![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e4/09cce2a03270f65b0f80a608e24c0184.jpg)
山あい春色濃く 黄色いシャンデリア!?兵庫・丹波でミツマタ満開の記事。
私がミツマタを知ったのは、岩船寺で見た花がついていない木でした。
そしてミツマタの花を見たのは、訪問しているブログの写真からでした。
岩船寺(がんせんじ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/34/371a4ce714f633d300ca559dd7de36a5.jpg)
岩船寺は、京都府の南端の奈良県境に近い近い当尾(とうの)の里にあります。
写真は、秋季美術研究会に参加して特別公開されていた 「三重塔」です。
普段は入れない柵の中に入り、東の扉から正面の十六羅漢図と壁画(室町時代の作だとみられています)と、背面の「五大明王像」を見ることができました。
岩船寺のミツマタ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f7/f0392cb0e7dabba15ce8a667c49ee17f.jpg)
ミツマタは、その枝が必ず三つに分岐する特徴から
名前の由来になっていて、三枝、三又とも書きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f3/ee06aa47177cd8b76c63b5f56763443a.jpg)
春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つでもあるミツマタは
春を告げるように一足先に、淡い黄色の花を一斉に開くそうです。
名札には赤色と書いてあるので調べてみると、園芸種ではオレンジ色から
朱色の花を付けるのもあり、赤花三椏(あかばなみつまた)と呼ぶそうです。
ミツマタを原料とした日本の紙幣は、その優秀性を世界に誇っています。
現代の手漉き和紙ふすま紙は、ミツマタが主原料で和紙独特の柔らかさと
あたたかみのある作品にしあがるのだそうです。
●山里に咲く春の花
イワウチワ(岩団扇)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a6/2cc86147be82ee27c5c4a8bab3343da5.jpg)
春を告げるイワウチワは4~5月に咲くイワウメ科の花で
山地の林の中や林の縁、岩場などに生息する多年草。
茎先に花径3センチくらいの淡い紅色の花を横向きに1輪つける。
ショウジョバカマ(猩猩袴)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ac/e18d2873ffc9a9900029ff8f0dc84fe5.jpg)
ショウジョバカマも4~5月に咲くユリ科の常葉多年草。
山地の谷沿いや林野の湿ったところに咲く花で
10センチくらいの直立した茎の先に花を咲かせます。