僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

高楊枝

2011-07-13 | Weblog
パクリ疑惑、というか間違いなくパクリである中国版新幹線。
早速故障したらしいが、中国鉄道省の幹部はそんなことは全く意に介さず、日本の新幹線を支援するため「関連技術を提供したい」とまで言っているそうな。
日本人から見ると、盗人猛々しいなんて言葉では全く及びもつかないあつかましさも、中国の人にとっては当たり前のことで彼らの文化なので、二者の言い分だけでカタがつく話ではないが。

中国は、今や経済的に日本にはなくてはならない国になってしまい、何かというと日本は足元を見られている。故意に船をぶつけられても、やれレアアースだ人質だと言われても、経済のことを考えるとどうにも従わざるを得ない状況だ。

だから、考えるべきはプライドなんだと思う。
技術は売ってもいい。盗まれてしまってもそれはもっと高い技術を開発することで取り返せる。でもプライドは一度売ったら取り返すことは限りなく難しい。

「武士は食わねど高楊枝」
武士は、たとえ貧しさで物が食えなくても、満腹を装って楊枝を使った。生活に窮しても不義を行わない気位の高さを誇った。

日本のトップの方々にこう申し上げたい。
「楊枝を咥えて欲しいとは言いません。でもせめて白旗を咥えるのだけはやめていただきたい」と。