15時前になって終了してコート整備して帰ります。果たして練習の成果は来週出ているのでしょうか。

この日は13時から15時までという時間帯もあってわがクラブとしてはまれなのですが、アルコール抜きの日でした。

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11月3日熱田神宮公園テニスコートはグランド状態不良

2024-11-03 17:46:18 | テニス
朝起きるといい天気。
前日は季節外れの熱帯低気圧通過の影響で1日雨。豪雨だったところもあって新幹線に遅れが出るほど。
でもこの日は一転晴れ。
11月3日は例年全日本大学駅伝選手権で熱田神宮から伊勢神宮迄学生ランナーの精鋭が駆け抜けます。
7時30分には上空をヘリコブターが旋回しています。
 
画面真ん中の点ですが、小さくてよく分からないかな。
この日は11時からのテニスなのでそあり。グランド状態が不良何度枝コート使用が不可の連絡があったとのこと。LINEあり。グランド状態が不良のためコート使用が不可の連絡があったとのこと。😱 ガ~ン、せっかく支度をしていたのに中止かよ。
家でテレビを見ているだけでは、もったいないようないい天気なので散歩に出かけることに。
せっかくなので熱田神宮公園を通ってコート状態を確認したのですけど、確かにコートの真ん中に水たまりがあります。
やっぱりこれでは無理でした。でも見たところBコートの方は水たまりがないような…
そこから宮の渡し公園まで足を伸ばします。
これだけ天気がいいと広がった水辺空間は気持ちいい。
テニスは出来ませんでしたが、約1時間ちょっとの気持ちのいい散歩でほぼ1万歩達成。この日の必要運動量はこなしたので家に帰って駅伝を見ながらゴロゴロ。
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小川洋子「口笛の上手な白雪姫」

2024-11-01 17:06:45 | 
私の好きな作家のひとり小川洋子さんの短編集です。図書館で見つけてまだ読んでいないので早速借りてきました。

一読して今までの小川さんの小説とはちょと趣が違うような。
短編小説なのですが、伏線と言うか含意がいろいろあって、読んでからあれどうだったのかともう一度読み直すことが何回もある様な作品ばかり。決して小難しいものではないのですが、寝転がってテレビを見ながらではなくちゃんと集中して読まなければいけない本です。
表題の口笛の上手な白雪姫の主人公は公衆浴場の隅で入浴中の母親のために赤ちゃんの面倒を見ている小母さん。浴場裏の庭の奥の小屋にいつの間にか住んでいる。その小屋は白雪姫が小人たちと一緒に暮らした家そのもの。小母さんは母親にとってはなくてはならない存在で、誰にも聞こえない小さな口笛を吹いて赤ちゃんをあやしている。どうやって生活しているのかどういう人生を送ってきたのか全く分からない不思議な存在なのだが、誰も気にも留めない存在。小母さんを通して赤ちゃんの無垢でかわいらしさを改めて気づかされる。
亡き王女のための詩集では子どもが出来たと聞くと必ず出産祝いのよだれかけを贈る主人公。注文するのは必ず「りこさんの店」。分厚くて重い刺繡図案集からデザインを選ぶのだが、選ぶのは「ツルボラン」冥界の地面に咲いている花。りこさんとは子どもの時に服を仕立ててもらいウインドウの一番目立つ場所に飾ってもらって以来の50年近い付き合いなのだが、最後まで読んで、あれはとまた戻って読み直してしまいました。
どの作品も含蓄が深く人生の来し方在り様をちょっと考えさせられます。

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