僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

あってもなくても金メダル

2012-07-31 | Weblog
オリンピックとなれば、どうしてもメダルの色の話になる。
選手たちが金メダルを狙うのは当然だし、国民がそれを期待するのも当然で、金メダルが取れれば、それはそれで何よりである。
でも私は、金メダルに値するもの、すなわち、その人の生き様が見せてくれる感動が大好きである。

柔道の平岡選手は銅メダルだった。当然、金を狙っていたので悔しかったと話をされていた。でもその後の彼の話に私はいたく感動したのだ。

―今何をしたいか?
オリンピック準備で結婚式を挙げられていなかったので、結婚式を挙げてやりたい。
それから、次の日出場する海老沼選手が金メダルを取れるように全力でサポートしたい。

悔しくて悔しくてたまらなかっただろう。でも、その心境にあって、この思いやり。

メダルなんか何色でもいい、別になくてもいい。オリンピックの本当の金メダルは、人に賞賛され、尊敬される人間性に対して贈られるものだと思う。

平岡選手は間違いなく金メダルを取った。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿