もっとも、町場では季節感のないスーパーでのお買い物になってしまいますが。
もとはといえば、野山から直接頂戴する知識を持てなくなったせいなんですが。
子供の頃に町場で育ってしまうと、何が食べられて何を避けなければならないか憶える機会がないんですね。
ワタシは時代のせいもあって決して町場育ちではないのですが、千葉と札幌では育つ植物がとても違うのです。
いくら30年で5℃の平均気温上昇があって、今の札幌の気温が30年前の新潟のそれと同じだといってもね~。
発寒緑地公園にもマメリンゴの木があり、春には花が、秋には実を楽しめます。
でも真っ赤な実は誰も採ることなく地面に落ちるにまかされてしまいます。
塩漬けにして食べたり、果実酒にできるそうなんですが・・・。
野山で得た収穫を食べるためには家族の興味にもよりますね。