コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

海の方は?

2007年04月23日 | 野山
石狩湾の方はどうかしら?('07.4.23)


札幌市は海に接していません。
札幌市の中央を流れる豊平川は江別市の北の石狩郡当別町付近で石狩川に合流し、石狩川として石狩湾に注ぎます。
そこは石狩市(H8年9月市制施行)になります。石狩市の西側は小樽市に接します。
ということで札幌市は石狩市と小樽市に遮られて海に接しないわけです。

自宅から直線距離で約 20 km の早春の海側はどんなもんかいなと、でかけてきました。


石狩川河口の「はまなす公園」から見た樺戸山地の山です。
三つの山群に別れて見えます。
左は別狩岳(666 m)、中央は神居尻山(948 m)、ピンネシリ(1100 m)、待根山(1002 m)、右は隈根尻山(971 m)ではないかと思いますが自信はありません。


「喜びも悲しみも幾歳月」(木下恵司作詞作曲)の碑。
♪俺ら岬の~ 灯台守は~ ・・・♪ という歌は、全国から有人の灯台が消えてしまった今、歌を知っている人も少ないでしょう。
背景は石狩灯台です。
夏になったらハマナス満開になるので見に行きましょう。
ハマナスの他にもタチギボウシ、エゾスカシユリ、エゾリンドウなどなど色々咲きます。
山の花もいいですが、こんなところもいいですね(なにより行くのが簡単)。


樺戸山地のず~っと左には、石狩湾を越えて奥の方に増毛の山々が白々と見えます。
遠いせいもあって、どれが暑寒別岳だかよくわかりませんでした。


砂浜では釣り人がちらほら。
釣っているのはカレイかしら?


石狩河口橋近くの、矢臼場のミズバショウはもうこんなに咲いています。去年より一週間ほど早いと思います。
ここは「マクンベツ湿原」といいます。


再び樺戸山地を。
厚田の近くからの様子です。
雪が消える頃は山菜採りの時期でしょうか。

西岡水源地

2007年04月23日 | 野山
'07.4.22 の西岡水源地


春まだき、といったところ。

ここは自宅から南南南西(ほとんど真南)に直線で約 13 km の位置にある西岡公園の一部、っていうか面積的には多くを占めています。
自宅からは、231号線(石狩街道)、5号線、36号線(千歳街道)を経て、札幌ドームの手前から82号線に入って西岡公園駐車場に入ります。
1.5 km 程手前は観光客御用達の羊ヶ丘展望台になります。

この池は明治期に旧陸軍の水道施設として月寒川をせき止めて造られたのだそうです。
従ってこの池の上流側も下流側も月寒川です。水源は陸上自衛隊西岡演習場の中になります。
なお、札幌市の水源は豊平川上流の豊平峡(ほうへいきょう)ダムと定山渓ダムになります。

池の周りをぶらぶらと小一時間散歩してきました。
池にはマガンや鯉、ウグイが見えます。
樹間では例によってアカゲラ、コゲラ、ゴジュウカラなどが遊んでいます(ホントは必死で餌探し?)。


池の全体像                          池からは小川が流れ出しています。月寒川が再現するわけです。


こちらは上流側。木道が整備されています。



周辺にはまだ残雪があります。                 キツツキがほじくり返した痕(これだけほじくれるのはクマゲラ?)


ぐるっと回ってきた対岸のシラカバ林。             ミズバショウが咲いています。

キタコブシはまだでした。

次回予告
'07.4.23 の石狩浜と矢臼場(マクンベツ)散策