喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

自由と平和を愛する伊方中学校の文化祭

2016-11-05 | 社会
 文化とは、自由と平和を愛すること。
文化に関するイベントを文化祭という。

 1週間前の10月30日に伊方中学校の文化祭が行われた。
オープニングは、吹奏楽部の演奏。


 さすが愛媛県吹奏楽コンクールで金賞をとっただけのことはある。
観客を魅了することが上手。

 続いてクラス対抗合唱コンクール。


 さすが3年生ともなるとハーモニーが美しい。


 総合的な学習の時間で学んだギター演奏。


 涙を誘った「鹿屋・知覧特攻物語」




 全校生徒で取り組んだ巨大モザイクアート。
今年とても輝いていた福原愛さん。


 工夫が見られる展示物。


 修学旅行の一コマを劇で演じている。






 ミュージカル「キャッツ」


 大勢の保護者やお客様の中に、喜久家プロジェクト活動中の若者たち。
右から、ジョー、ルーセン、シュー、ゴー。



 そして午後からは、ワカゾーライブ。





 子どもたちの自由な発想。
それが生活を豊かにし、平和な世の中につながる。
 佐田岬から発信してきたい。
           
          (はなんちゅう)

文化の日の由来

2016-11-05 | 社会
 先日11月3日は国民の祝日である『文化の日』
その由来を調べてみた。

「orange情報舎より」

 その趣旨は次の通りです。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」
ではなぜ11月3日が文化の日になったのでしょうか。

 この11月3日は1946年に日本国憲法が交付された日。
そしてこの日本国憲法は平和と文化を重視したものであるため
『文化の日』として国民の祝日に制定されました。

 ちなみに日本国憲法が施行された5月3日を記念して制定された祝日が『憲法記念日』です。

 しかし実はこの文化の日という名称もその趣旨も本来の意味とは全く関係の無いものなのです。
この11月3日は元々明治天皇のお誕生日であった『明治節』と呼ばれる祝日だったのです。
 
 明治天皇が崩御(天皇がお亡くなりになる事)された後、
明治天皇のお誕生日であった11月3日を祝日にしたいという国民の声が非常に多かったために
『明治節』という祝日になりました。

 しかし日本が先の大戦で負けた後、GHQは日本の弱体化を狙い
天皇や神道に関わるものを徹底的に排除しようとしました。
 そして『明治節』も廃止されてしまうのです。

 ですが、明治天皇の『明治節』はどうしても残しておきたいという意図が日本政府にあったため、
日本国憲法の公布を意図的に11月3日にして、それを祝日にしたと言われています。

 つまり形式上は日本国憲法の公布日を祝ったものなのですが、
明治節の趣旨こそが11月3日の祝日の本来の意味なのです。


 
 なるほど。
 明治という時代は、日本が近代国家として歩み始めた時代。
様々な困難と苦労があった。
 今は、その延長線上にある。
 先人たちの足跡を知ることは、とても大切なことだ。

                岬人(はなんちゅう)





愛媛県立農業大学校で行われた大盛況の収穫祭

2016-11-05 | 農業
 息子は将来ふるさとの平礒で農業を営むことを思い描いている。
今時の若者にしては、めずらしい。

 だが、農業に夢があるのはまちがいない。
世の中の様子をみてもそう感じる。

 そんな息子が進路として選んだのが、松山市にある愛媛県立農業大学校。
今、女子学生も多くなり、かなりの人気。


 11月3日が収穫祭ということで、妻が様子を見に行った。



 門を入って大きなやぐらが組まれている。
そこに掲げられたしびれる言葉。
「学び育てて 技術を磨く、それが我らの農業人生」 
 まるで生き方そのものの心意気を感じる。


 各テントには、学生さんが作ったとびっきりの農産物が、安い値段で販売されている。
今、野菜の値段が驚くほど高い。
それなのに、ここでは驚くほど安い。そしておいしい。 
 じょうぶできれいな花の苗はあっという間に売り切れるらしい。

 北海道の士別からも直送された農産物が安く売られている。


 この行列は?


 何と、大根抜き体験。


 子どもたちに大人気。
食育としてとても大切な一面だ。


 息子が餅をついている。


 農大の実習田で収穫された米で餅をつく。


 背負っている言葉は、
「愛媛産には愛がある」
念ずれば花ひらくなどの詩人として有名な坂村真民さんの書。
 農大生たちの農業に対する誇りだ。

 かぶっている黒い帽子は、有名な愛媛の農機具メーカーISEKI(井関)。
その誇りに満ちた帽子がかっこよすぎる。


 そしていよいよついた餅の餅まき。


 こうして収穫祭は大勢のにぎわいで大盛況だったようだ。
息子の姿も生き生きとしていた。

 農業には、人を育てる力がある。
農業には、夢がある。


           岬人(はなんちゅう)