喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

四国最西端の三崎中学校、赤十字活動を積極的に取り組んでいます

2019-05-25 | 社会
 知っているようで、案外知らないことが多い赤十字について。
赤十字は、世界的な組織で、その支部は全国の都道府県にあります。 

 愛媛県支部の活動としては、昨年の7月豪雨災害救護活動、救急法・健康支援、
講習会の普及、血液事業、保健・医療活動、赤十字奉仕団の活動等、多岐にわたります。



 中学生としては、青少年赤十字の活動が主なものです。
「健康、安全」、「奉仕」、「国際理解、親善」という実践目標のもと、
子どもたちが自ら
「気づき、考え、実行する」という力を育めるよう努めています。

三崎中学校では、環境美化活動、平和学習、気仙沼市立大谷中学校との交流、
メイク・ア・ウィッシュ、高齢者や幼児との交流、保健活動等、たいへん盛んに行われています。




「青少年赤十字の掲示物」

 赤十字の歴史は、今から150年前。
 スイス人実業家のアンリ―・デュナンが、1859年(江戸時代末)仕事の関係で、
イタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノの近くを通りかかりました。
 そこで見たものは、15時間で4万人の死傷者が出るという悲惨な状況。
デュナンはすぐに町の人々や旅人たちと協力して、両陣営の傷病兵を差別なく救護しました。

このときの強烈な体験がもととなり、世界各国に救護のための世界的なルールづくりの必要性
を提案し、大きな反響がありました。
 それを受け、1864年にはスイスのジュネーブ条約で救護組織に関する国際的な取り決めがされ、
国際赤十字組織が誕生することとなりました。

 その貢献が認められ、デュナンは第1回ノーベル平和賞を受賞しています。

 このような歴史も青少年赤十字の登録式のときに学びました。

 まさに、三崎中学校の教育目標
「個性のはっきりした教養ある国際的日本人の育成」
に向けた取組がなされています。

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