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千葉県:船橋市本町にて、地デジアンテナ工事

2010年10月08日 | 千葉県船橋市:アンテナ工事
10月6日PM分

午後からは、船橋市本町へお伺い致しました。

こちらのお客様もホームページよりご依頼頂きました。誠にありがとう御座います。<m(__)m>


詳細なご住所を伺った時、正直”んーん”と思ってしまいました。

ここ本町は、高い建物が多い所で、お世辞にも電波状態が良いとは言えません。

ただあくまで電波の事ですから、僅かな期待をしつつ、ご訪問させて頂く事にしました。



現場に着いてまずビックリ。切妻の屋根でしたが、それはそれはとてもじゃないですが、屋根上に建てられる状態ではありません。

角度がどの位というのでしょうか?・・・

上った瞬間に、ズリ落ちてしまうでしょう!!なので、屋根上は絶対無理でした。

お客様もそれは承知しておりましたが、となると問題は・・・サイドベースでの取り付けしかありません。


赤枠内あたりに、取り付けられれば・・・・

仮測定の結果、かなりシビアな環境下でした。おまけに電波飛来方向は、画像正面右寄りです。

またこの位置までは、2Fのベランダからかなりの高さとなります。

スライダーを掛ければ問題ないと思うかもしれませんが、ここまで運ぶ事ができません。

そこで”タケノコ”を使用して、できる限り伸ばしました。


U144Gではエラー全開でしたので、一気にU14TMHへと変更、しかしながらこれでも少なからずのエラーが。

破風にサイドベース1ケでの取り付けとなる為、マストは極力短くしなければなりません。

長くしても、支線を張る事もできないので・・・

何度も何度も細かく測定し、サイドベースの位置決めをしました。

数センチずれるだけで、エラーが出始めます。困ったモンです。



場所が決まったところで、サイドベースを打ち込みます。この時が一番緊張しますね。

ここでダメだったらと考えると、あけた穴は戻せませんので。



気合を込めて取付します。



仮接続をし、既存のCATV/BSブースターに混合します。

ですが・・・C/Nが大きく乱れ始めました。(ブースター出力で!)

改善の見込みがないので、このAMPを諦め、BU33L1に変更する事にしました。


ところが・・・



これでも完全に回復したとは言えません。

微妙にC/Nが変動します。直下で良くてもAMPを通すと乱れます。

仕方ないので、AMP出力でC/Nを調整し送る事にしました。(それでも不完全)

ひとまず全ての配線を繋ぎ、端末ユニットで測ってみました。

C/Nは平均25dB、悪いChですと22・23dB前後。当然BERは乱れ気味です。
(-7、-6)といったところです。

お客様には正確な状態をご説明し、納得して頂きましたが、私的には全然納得しておりません。というか、こんな状態で引き渡していいのか?

それでも末端のTVでは、何の問題もなく映ってしまいます。この差は何なんでしょうか?

チューナー精度に助けられているといえばそんなんですが???


この後に受信障害が出た場合には、アンテナ本体の変更をするしかなさそうです。

お客様的には地デジが映し出された事で、満足されてると思いますが・・・


まだまだ甘い自分があるような気がして・・・


最後にBSアンテナを変更させて頂き、終了となりました。



夕日に輝く14TMHが、悲しそうでした。。。



この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました。

何か問題が出ましたら、直ぐにご連絡頂ければと思います。

これからも引き続き、よろしくお願い致します^^