kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

ペルー南部の世界遺産 「ナスカの地上絵‟3点の鳥を特定”」

2019年06月25日 | 美術館・博物館
北海道大総合博物館などの研究グループは、ペルー南部の世界遺産「ナスカの地上絵」に描かれた鳥16点を鳥類学的に分析し、3点をペリカン類とカギハシハチドリ類と特定した。いずれもナスカ周辺には生息しておらず、地上絵が描かれた目的など、謎の解明につながると期待される。
ナスカの地上絵「鳥3点特定」の記事は・・・こちら


2007年09月に
京都文化博物館で開催された「ナスカ展」に行ったことがあります。

ここからは、テレビ放送の番組でみた「ナスカの地上絵‟3点の鳥を特定”」

「ナスカの地上絵」として世界中に知られるインヘニオ大地を
キャンパスに描かれた数々の巨大図像も


ナスカ文化の栄えた頃に作られたと言われていますが


ナスカの地上絵とともに
まだまだ、ナスカ文化も多くの謎に包まれています。

ナスカ文化は紀元前後から7世紀に広く栄え、現在のペルー共和国の南海岸地方にあります。「ナスカ展」では、不思議な図像が描かれた土器、ナスカ後期の子供のミイラ、パラカス外科手術跡が残るミイラ等が展示されていたことが思い出されます。
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大判錦絵「みかけハこハゐがとんだいい人だ・五十三次之内 猫の怪」 

2019年06月19日 | 美術館・博物館

この二つの作品はよく見ることがあり、ご存知の方も多いと思いますが
私は、本物を大阪歴史博物館で初めて見ました。(2013年6月)

●会場の入口にあったその絵に
「何人いるでしょう? 何匹いるでしょう?」

 左:みかけハこハゐがとんだいい人だ
    歌川国芳 (くによし) 大判錦絵

 右:五十三次之内 猫の怪        
    歌川芳藤 (よしふじ) 大判錦絵


さぁ~! この絵の中に何人いるでしょう~?

●幽霊・妖怪直撃インタビュー
 だからさ、何度も言ってるだろ
 オレは妖怪じゃないって。
 正真正銘、人間。
 それも 「いい人」 なんだから。
 浮世絵としても国芳先生の傑作だぜ。

 なんでこんなテーマの展覧会に出すかなあ。
 だいたい、トランスフォーマー なんてくくりで、
 ネコといっしょにインタビューするなんて、ありえないでしょ。
 えっ? どの人がしゃべっているのかって?
 うう・・・イタイとこつくなぁ。


ネコは何匹いるでしょう~?

●幽霊・妖怪直撃インタビュー
 ゴロニャーゴ。 我が輩は化けネコである。
 国芳先生の弟子の芳藤先生の代表作だニャ。
 師匠のパクリ? あえて否定はしないけど、
 できれば、応用とか発展形って言ってもらいたいニャ。
 先生たちふたりとも、大のネコ好きだったんだ。
 オマエはイヌ派? 
 フン、妖怪っていえばネコだゴロニャア。


数えられたかな~?
 私も何度か数えたことはありましたが・・・?
 答えは人が14人、ネコは10匹 でした。
 あぁ~これでスッキリした。(^^♪

幽霊・妖怪直撃インタビューは他にもありましたが
楽しくて大好きです!
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大阪市立美術館 「ルーブル美術館展・肖像芸術の嘘と真実講演・合成写真」

2018年12月09日 | 美術館・博物館
大阪市立美術館

住友家本邸跡の「大阪市立美術館」です。

大阪のシンボル通天閣

大阪市立美術館の前から見える通天閣です。
明治45年(1912)パリのエッフェル塔にならってつくられました。

高さ75メートルの塔が最初で、第二次世界大戦中に撤去されましたが
昭和31年(1956)に、現在の高さ103ートルの塔が再建されました。

ルーブル美術館展

開催:2018/09/22(土)〜2019/01/14(月)

ルーブル美術館展は、「肖像芸術 ― 人は人をどう表現してきたか 」と言うサブタイトルが付けられており、肖像画に取り組んだ芸術家たちが用いた手法・素材で、どの様な表現を生み出して来たかと言った技術面や、肖像芸術が果たした当時の役割について、豊富なルーブル美術館の所蔵品の中から選定して明らかにしようとする展示です。

若き英雄 ナポレオンの勇姿

ナポレオンのデスマスクも展示されていました。

大阪市立美術館館長:篠雅廣氏

会場:美術館1階 美術ホールにて、館長から記念講演のご挨拶。

◆記念講演会「肖像芸術の嘘と真実」

この特別展に合わせて記念講演
日時:2018年11月30日(金)14:00~(約90分)
講師:宮下規久朗氏(神戸大学教授)

ナポレオンは、時の権力者であったため絵画や彫刻など残されている作品は、ほどんどが良いように誇張され実際は若くして髪も薄く、太っており身長は170㎝に満たない背格好でした。

また馬にまたがっているイメージがありますが、馬に乗ることも出来ずロバに乗っていたという説もあり、実物の表現で描かれたものは彼の死後のものです。

合成写真(写真嫌いの私が挑戦しました!)

チョッと怖い感じ(いいえ、かなり怖い)ですが
右上に立っている小さな写真から合成写真が作成されます。

あべのハルカス

高さ300mを超える日本で一番高い高層複合ビルです。
ハルカスの名前の由来は、「伊勢物語」の一節「晴るかす」から名づけられました。

ハルカスには何度か行きましたが、最上階(地上300m)から見下ろす大阪の街と
遠くは神戸市内や明石海峡大橋、京都タワーまで見渡せる時がありました。
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東山魁夷(ひがしやまかいい)・人気の白馬シリーズ「白馬の森」

2018年10月25日 | 美術館・博物館
今日は、京都国立近代美術館で開催された「生誕110年記念 東山魁夷展」
(平成30年8月29日~10月8日)で見たいと思っていた、白馬シリーズの一枚です。


「白馬の森」は、誰もが一度は目にされたことがあると思われる作品で
東山魁夷の大人気シリーズ「白い馬の見える風景」の一番人気です。

京都展のキャッチコピーは、本当の「あお」に出会う奈良・唐招提寺御影堂 障壁画 は、襖絵と床の壁面全68面が再現展示され特に、東山ブルーの群青、緑青で描かれた『山雲』『濤声』は圧巻の一言でした。

魁夷は横浜生まれの神戸育ちで、小学校上級の頃から京都・奈良を独りで旅し、寺の障壁画や仏像を見に来ていたそうです。

また、作家の川端康成のすすめで京都の風景を描いた「京洛四季」は、京都に行かれた人が訪れる地でもあり、それも本展の見どころの一つでした。

※国立新美術館で、東山魁夷展(平成30年10月24日~12月3日)が開催中。

ーーーーー

追記
東山魁夷のコレクション展に行ったことを思い出しました。


開催場所:美術館「えき」KYOTO
開催期間:2015年2月28日(土)~3月29日(日)

上:「二つの月」
この作品は、東山魁夷が北欧へ写生旅行した1962年制作の「二つの月」。東山家に今も大切に保管されている、魁夷の貴重な愛蔵のコレクション展でした。
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京都国立近代美術館・東山魁夷展「唐招提寺御影堂(奈良)の障壁画」

2018年10月12日 | 美術館・博物館
京都国立近代美術館「生誕110年記念 東山魁夷展」の図録より
(開催日:平成30年8月29日~10月8日)


「東山魁夷」芸術の集大成作品と言える「奈良・唐招提寺御影堂 障壁画」


東山ブルーの群青、緑青で描かれた『山雲』『濤声』は圧巻です。


上段の間『山雲』


宸殿の間『濤声』


宸殿の間『濤声』


桜の間『黄山暁雲』と、梅の間『桂林月宵』


松の間『揚州薫風』


松の間『揚州薫風』 右側の拡大


松の間『揚州薫風』 左側の拡大

魁夷は横浜生まれの神戸育ち。小学校上級の頃から京都・奈良を独りで旅し
寺の障壁画や仏像を見に来ていたと言われる、関西はゆかりの深い地でした。
次は、国立新美術館(平成30年10月24日~12月3日)で開催されます。
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必見!京都国立近代美術館4階から見た「平安神宮大鳥居」

2018年10月06日 | 美術館・博物館

京都国立近代美術館「生誕110年 東山魁夷展」の会場は
3階への上り階段下が入場口になっていました。


そして、京都国立近代美術館の大きなガラス窓から見えたのは・・・!


コレクション・ギャラリーのある4階からです。


これが、4階の大きなガラス窓から見た
平安神宮大鳥居と、再整備工事中の京都市美術館です。

京都市美術館は、平成31年度中のリニューアルオープンを予定しています
別館のみ開館しているので京都市美術館本館の㏋でご覧ください、

京都市美術館は1933年(昭和8年)に開館されましたが
1928年(昭和3年)に京都で行われた昭和天皇即位の礼を記念して
計画が始まり、当初は大礼記念京都美術館という名称でした。


平安神宮の表参道にあたる「神宮通」です。

琵琶湖疏水と交差する慶流橋(けいりゅうばし)を渡れば
目の前に朱色も鮮やかな大鳥居(おおとりい)がそびえ立っています


立派で大きな「平安神宮大鳥居 (へいあんじんぐうおおとりい )」が
こんなに身近で見れるとは思っていなかったので驚きです!

平安神宮に見合う大きな鳥居を石材や木材で建造するのは困難であったため
神宮の完成後、30年余り鳥居がない状態が続いていました。

鳥居の建造が課題となっていたが、1928年(昭和3年)に昭和天皇の即位式が行われるという慶事を前に平安神宮に鳥居を建設する話が本格化し、建築技術の進歩により、鉄骨鉄筋コンクリートで鳥居を建造することになったそうです。


1960年(昭和35年)大鳥居に屋根改修工事、塗装の塗替え工事が行われ
2002年(平成14年)8月21日付で、文化財として登録されました。
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京都国立近代美術館・日本画の巨匠「生誕110年を記念した 東山魁夷展」

2018年10月04日 | 美術館・博物館
京都では30年ぶりに開催される「東山魁夷展」に行きたいと思っていたので
今日、やっと心配した雨もほとんど傘の必要なく行ってこれました。


京都近代美術館 東山魁夷展の開催は
2018年8月29日(水)~ 10月8日(月・祝)なので
行けないかもと・・・半分諦めていました。(^^ゞ


右下の方が、日本画の巨匠「東山 魁夷 (ひがしやま かいい)」氏です。

右上の代表作「残照」から始まり、「冬華」昭和39年・「花明り」昭和43年
と、ウェブサイトで見た作品が次々と・・・
奈良・唐招提寺御影堂の障壁画は構想から10年を費やして完成したそうです。


そして一度は目にされていると思われるのが、図録の表紙になっている「道」


他の図録で置き場所がなくなり、もう買わないようにしていたのですが
どうしても欲しくなって買ってきました。

京都近代美術館の「生誕110年 東山魁夷展」のホームページは
こちらでご覧ください。
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「京都大学総合博物館・特別展&京都市考古資料館・特別展」のお知らせ

2018年06月11日 | 美術館・博物館


京都大学総合博物館
平成30年度企画展 京都大学文化財総合研究センター設立40周年記念
展示・文化財発掘IV 飛鳥~室町時代編

開催期間:平成30年2月14日(水)~6月24日(日)
開催会場:京都大学総合博物館
開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
休館日:毎週月曜日・火曜日(平日・祝日にかかわらず)
入館料:一般400円/高校・大学生300円/小・中学生200円

京都市考古資料館
平成29年度後期特別展示 旧石器~古墳時代編

開催期間:平成30年2月14日(水)~平成30年6月24日(日) 
開催会場:京都市考古資料館
開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで) 
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:無料

「─考古学からみた鴨東の歴史ー」の詳細は
京都大学 総合博物館 ←のホームページでご覧ください。
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京都国立近代美術館「ゴッホ展」

2018年03月11日 | 美術館・博物館

開催期間が3月4日(日)までだったので、ぎりぎりの3月2日(金)の
旧三井家下鴨別邸のあと、お昼を済ませてから行ってきました。

京都国立近代美術館の前では、入場券を購入する人で行列ができていたので
チョッと驚きましたが、入場券を持っていたので行列を横目にして入りました。

ゴッホの作品は幾つも見ていますが、今回はアイリスの咲くアルル風景」や
見たかった「寝室」などが展示されてました。
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NHK 公開講演会「ファン・ゴッホ 作品展に隠された日本」

2018年02月19日 | 美術館・博物館

NHK 公開講演会「ファン・ゴッホ作品展に隠された日本」に
行ってきました。(2018年2月5日 月曜日)

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大阪市立美術館 「デトロイト美術館展」では
(2016年7月9日(土)~9月25日(日))開催期間の間に
全作品を撮影できる日がありました。


その時に撮った中の一枚が、このゴッホの自画像です。

※ 追記 撮影可だったデトロイト美術館展の様子はこちらでご覧ください。

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ここからは、2012年にアルル(フランス)へ行った時に撮ったものです。
(講演会でお話を聞いていてアルルが懐かしくなり掲載します。)


● アルルの跳ね橋 (1888年) フィンセント・ファン・ゴッホ


実際のモデルとなった橋は、アルルの中心部から約3キロほど
南西の運河に架かっていたそうです。


● ゴッホ  アルル 「夜のカフェテラス」  1888年


店前に、大きく 「カフェ ヴァン ゴッホ」 と書いています。


アルルの伝統的な民族衣装を身につけた、アルル美人です!
これも、復活祭の時期だからこそ出会えたのですね~ (^^♪


ゴッホが療養生活を送った病院の入口です。


足元を見ると、ゴッホの姿が道標になっていました。


ゴッホ 「アルルの病院の中庭」 です。
いまの建物は、ゴッホがアルルで入院していた時のものではありません。

ゴッホの死後に、彼の遺作が高い評価を受けたことから、絵も見直され
建物にアーチ型の回廊や噴水など、ゴッホが入院中に描いた絵をもとに
して当時のままに復元されたものだそうです。


ゴッホが描いた絵のように、中庭には美しい花が咲いています。

建物には図書館などがあり、総合文化センターとして使用され
噴水の周りでは、音楽隊が演奏していました。

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京都国立近代美術館では、アルルの「黄色い家」でゴーギャンの到着を心待ちにしていたゴッホの寝室(1888年)ファン・ゴッホ美術館蔵、ジャポニスムの深化を示すアルル時代の代表作が展示されています。

開催場所:京都国立近代美術館 (岡崎公園内)
開催期間:2018年1月20日(土曜日)~3月4日(日曜日)
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