喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

日米国民交流・若手教員の米国派遣(平成15年度)  人生のターニングポイント 

2016-09-17 | 感動
 人生のターニングポイントとは、自分の考え方や価値観が大きく変える出来事のこと。
今から13年前の平成15年、日米国民交流・若手教員の米国派遣がそれにあたる。

 日米首脳会談(平成8年4月)による日米国民交流計画を推進するための取組。
 25歳から35歳までの若手教員をアメリカに派遣し、現地の学校での活動、ホームステイ、地域社会での交流活動を通じて、
1 日本とアメリカの若者の相互理解を深めること。
2 派遣された教員の国際的視野に立った見識を高めること。
3 日本の小中高校の国際化を推進するための中核となる人材を養成することを目的としたもの。

 派遣期間は、9月中旬から12月中旬までの3ヶ月間。
コロラド州、ミシガン州、ミズーリ州、バージニア州、ウィスコンシン州の5つの州に
それぞれ10名グループで派遣された。

 思いもよらないチャンスに心踊ったが、気になることが2つあった。
1つは当時入院していた祖母の容態のこと。
もう1つは、3歳の双子と6歳の息子を働いていた妻にまかせていかなければならないことだった。

 結局、妻の後押しもあり、6月の筑波での研修を終え、9月から3ヶ月間のアメリカ研修に行くことになった。
出発したのがまさに13年前の今日9月17日。

 こんな長い出張は初めて。
上司の竹崎校長先生から大きなキャリーバッグをお借りした。
 重たいキャリーバッグを引っぱり、朝早い二名津口のバス停から松山空港、
そして集合場所の成田空港へ向かう。




 離れる家族のことを思うとすごく寂しい出発だった。
3歳の双子の娘たちはたぶんしばらくの別れの意味を分かっていなかっただろう。
きっと明日にでも家に帰ってくるような思いでいたのではないだろうか。

 6歳の息子には、じっくりと言って聞かせ、夏休みの終わりには双海町の海水浴場でおもいっきりいっしょに遊んであげた。
出発の朝、ニッコリと笑顔で「行ってらっしゃい」と見送ってくれた妻は、すばらしい。
心から感謝している。
 同じ住宅の上の階に住んでいた妹には、留守中たいへんお世話になる。


 成田空港に着いた頃には、気持ちも切りかえられ、やる気がわいていた。
たくさんの交流を行い、友をつくりたい。
いろいろなことを吸収して帰ってきたい。

 「Think Globally、 Act Locally」
この経験がもとになり、地球規模で考え、足元から行動するという礎を築き始めることになった。


                       岬人(はなんちゅう) 

 

 


佐田岬の朝焼け

2016-09-17 | 佐田岬の風景
 朝焼けと夕焼け。
どちらもそれぞれの趣があり美しい。

 台風が接近中だが、今朝は朝焼けが見られた。
 
 高校1年生の娘たちがテニスの新人戦に行くため、
朝6:30分三崎高校に送っていったときのもの。

 対岸の釜木の尾根がオレンジ色に染まり、
グラデーションのように空に広がっていく。





 今日は1日バレーボールの部活動。
そして夜は飲み会。

 いい一日になりそうだ。

             岬人(はなんちゅう)

 

佐田岬の十五夜お月さま

2016-09-17 | 佐田岬の風景
 毎年この時期楽しみにしていることがある。
それは中秋の名月。十五夜お月さま。

 ただし今年は、台風が近づいていて、天気があまりよくない。
昨夜の月。



 雲が空を覆い、ときおり月が顔をのぞかせる。


 「お月見をすると言われている十五夜は、「中秋の名月」とも言われています。
十五夜は満月を意味していて、新月と呼ばれる月が出ないときから満月になるまでおよそ15日ほどかかることから十五夜と言われています。
 空が澄んで特に美しく晴れ渡る空が見えるのが9月中旬〜10月上旬といわれ、
この時期に出てくる満月を十五夜または中秋の名月といいます。

〇 この十五夜はいつから始まったのでしょうか??(゜o゜)
お月見が始まったのは平安時代までさかのぼります。
江戸時代に入って、月は作物が月の満ち欠けと一緒に成長していくことから縁起がいいものとされていました。
そのことから十五夜は秋の収穫を喜び感謝する祭りとして今に至ります。

〇 それでは2016年の十五夜はいつなのでしょうか?
2016年の十五夜は9月15日(木)です!!
 十五夜は旧暦8月15日のことを指していますが、新暦と旧暦とではズレが出るので毎年十五夜の日は変わりますよ。

〇 十五夜は満月を意味しているので、毎年満月なのではないかと思われるでしょう。
実は十五夜はいつも満月ではありません!
 十五夜と満月は毎年1日ほどずれていることが多いのです。
 2016年で言うと十五夜は9月15日ですが、満月は9月17日となっています。
 新月から満月へとなる周期が14日〜16日とブレがあるからなんです!
                        shittoku.xyz より」


 中秋の名月、十五夜は、9月15日(木)でもう過ぎてしまった。
ただし、満月は17日(金)の今夜。
 月がきれいに見える田舎の夜を楽しもう。
 
                       岬人(はなんちゅう)