言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「笑顔。」ですよ

2011-11-04 10:13:46 | 接客
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

晴れて温かい朝です。
11月なのに、何?この温かさ。

今日は、商売では笑顔が大切という話をしようと思います。

夏頃にわが家では新聞を変えました。

ある日1週間だけ無料で届けるので、一度読んでください、という新しい勧誘方法で○○新聞のセールスマンが訪れました。
内容を読んでいくと結構いいので、採ってみることにしたのです。

満足してしばらくはこの○○新聞で行こうかと話していたのですが、ある日を境にやめることに決めました。
なぜでしょうか。

新聞の集金にくる人の仏頂面がいやになったのですね。

結構歳をとった女性がやってきました。
新聞の集金です、というだけ。

出て行って新聞代を手渡しても、ありがとうぐらいはあるのですが、笑顔がなくてむすっとしているんですね。

お愛想にしても、せめて、今日は暑かったですねえ、とか、ひどい雨でしたねえとか、だいたいその日の天候ぐらい話しかけてきてもよさそうなものだとは思いませんか。
別にそんな世間話もいらないのですが、それなら少しぐらいその顔、にっこりとさせることができないでしょうか。

集金も接客のひとつです。
取引の最終形です。
それでひとつの取引が完結するわけです。そこまでも接客です。

その最終の形で、むすっとされていたら、こちらとしては最後になっていやな感じで終わってしまいます。
そのいやな感じがその日の残りの時間、続くわけです。
お客様に不快な思いをさせるということでは、全く店でのいやな接客と変わりません。

とりあえず半年の契約です。
むすっとしているのはそのときの気分が、もしかしたら悪いのかなと最初は思いましたが(これだって接客としては最低ですけどね)、2回目、3回目になってもその「ムス」さ加減は変わりません。

きっとその人の気性がそういうものなんでしょうね。
そういう人に、集金などのお客様と関わる仕事をさせてはいけないと思います。

きっと何か他にできる、その人にふさわしい業務があるはずです。
そういう業務についていただくようにしませんか。

お店で働いてもらうとすれば、接客にでない中の業務とか、経理とか、いろいろあると思います。
そしてお客さまに直接接する業務の人には、笑顔のいい人を選びませんか。

しかし、笑顔は作ることができません。

あるところでは笑顔のレッスンなどというセミナーなどに従業員を参加させ、笑顔の作り方の練習をさせているようですが、笑顔の練習などはしょせん“つくり笑顔”でしかありません。

作り笑顔などすぐに見破られてしまいます。
笑顔はその人が心の中から嬉しい、楽しいという気分にならなければでてこないものです。

ですから、もし笑顔をつくる練習をさせたいのなら、笑顔が心から自然に出るはどうすればいいのか、ということを考えた方が遅いようですが、結果的には早い成功を得られるものです。

例えば従業員の趣味を積極的に支援するとか、ということなども考えられます。

しかしどうしても生まれながらにして笑顔を忘れているという人も中にはいます。
そういう人には、まわりのみんなが積極的にその人の面白い話するとかして、ゆっくりと笑顔に慣らすようにしてあげましょう。


そうそう、昨夜の「ドクターズ」というドラマの中で、患者さんに尽くしている看護師に向かって主人公が言う台詞があります。
「きみは看護師失格だ」
本人はこんなに尽くしているのに、と憮然としますが、あるとき思い切って聞きます。
「わたしのどこが看護師失格なんでしょうか」
「きみは、患者さんの世話をするときに笑顔がない」というようなことを言います。

これは接客でもいえることです。
まずは「笑顔」です。



それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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