く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<未明の森に> いた!いた! 昆虫の王者カブトムシたち

2014年07月23日 | メモ

【餌場で樹液を吸うペアと単独のメスの3匹】

 昨日早く寝たせいで、午前3時すぎに目覚め。新聞を読んでいて、ふと20日ほど前の白昼、近くの森で見た1本のクヌギの木のことを思い出した。10匹ほどのカナブンがおいしそうに樹液を吸っていた(下の写真㊨)。この木には毎晩、カブトムシが集まっているに違いない。久しぶり散歩がてらに行ってみるか。午前4時35分。その森に着いた頃には東の空も少し白んで、ヒグラシも鳴き始めていた。もう食事をすませて帰っているかも。と、その木に懐中電灯を照らすと、まだ、いた!

 

 高さ2mほどの所に仲良く樹液を吸うオスとメスのペア。オスは長い立派な角を持ち体全体が赤銅色の堂々たる体躯。体長は角も入れると8cmほどあるだろうか。顔の右上(前胸)には縄張り争いで相手の角で突かれたような傷跡が1つ。オスはメスに言い寄っているようにも見えたが、メスは樹液を吸うのに懸命だった。その様子を早速、記念撮影。2匹の下のほうには少し小さいメスが1匹いた(下の写真㊧)。

 

 この森でカブトムシを最後に観察したのは10年ほど前になるだろうか。夕方、目星を付けていたコナラの木のそばで待っていると、暗くなると同時に「ブ~ン」と大きな羽音を上げて飛んできた。1本の木に10匹を超えるカブトムシが集まっていたことも。木を蹴ると、クワガタが上から落ちてくることもあった。今年も夏休み入り。この森も虫籠と懐中電灯を持ったカブトムシが大好きなちびっ子たちでにぎわうことだろう。

コメント
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