昭和22年創立の町見中学校と伊方中学校の両校が51年の歴史を閉じて、
平成10年4月開校して誕生した新生伊方中学校。
伊方中学校の前身である伊方農業学校は、西宇和郡伊方村に、大正3年2月10日、郷土の先駆者佐々木長治氏によって、
財団法人佐々木愛郷会の事業として私財を投じ、私立実践農業学校として創立。
初代校長として大分県立農業学校長「小島喜作」を招聘した。
「本校ハ輓近漸ク興隆セル農業教育ノ時弊二鑑ミ真二徹底シタル農民教育ヲ達成セン為二設立セラレタルモノニシテ……」
と校誌にあるように、農学校を卒業しても就農せず、役人や教員・技術者になる者が多く、
この現状を憂えてのことであった。
授業料も徴収せず、また教科書・実習服等も貸与し、校長・教師が率先垂範の実践教育を行い、地域社会から注目された。
昭和19年、愛媛伊方農業学校と改称された。
更に昭和23年、愛媛県立川之石高等学校に合併された。
川之石高等学校園芸科の前身である。
岬人(はなんちゅう)
平成10年4月開校して誕生した新生伊方中学校。
伊方中学校の前身である伊方農業学校は、西宇和郡伊方村に、大正3年2月10日、郷土の先駆者佐々木長治氏によって、
財団法人佐々木愛郷会の事業として私財を投じ、私立実践農業学校として創立。
初代校長として大分県立農業学校長「小島喜作」を招聘した。
「本校ハ輓近漸ク興隆セル農業教育ノ時弊二鑑ミ真二徹底シタル農民教育ヲ達成セン為二設立セラレタルモノニシテ……」
と校誌にあるように、農学校を卒業しても就農せず、役人や教員・技術者になる者が多く、
この現状を憂えてのことであった。
授業料も徴収せず、また教科書・実習服等も貸与し、校長・教師が率先垂範の実践教育を行い、地域社会から注目された。
昭和19年、愛媛伊方農業学校と改称された。
更に昭和23年、愛媛県立川之石高等学校に合併された。
川之石高等学校園芸科の前身である。
岬人(はなんちゅう)