
浣心亭の見える池の鯉・・・

「船屋形(ふなやかた)」が近くなってきました。

左に舟屋形が少し見えています。
その奥に見えるのは「浣心亭」です。

いま現在地まで来ています。

上画像の、現在地から見ています。

右に見える滝を見ながら・・・飛石を渡ります。

飛石を渡った所から振り返っています。
右に見える石段を下りてきましたが
左上にも道があり通れるようになっています。

舟屋形へは、この中を通っていきます。

大きな石で組まれています。

そして道が見えてきました。

石組のトンネルを通り抜けると(右側が池)・・・
保存のために移築された船屋形(重要文化財)

見たかった中の一つ「舟屋形」が現れました。

船屋形は、江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた『川御座船(かわござぶね)』の屋形部分だけが陸上げされたものです。
建造年代は、1682~1704年の間と推定されます。
昭和55年に保存のため移築されました。木造2階建、切妻造桧皮葺(きりつまづくり ひわだぶき)で内部は1階2階とも3室に分かれていて、前方より「床机の間」「上段の間」「次の間」となっています。
木部は内外とも全てを春慶塗(しゅんけいぬり)と黒漆塗に塗分け、長押(なげし)や垂木(たるき)の先には金箔を施した飾り金具を打つなど非常に華麗で繊細な造りとなっています。
現存する川御座船としては、国内で唯一のものです。
(昭和28年8月29日重文指定)

正面です。

反対側から撮りました。
この船屋形は明治初年、飾磨港付近にあった川御座船から取り外され、高砂市の民家に移築されて茶室として使われていた。1939年に牛尾健治氏(牛尾治朗ウシオ電機会長の父)に所有が移り、神戸市内の邸宅に移築。78年に牛尾家から神戸市に寄付され、現在の相楽園に移りました。
春と秋に、窓からのぞき込む形で内部を一般公開しているそうです。